カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6189 サンヨー食品 サッポロ一番 ソラノイロ監修 ベジソバ

No.6189はサンヨー食品、サッポロ一番 ソラノイロ監修 ベジソバ。ファミマ系限定販売とのこと。名前からして野菜を主体とした製品であることが伺えるが、パッケージの全周を見渡してもどこにも「ラーメン」という言葉が出てこない。そんじょそこらのラーメンとは一緒にしないでくれたまえ、というプライドがそこはかとなく漂ってくるようだ。

麺には全粒粉が5%混ぜてある。最近日清食品が麺職人などで全粒粉入りの製品を出してきているが、サンヨー食品もこの流れに乗るのかな!?(今回の製品が初めてじゃあないみたいだけど)

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No.6188 エースコック スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン

No.6188はエースコック、スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン。大塚食品のボンカレー50周年及びスーパーカップ30周年のタイアップ製品とのこと。

しかし!この企画には大いに異議アリで、ボンカレーの50周年はあくまで1968年2月に発売された(ゴールドではない)ボンカレーであって、ボンカレーゴールドの発売はそれより10年遅れの1978年。今回の品はボンカレーゴールドと称しているし、パッケージもゴールドと同じ暖色系同心円グラフィックなのでこれを使うなら40周年と言うべきであり、50周年を名乗るならゴールド抜きで松山容子版のパッケージにしてほしいと思う。

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No.6187 東洋水産 Maruchan QTTA バーベキューチキン味

No.6187は東洋水産、Maruchan QTTA バーベキューチキン味。このシリーズはカップのフタがみんな製品名に由来する「Q」の字を模した形になっている。で、右下のヒゲ部がふっくらしたベロの形になっており、なんだか既視感があるなあ・・・と発売以来思っていた。

でも判ったぞ!これは「オバケのQ太郎」のQでありベロである。そしてオバQといえば小池さん:(たぶん)世界初の即席ラーメン好きキャラクター。だからこの製品はおいしいに違いない、という誘導がさりげなく張られているのだ!

オバQのアニメといえば白黒、今でもオバQ音頭が歌える、なんて世代の人だったらこの珍説に同意してもらえるんじゃないかな?

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No.6186 エースコック シュリンプヌードル 東北地方限定販売

No.6186はエースコック、シュリンプヌードル。東北地方限定販売。発売は1973年6月で、前回紹介したNo.6185カレーヌードルより三ヶ月遅れて登場した製品。これも当初は全国で販売されていた。

日清食品カップヌードルが1971年9月に発売され、その後大手メーカが初めて出した正面から衝突する競合製品がこのシュリンプヌードルだったといえる。(カレーヌードルは傍流だと考える)

カップヌードルにすかさず追従したのは知的財産の概念に疎い比較的小規模なメーカであり、即座に日清食品から特許や商標権で攻撃されて儚く散っていったものもある。一方エースコック以外の大手である明星食品・東洋水産・サンヨー食品が周到に準備された戦略的カップ麺を発売するのは翌1974年になってからのことだった。

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No.6185 エースコック カレーヌードル 東北地方限定販売

No.6185はエースコック、カレーヌードル。東北地方限定販売。1973年3月の発売で、エースコック初のカップ麺でもある。当初から固型ルウを使い続けてきており、その後競合が粉末スープのカレーラーメンを発売しても独自性を保ち続けた。なお当時のエースコックはやはり固型ルウを使った袋のカレーラーメンを販売しており、同社の伝統芸とでも言えるものである。

色使いこそ派手になったものの発売当初から製品名の書体は変わっていないようで、1970年近辺のサイケ調グラフィックがいまの時代にはむしろ目新しく感じる、かもしれない。

昔は全国販売されていたが、今は東北地方限定であり、パッケージ側面には各地のゆるキャラ6体がプリントされている。

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No.6183 明星食品 銀座デリー監修 スパイシーマサラカレー焼そば

No.6183は明星食品、銀座デリー監修 スパイシーマサラカレー焼そば。このシリーズは結構お気に入りなのだが、過去二種類発売された焼そばとは縁が無かったのか未試食で終わり、今回初めてデリーの焼そば体験をすることとなった。

この銀座デリー監修シリーズで興味深いのは、汁ありのラーメンはノンフライ麺なのに焼そばは揚げ麺を採用していること。まあラーメンの場合もあんましノンフライっぽい食感ではなかったかし、あくまでスパイスが主で麺は従という感じでもあったからあまり方式に拘る必要なないのかもしれない。ただ油揚げ麺だからカロリーは多めで700kcalオーバーだよ。

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No.6181 大黒食品工業 マイフレンド ビック カレーうどん

No.6181は大黒食品工業、マイフレンド ビック カレーうどん。13種類あるビックシリーズの中で今回が10種類目。あとはわかめしょうゆラーメン、担々麺、とろみ中華を残すのみとなった。

まあNo.2961のたぬきうどん(2004年9月)なんてYouTubeへの動画投稿を始める前だったし、No.3879ねぎしおとんこつ(2008年6月)やNo.5049チゲカラ(2013年2月、現在はチゲ辛という名称)もBlogをやる前だから、いずれは再試食しなければと思っているが、先ずは全種類を網羅せねばという強い義務感を持っている。

tontantinよ急げ、
マイフレンドビック完全制覇といわれるまでにあと三個、
あと三個しか残されていないのだ!

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No.6180 マルタイ 元祖泡系 一幸舎監修 博多豚骨ラーメン

No.6180はマルタイ、元祖泡系 一幸舎監修 博多豚骨ラーメン。マルタイのWebサイトには載っていない製品で、どうやらローソン限定販売らしい。袋麺版ならば一幸舎監修棒ラーメンという製品が載っているんだけど、これには泡系という言葉が使われていないし、パッケージ写真のスープも泡だってはいないので元となるラーメンが別物なのかな?

しっかし泡系かあ。店舗のラーメンには全く疎いのでこのようなブームが起きているのを全然知らなかったよ。たぶん店舗で食べると美味しいんだろうけど、カップ麺で再現させるとなると粉末のカプチーノみたいな泡なんじゃないかと少し身構えてしまう。

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No.6179 日清食品 日清麺職人 海老みそ

No.6179は日清食品、日清麺職人 海老みそ。年末と正月商戦に合わせたと思われる2017年12月の発売。日清麺食品にはレギュラー製品として普通のみそ味が存在しているが、この製品は期間限定販売という扱いなので、そう遠くないうちに消えてしまう運命であろう。欲しい人は急げ!

現在麺職人は期間限定の四種を含めて全十二種類。2017年8月に全粒粉入り麺を使った全面リニューアルを行ったばかりなのに、もう結構大きなファミリーを築いている。全種類制覇を目指すには相当気合を入れなければならないな、私はやらないけど。

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No.6176 サンポー食品 汁なしシチューまぜそば

No.6176はサンポー食品、汁なしシチューまぜそば。No.5942で紹介した汁なしカレーまぜそばの姉妹品であり、未試食だが汁なし激辛まぜそばという製品もある。サンポー食品のWebサイトには何も情報が載っておらず、どうやら7&iグループにおける専売品のようだ。

お湯を注ぐ前にフタを全部除去する指示がありちょっと戸惑う。なにやらこうしてお湯の温度をわざと下げることで粉末スープを入れた後でのとろみが付きやすくなるらしい。お湯の量は300mlと容器の割には少なく、さらに特別に作られた麺がお湯を吸いまくって、湯切り不要の汁なし麺が成立したのである。

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