カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6194 ヤマダイ ニュータッチ 下町の来々軒 煮干中華そば

No.6194はヤマダイ、ニュータッチ 下町の来々軒 煮干中華そば。下町と名乗るだけあって比較的庶民的な位置付けの製品。

「下町の来々軒」という名前は決してヤマダイの主流派ではないけれども随分と昔から続いているもので、i-ramen.netの履歴でも1997年以前のコレクションで既に登場している。

というのも1997年以前は試食品の日付管理をしておらず、昔のカップ麺はシュリンク包装のフィルムに賞味期限が印字されているものが多かったため、食べた全てのフタを保管しているにも関わらずいつ頃の製品かを特定することができないのだ。

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No.6193 まるか食品 ペヤング 塩ガーリックやきそば

No.6193はまるか食品、ペヤング 塩ガーリックやきそば。ペヤングのにんにくといえばNo.6006で紹介したにんにくMAXが私にとっての忘れられない逸品となっていたのだが、残念ながら発売から四ヶ月程度で終売になってしまい、うたかたの夢と化してしまった。嗚呼にんにくMAXと過ごした楽しい日々はもう返ってこないのか。

そんな折に再度にんにくをフィーチャーした今回の塩ガーリックが発売。う~んにんにくMAXのおどろおどろしい雰囲気のパッケージと比べてカラフルだしアッサリすっきりしており、老若男女だれでもウエルカムと手招きしているように見えるな。まるか食品には中度半端な製品は出して欲しくないのだが。

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No.6192 東洋水産 マルちゃん 麺ダイニング ちゃんぽん

No.6192は東洋水産、マルちゃん 麺ダイニング ちゃんぽん。姉妹品のワンタンン醬油をNo.6098で試食しており、このときに食べた感想はオープン価格で揚げ麺の安い製品なのに待ち時間が5分と長く、食べた印象もふっくらした丸断面の麺であまり醬油味のラーメンには似合わない、正直に言えばかなりの違和感を持ったのだ。

そこで私は一つの仮説を立てた。この醬油味のふっくら麺は姉妹品のちゃんぽん(今回の試食品)と同じパーツを流用することで個性の演出と強いブランドイメージの確立、そしてコストダウンを図ろうとしているのではないか?と。そして今、この疑問が解き明かされる時が遂にやって来た!

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No.6190 日清食品 日清 貫禄の逸品 揚げ玉そば

No.6190は日清食品、日清 貫禄の逸品 揚げ玉そば。2015年9月の発売で、オープン価格ながら麺90gの大盛りサイズ。しかしこの製品はもう日清食品のWebサイトには載っておらず終売になった模様。代わりに「デカうま」シリーズなるものがこの2月に発売され、これが貫禄の逸品およびデカブト・デカヤキをまとめた廉価版大盛りシリーズの統一ブランドとなったらしい。

今回の品は税抜78円という破格値で購入したものだが、きっとシリーズ終焉で在庫一掃するための特売だったのであろう。

しっかし貫禄の逸品かあ~、自信過剰のすんごい製品名だな。これが78円で投げ売りされていたことにモノのあはれさを感じるよ。まあ所詮揚げ玉じゃあ貫禄もつかないか。

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No.6189 サンヨー食品 サッポロ一番 ソラノイロ監修 ベジソバ

No.6189はサンヨー食品、サッポロ一番 ソラノイロ監修 ベジソバ。ファミマ系限定販売とのこと。名前からして野菜を主体とした製品であることが伺えるが、パッケージの全周を見渡してもどこにも「ラーメン」という言葉が出てこない。そんじょそこらのラーメンとは一緒にしないでくれたまえ、というプライドがそこはかとなく漂ってくるようだ。

麺には全粒粉が5%混ぜてある。最近日清食品が麺職人などで全粒粉入りの製品を出してきているが、サンヨー食品もこの流れに乗るのかな!?(今回の製品が初めてじゃあないみたいだけど)

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No.6188 エースコック スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン

No.6188はエースコック、スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン。大塚食品のボンカレー50周年及びスーパーカップ30周年のタイアップ製品とのこと。

しかし!この企画には大いに異議アリで、ボンカレーの50周年はあくまで1968年2月に発売された(ゴールドではない)ボンカレーであって、ボンカレーゴールドの発売はそれより10年遅れの1978年。今回の品はボンカレーゴールドと称しているし、パッケージもゴールドと同じ暖色系同心円グラフィックなのでこれを使うなら40周年と言うべきであり、50周年を名乗るならゴールド抜きで松山容子版のパッケージにしてほしいと思う。

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No.6187 東洋水産 Maruchan QTTA バーベキューチキン味

No.6187は東洋水産、Maruchan QTTA バーベキューチキン味。このシリーズはカップのフタがみんな製品名に由来する「Q」の字を模した形になっている。で、右下のヒゲ部がふっくらしたベロの形になっており、なんだか既視感があるなあ・・・と発売以来思っていた。

でも判ったぞ!これは「オバケのQ太郎」のQでありベロである。そしてオバQといえば小池さん:(たぶん)世界初の即席ラーメン好きキャラクター。だからこの製品はおいしいに違いない、という誘導がさりげなく張られているのだ!

オバQのアニメといえば白黒、今でもオバQ音頭が歌える、なんて世代の人だったらこの珍説に同意してもらえるんじゃないかな?

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No.6186 エースコック シュリンプヌードル 東北地方限定販売

No.6186はエースコック、シュリンプヌードル。東北地方限定販売。発売は1973年6月で、前回紹介したNo.6185カレーヌードルより三ヶ月遅れて登場した製品。これも当初は全国で販売されていた。

日清食品カップヌードルが1971年9月に発売され、その後大手メーカが初めて出した正面から衝突する競合製品がこのシュリンプヌードルだったといえる。(カレーヌードルは傍流だと考える)

カップヌードルにすかさず追従したのは知的財産の概念に疎い比較的小規模なメーカであり、即座に日清食品から特許や商標権で攻撃されて儚く散っていったものもある。一方エースコック以外の大手である明星食品・東洋水産・サンヨー食品が周到に準備された戦略的カップ麺を発売するのは翌1974年になってからのことだった。

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No.6185 エースコック カレーヌードル 東北地方限定販売

No.6185はエースコック、カレーヌードル。東北地方限定販売。1973年3月の発売で、エースコック初のカップ麺でもある。当初から固型ルウを使い続けてきており、その後競合が粉末スープのカレーラーメンを発売しても独自性を保ち続けた。なお当時のエースコックはやはり固型ルウを使った袋のカレーラーメンを販売しており、同社の伝統芸とでも言えるものである。

色使いこそ派手になったものの発売当初から製品名の書体は変わっていないようで、1970年近辺のサイケ調グラフィックがいまの時代にはむしろ目新しく感じる、かもしれない。

昔は全国販売されていたが、今は東北地方限定であり、パッケージ側面には各地のゆるキャラ6体がプリントされている。

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No.6183 明星食品 銀座デリー監修 スパイシーマサラカレー焼そば

No.6183は明星食品、銀座デリー監修 スパイシーマサラカレー焼そば。このシリーズは結構お気に入りなのだが、過去二種類発売された焼そばとは縁が無かったのか未試食で終わり、今回初めてデリーの焼そば体験をすることとなった。

この銀座デリー監修シリーズで興味深いのは、汁ありのラーメンはノンフライ麺なのに焼そばは揚げ麺を採用していること。まあラーメンの場合もあんましノンフライっぽい食感ではなかったかし、あくまでスパイスが主で麺は従という感じでもあったからあまり方式に拘る必要なないのかもしれない。ただ油揚げ麺だからカロリーは多めで700kcalオーバーだよ。

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