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No.6937 四國健商 高知鍋焼きラーメン

No.6937は高知県の四國健商、高知鍋焼きラーメン。実際の製造は鹿児島のヒガシマル。鍋焼きラーメンは高知県須崎市の名物料理で、土鍋の器に生卵・鶏肉・ちくわ・ネギ等を入れて煮込んで提供される(私は店舗で食べた経験無し)。パッケージの中心に堂々と鎮座ましまするキャラクターは須崎市のマスコットである「しんじょう君」、二ホンカワウソだって。

ウチは先日台所のオール電化を行った際に古いIH非対応の土鍋を全部処分してしまったため、今回は小さなフライパンで麺をゆで、丼に移さずにそのまま食べることとした。またウチの試食としては例外的に生卵を落として調理した。やっぱこれが無いと鍋焼きの雰囲気が出ないからなあ。

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No.6936 マルちゃん 汁なしうま辛担々うどん

No.6936は東洋水産、マルちゃん 汁なしうま辛担々うどん。湯切りが必要な汁なし麺。和風のうどん麺に中華風の担々味という折衷製品。今年3月の発売だが特に期間限定とは謳われていない。

わたくし事だが今日二回目のワクチン接種を行った。周りの人の話では二回目に調子を崩すことが多いようなので、食べ物や薬を買い込んで体調の急変に備えている。ということで、今日のBlog更新はアッサリ薄味にします。約半日経過して今のところ発熱や倦怠感等特に無し。一回目より腕が痛むな。

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No.6935 日清食品 チキンラーメンの油そば

No.6935は日清食品、チキンラーメンの油そば。フタの黄橙縞模様パッケージから見ても紛れもないチキンラーメン一族に属する製品であるが、湯切りを必要とする汁なし麺であるのが特徴的。さらに普通なら捨てるであろう湯切りの残り湯をスープとして飲ませるようになっている。

マルちゃんのやきそば弁当も湯切りの汁を使ってスープを作るけれど、あれは別添の粉末スープを戻し湯で溶くことでスープとして供するのに対し、今回の品は最初から麺に付着している調味成分が溶出した戻し湯をそのままスープとするもの。こんなやり方は初めて見るが、手間が掛からず楽なのは良いと思う。なお湯切り後に別途タレを麺に絡めて最終的な味付けをする。

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No.6933 マロニー スープマロニーちゃん うま辛担々味

No.6933はマロニー、スープマロニーちゃん うま辛担々味。No.6913で姉妹品の鶏ダシたまごを紹介している。富山・岐阜・静岡以西でのみ販売され、関東以北ではまだ幻の製品といえる。

No.6913鶏ダシたまごを食べた際は出しゃばらない控えめな味であり、お弁当やおにぎりに添えるお伴としてのおつゆ代りに丁度いいと思った反面、これだけで一回分の食事とするにはあまりに頼りなく、極端なダイエット食か病人食止まりだと思った。だが今回の品は製品名に「うま辛」とあるように、もっとガンガン主張してくるのでは、と期待する。

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No.6932 明星食品 麺神カップ 極旨辛豚味噌

No.6932は明星食品、麺神カップ 極旨辛豚味噌。袋版の麺神を過去二回紹介しているが、今回は縦型のカップ版。袋版の味噌は味の名称が「旨 味噌」だったのがカップ版は「極旨 辛豚味噌」に若干パワーアップしている。

袋版は鍋で七分もゆでることによって並外れた迫力を持つ太麺を実現していたが、今回は熱湯を入れた後五分の放置で、温度的にも時間的にも大きく不利な湯戻し環境。さらに袋版は液体と粉末のWスープだったのに対しカップ版は粉末スープ+調味油と簡略化されている。この不利な状況下でどこまで袋版に近付くことが出来るか?というのが最大の興味である。

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No.6931 徳島製粉 金ちゃん飯店焼豚ラーメン

No.6931は徳島製粉、金ちゃん飯店焼豚ラーメン。1982年に発売されたレトルト具入りの高級即席麺。関東以北での入手は困難で、ウチとしても15年ぶりの試食となる。

▲珍しいフリーズドライ麺の金ちゃん飯店
(1980年中頃、複数種類あり)

1980年代初頭は第一次高級カップ麺ブームがあり、レトルトの具+フレーズドライの麺が売りとなる八ちゃん飯店焼豚ラーメン(横山製麺工場:2006年に廃業)なんてのも競合品だった。実は徳島製粉も1983年にフリーズドライ麺のための設備を導入してこの金ちゃん飯店焼豚ラーメンにも適用した時期がある(1989年に廃止)。

レトルト具付きの即席麺は日本ではあまりメジャーではないが、台湾では一つのジャンルとして確立し、複数の会社が製品を出している。

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No.6930 寿がきや食品 全国麺めぐり 富山ブラックラーメン

No.6930は寿がきや食品、全国麺めぐり 富山ブラックラーメン。製造は加ト吉水産。

▲2009年版。外観は大して変わっていない
製品名が暗いのは撮影が下手だったから

寿がきや食品が富山ブラックのカップ麺を出したのが2009年で(このときはまだ「全国麺めぐり」というサブタイトルは無かった)、即席麺業界でもかなり早い方だった。それ以降も継続的に販売を行ない、富山ブラックの認知度を上げるための一翼を担っているといえよう。寿がきや版が出てすぐに私にとっての初富山ブラック経験をしたところ、スープの色と味にえらくビックリしたものだった。その体験以来12年ぶりの試食となる。

競合は短期で終売になるか揚げ麺で購買層が違うものが多いのだが、凄麺の富山ブラックは値段を含めてガチの対決になりそう。

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No.6929 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 富山ブラック

No.6929はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 富山ブラック。黒い醬油味のスープと黒胡椒の刺激が特徴のご当地ラーメンを再現した製品。北陸地方は他のご当地ラーメンの話題をほとんど聞かないため、この富山ブラックの知名度だけが突出している印象を持っている。都市名+色名、という判りやすい単語で構成されているので覚え易くて親近感が湧きやすいという面もあるのだろう。

カップ麺における富山ブラックは寿がきや食品が2009年から継続的に販売し続けているのに対し、今回の凄麺は2016年の発売である。実は次回No.6930では寿がきや食品を試食し、新興勢力 vs 老舗という構図での比較を行う予定。

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No.6928 マルタイ 北海道 札幌味噌ラーメン

No.6928はマルタイ、北海道 札幌味噌ラーメン。No.6439で姉妹品の旭川醤油ラーメンを紹介している。さてマルタイといえば本社は福岡県の福岡市、生産工場も福岡県と佐賀県、あとは九州内のサンヨー食品関連会社であり、九州濃度の高い会社である。それが北海道の札幌だと?

うちの即席麺試食データベースにはマルタイ製品が123件登録されているのだが、この中で味噌味のものは今回の品を含んで3件しかない(豚骨味噌は除外)。ということは、マルタイは味噌スープの経験に乏しく、稀に手を出すと不慣れで妙な味や香りがしてしまうではないか?と危惧してしまう。北海道なんかに色気を出さずに地元だけを見てりゃいいのに・・・

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No.6927 ハウス食品 しあわせの激辛 ラーメン

No.6927はハウス食品、しあわせの激辛 ラーメン。ハウス食品の即席麺業界への参入は大手としては遅かったが、昭和50年代には多くのヒット商品を連発して全国的に高い知名度を誇った。しかし平成以降は縮小傾向となり、現在うまかっちゃんシリーズと好きやねん以外の製品は根絶した。

シャンメン、たまごめん、楊婦人、本中華、王風麺、つけ麺等

▲五個パック外観

今回の品は久々のうまかっちゃんではない即席麺。「しあわせの激辛」がシリーズの名称で、ラーメンの他にカレー・麻婆豆腐・パスタソースからなる激辛製品群。現在のところ店舗での販売は行わずに限られた通販のみで購入可能。Webサイトトップページからダイレクトに製品情報に飛べず、何となく及び腰というか実験的な製品なのかな?と思ってしまうよ。

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