カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6248 日清食品 ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺


No.6248は日清食品、ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺。発売は今年の3月だが、これからの暑い時節に良さそうな刺激系の製品である。本製品が「汁なしラ王シリーズ」の第一弾だそうで、今後もいろいろなバリエーションが出てくるのであろう。

角度を変えただけといえばそれまでだが、お湯を入れる際にフタをめくる限界位置の目安線が斜めになっていたり、湯切り口が奥ではなく右側にあったり、ちょっとヒネリのあるデザインになっている。湯切り口を剥がして除去しても調理参考写真の箸で麺をすくい上げた頂上部が残るので、食欲や期待感を維持できるという効用がある、かも?

続きを読む No.6248 日清食品 ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺

No.6244 キャメル珈琲 KALDI Sopa de Ajo スペイン風ガーリックスープラーメン

No.6244はキャメル珈琲、KALDI Sopa de Ajo スペイン風ガーリックスープラーメン。KALDIの縦型カップ麺の常套で製造は千葉県のカナヤ食品。ここはサンヨー食品やエースコック(この二社は提携関係にある)の製品を生産しているところ。またパッケージには「この商品は株式会社キャメル珈琲とサンヨー食品株式会社の共同開発商品です」と書かれている。一方でバーコード数字の企業項はサンヨー食品のものになっている。同じKALDIブランドでも菊水が作る袋麺だとキャメル珈琲なんだけどね。この辺は各企業の力関係や主導権のありようが滲み出てくるようで面白い。(ってだいぶ前にもこのネタを使ったんだけど、きっと殆どの人は覚えてないだろうからまあいいか)

続きを読む No.6244 キャメル珈琲 KALDI Sopa de Ajo スペイン風ガーリックスープラーメン

No.6243 大黒食品工業 マイフレンド あっさりスープで食べやすい鶏だし塩ラーメン


No.6243は大黒食品工業、マイフレンド あっさりスープで食べやすい鶏だし塩ラーメン。姉妹品のあっさりスープで食べやすい鶏ガラ醤油ラーメンをNo.6001で紹介している。あと未試食だがあっさりスープで食べやすい合わせ味噌ラーメンという製品もある。あいかわらず長い名前だなあ。まあBlogを書く上で文字数を稼ぎやすく見栄えがするから良しとしよう。

商品流通の現場においてこの製品名をフルネームて呼称しているとは考えにくいのだが、律儀に「すみません、マイフレンドのあっさりスープで食べやすい鶏だし塩ラーメンを10ケース発注お願いします」なんて言うのだろうか?

続きを読む No.6243 大黒食品工業 マイフレンド あっさりスープで食べやすい鶏だし塩ラーメン

No.6239 ヤマダイ ニュータッチ 凄麺 長崎ちゃんぽん


No.6239はヤマダイ、ニュータッチ 凄麺 長崎ちゃんぽん。凄麺のちゃんぽんなんて今までにあったっけな?と思って購入。ヤマダイは茨城の会社だからか今まであまり九州系のラーメンには深入りしてこなかったような印象を抱いていたので、ちょっと珍しさを感じたもの。

i-ramen.netデータベースを調べてみたら、凄麺約50種類のうち博多などの九州を連想させるような文言を含む製品は3件しか引っかからなかったよ。凄麺は九州に弱い!なんて言わせておいていいのか!?(そんな失礼なことを言うのは私だけ?)

続きを読む No.6239 ヤマダイ ニュータッチ 凄麺 長崎ちゃんぽん

No.6237 トヤマフーズ 秋田十文字中華そば


No.6237はトヤマフーズ、秋田十文字中華そば。トヤマフーズといっても所在地は富山ではなく秋田県横手市。社長が外山(とやま)さんという名前の方だそうな。主に袋の生麺を生産する会社のようで、即席麺の領域には今回の製品しか無いみたい。

当初観光土産的なご当地ラーメンだからきっと製造は渡辺製麺さんじゃないかな?と思ったが、よく見るとパッケージの作りが他社に類を見ないような構成であり、どうもメジャーな企業への生産委託品ではないようだ。この製品のことを調べてみてもメディアへの露出が殆ど無く生産規模はうんと少ないと思われるので自社製造というのは考えにくいなあ、と思ったのだが中の説明書きには「製造者 トヤマフーズ株式会社」と書かれていた。

続きを読む No.6237 トヤマフーズ 秋田十文字中華そば

No.6233 まるか食品 ペヨング 激辛やきそば

No.6233はまるか食品、ペング 激辛やきそば。兄貴分のペング激辛やきそばは2012年2月の発売でその過激な刺激は衝撃的であったものの、どうせ話題作りの打ち上げ花火として短期間で消えるものかと思っていた。しかし定番商品としての地位を築き上げて現在でも継続販売している。日本にも一定数の激辛好きが存在するんだねえ。

そして2018年2月に廉価版シリーズのペングにも激辛が登場した。真っ赤なパッケージは共通しているが、ペングにあった「辛さレベルMAX!!」とか「小さなお子様とか辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意下さい」等の文言は抜けている。はたしてより安価に激辛トリップすることが出来るだろうか?

続きを読む No.6233 まるか食品 ペヨング 激辛やきそば

No.6229 日清食品 日清麺職人 梅仕立ての牛だしそば

No.6229は日清食品、日清麺職人 梅仕立ての牛だしそば。期間限定販売の製品であり、日清Webサイトでの製品情報でも「春にピッタリの麺職人」と紹介されているので、そう遠からず終売になりそうな予感がする。この製品がNo.6227より続いた牛肉味即席麺三部作のトリを務めることとなる。

ここで歴史的なウンチクを垂れさせてもらうならば日本で、いや世界で初めての牛肉味を標榜する即席麺は1972年9月に発売された「明星ラーメンビーフ味」であろう。岸辺シローが「ウシ・ウシ」というCMと共に瞬間的に大ヒットし、我が家でも箱で買ったものだった。当時麺の揚げ油がラードから植物油へ転換する先駆けでもあり、とてもスッキリした味だったことを覚えている。

続きを読む No.6229 日清食品 日清麺職人 梅仕立ての牛だしそば

No.6228 サンヨー食品 サッポロ一番 和ラー 宮城仙台牛使用テールスープ風

 

No.6228はサンヨー食品、サッポロ一番 和ラー 宮城仙台牛使用テールスープ風。前回のNo.6227ニュータッチに引き続き仙台牛をテーマとする製品。

このシリーズ当初からの「日本中をラーメンにしてしまえ!」というキャッチフレーズを聞く度に、日本征服の野望を抱く悪の権化(ケバい化粧の女性)が無垢な一般大衆をマインドコントロールすることにより御しやすいラーメン馬鹿に仕立て上げてしまう・・・というストーリーを想像してしまう。

和ラーは製品を少しずつ入れ替えながら常に三種類を販売しているようだ。ご当地食材にも限りがあるので一挙にドーンと製品を揃える拡張路線よりも、細く長く続けるほうが商売上いいという判断なのだろう。

続きを読む No.6228 サンヨー食品 サッポロ一番 和ラー 宮城仙台牛使用テールスープ風

No.6227 ヤマダイ ニュータッチ 仙台牛タン塩焼そば

No.6227はヤマダイ、ニュータッチ 仙台牛タン塩焼そば。パッケージ正面の上半分に肉の写真がで~んと載っており高級そうに見えるが、ノンフライの凄麺ではなく油で揚げた凄くない?麺。で、パッケージの下中央には宮城県が誇る「むすび丸」が。

ゆるキャラに細かなことを言うのも無粋な気がするが、やっぱ兜とか黒い点状の眼等の共通項からパッと見のイメージが滋賀県彦根市のひこにゃんに似てるよなあ。生まれはひこにゃんが2006年でむすび丸は翌2007年の一歳違いだ。他県の人が名前を聞いたりおむすびっぽい顔を見ただけでパッと宮城や仙台を連想するのはちょっと厳しいように思うのだ。

続きを読む No.6227 ヤマダイ ニュータッチ 仙台牛タン塩焼そば

No.6224 エースコック もちもちラーメン しょうゆ味 東海・北陸限定販売

No.6224はエースコック、もちもちラーメン しょうゆ味。エースコックは餅入りカップ麺のパイオニア(自称)であり、パッケージには「おかげさまで35周年」と書かれている。まず姉妹品の力うどんが1981年に発売され、翌1982年にこの製品が発売された(今回の品は2017年にリニューアルされたもの)。かつては関東圏でも普通に買えたものだったが、現在は東海・北陸地方でのみ販売されている(力うどんも同様)。

餅入りのうどんは今でも日清のどん兵衛やマルちゃんで見掛けるのだが、ラーメンとなると同類の製品は少なくて、現行の製品だと大黒食品工業の「杵もちラーメン」(冬季限定)があるぐらいかな。

私が持つ資料では、エースコックよりも前の1975年にカネボウフーズが「もち入りきつねうどん」を、1980年に東洋水産が「マルちゃん 力一杯(餅入りラーメン)」という製品を出している。

続きを読む No.6224 エースコック もちもちラーメン しょうゆ味 東海・北陸限定販売