カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.7015 カップヌードル スーパー合体シリーズ 味噌&旨辛豚骨

No.7015は日清食品、カップヌードル スーパー合体シリーズ 味噌&旨辛豚骨。50周年記念スーパー合体シリーズの紹介は四品目の今回が最後。単なる外装グラフィックの変更ではなく、また具を増量しましたというだけでもなく、きちんと新規に製品開発を行った、気合が入った記念企画である。

昨年の9月に発売された後、ひと月も経たないうちに市中で見掛けることは無くなってしまった。まあ記念企画という製品の性格上すぐに消えてしまう短期売切形の製品だと思っていたが、今でも日清のWebサイトにはまだ製品情報が載っており、amazonや楽天等の通販で購入可能である(日清食品のオンラインストアにはもう載っていない)。

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No.7012 明星食品 ラブこめ一平ちゃん大盛 ブラック醤油ラーメン

No.7012は明星食品、ラブこめ一平ちゃん大盛 ブラック醤油ラーメン。もう市中在庫のみの様子。この製品の詳細を何も知らず店頭で見掛けて衝動的に買ったものであり、おにぎりの絵と米の文字からてっきり米粉を混ぜた麺が売りなのかと勘違いしていた。しかし実際はそうではなく「お米と一緒に食べたくなる」がコンセプトの、濃い味スープのラーメンである。「富山」という地名はパッケージに一切記されていないがベースは富山ブラックなんだな。

本来ならば明星食品の意図通りにご飯と合わせて食べるのが礼儀だと思うのだが、諸事情により単独での試食となってしまった。なのでこの製品の真価を100%伝えられないことをご了承下さい。

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No.7010 麺のスナオシ 麺’s味工房 豚骨ラーメン

No.7010は麺のスナオシ、麺’s味工房 豚骨ラーメン。税込59円で購入(@TRIAL)、税別だと55円。見切り放出品ではなく常時日本で買えるカップ麺としては最安値クラスだ。個装の袋麺が日本円換算10円台で買える人件費が安い新興国でも、カップ麺は最低40円程度はするものだし。スナオシ自身や流通・小売の利益、管理費諸々などを差し引くと製造原価は20円にも満たないのではないか?

誇らしげ気に「従来の麺’s味工房よりも 具材増量!!」という文字が躍っている。制約の厳しい製造原価を0.1円上げるだけでも大ごとだろうと思うが、どのようなマジックを使ったのだろう?(代わりに何かをケチったか?)

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No.7009 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 新潟背脂醤油ラーメン

No.7009はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 新潟背脂醤油ラーメン。No.6998で越後屋重兵衛を紹介した際、新潟には①燕背脂、②三条カレー、③長岡生姜醬油、④新潟あっさり醤油、⑤新潟濃厚味噌の五大ラーメンというものが存在するという話をしたが、今回の品は①の燕背脂に該当する。

なのでフタには「燕三条」系と記されているが、これは上越新幹線の駅名でもある。ちなみに駅の至近距離にある北陸自動車道のインター名は「三条燕」であり、当時燕市と三条市の確執でゴタゴタした末の、田中角栄による仲裁案だそうな。新幹線が開通する直前にこの辺りを巡ったことがあるが、近未来的な線路以外はな~んにもないところだった記憶がある。

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No.7007 サンポー食品 わかめラーメン

No.7007はサンポー食品、わかめラーメン。No.6997で紹介したごまづくし担々麺と同様に同社のサイトには製品情報が載っていない品。関東圏のスーパーであるヤオコーで購入したもので、ここの専売製品かもしれない。岩手県広田湾産のわかめを使っているのがコダワリの点(競合は輸入モノが多い)。

今ではわかめが大量に入ったカップ麺といえばエースコックという構図が確立しているが、私の知る限り初めてのわかめラーメンは1970年代終盤のイトメンで、続いて82年にペヤングのまるか食品、83年にエースコックが製品を発売した(他にももっとあると思う)。やはり地方のローカルメーカーでは全国的な流行を作り出すには力不足だったのかな。

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No.7006 マルちゃん 赤いきつねうどん 関西

No.7006は東洋水産、マルちゃん 赤いきつねうどん 関西。緑のきつねと同様赤いきつねでも北海道・東・関西・西の四種類が存在し、地域別に売り分けている。私のような関東圏在住者にとって東版以外の入手はなかなか難しい。No.6996では姉妹品の緑のたぬき関西版を紹介している。

赤いきつねや緑のたぬきが東西で味を分けていることは、確かな記録は無いが昭和の頃から知っており、いつか同時に食べ比べてみたいと思っていた。そして1998年に本i-ramen.netの前身となるサイトで比較試食記を公開。まだインターネット創世期であったにもかかわらず結構大きなな反響があったもの。当時は情報が何も無かったんだよ。更に北海道版や関西版に分岐したのは2000年以降のこと。

▲左の関西版と右の東版は写真の色が微妙に異なる
(お手柄大発見!現物を並べて初めて気付いた)

ちなみにフタのグラフィックは上の写真で左の関西版に「関西限定」と書かれている(及びJANコード部)だけでその他の部分は調理例写真を含め全く同じであr・・・と思ったが、二つを並べて見比べてみると、写真は僅かに異なっていることに気が付いた!写真そのものは同じ原版のようだが、トリミングが微妙~に違うことと色調が関西版は薄く、東版は濃くなっている。これは後述する味の印象とも合致する。(見返したら緑のたぬきでも同様の違いがあった)

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No.7005 日清食品 カップヌードル 旨辛豚骨

No.7005は日清食品、カップヌードル 旨辛豚骨。一年程前に発売され、私もすぐに食べたのだが状況が合わずに試食記を書かなかったので今回が初めての紹介となる。

過去にカップヌードルで「〇〇トンコツ(とんこつ、豚骨)」という名の製品は何度も出ているが、あまり長続きはしていない。だが今回の旨辛豚骨は二種類の味を掛け合わせえた「スーパー合体シリーズ」の素材としても選定されており、シーフードとかカレーのような定番シリーズとして本気で定着させようとしているのでは?と睨んでいる。別添のラー油付き。味の点で有利なのは判るが、カップヌードルだけには熱湯を注ぐだけ、というスタイルを守って欲しいなあと個人的に思う。

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No.7004 日清食品 カップヌードル 味噌

No.7004は日清食品、カップヌードル 味噌。最近出たこの外装の製品はウチで初めての紹介となる。1992年に初代のMISO味が出て、これはソウルの帝王ジェームス・ブラウンが「ミソッパ!ミソッパ!」と歌うCFが衝撃的であり、こんな大御所をどうやって出演まで漕ぎ着けたんだ?と他人事ながら気になったもの。

▲こんな大物を、よりによって和風テイストの食品CFに~
もしや本人は何の製品だか判ってなかったりして?

その後何度かカップヌードルの味噌味が出では消えていったらしいが私は詳細を把握していない(昔「香港風みそ」を食べたな)。あとこの流れとは別にミニカップ版が継続的に出ていた筈。今回の品は2019年4月に出たもので結構最近のものである。誰が誰に調べたかは知らないが、「おむすびに合うランキング第一位」だとのこと。

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No.6999 ヤマダイ ヴィーガンヌードル担担麺

No.6999はヤマダイ、ヴィーガンヌードル担担麺。姉妹品の酸辣湯麺をNo.6969で紹介している。どうでもいい話かもしれないが担「々」ではなく担「担」だ。即席麺における表記では圧倒的に担々の方が多いと感じていたのでウチのデータベースを調べてみたら、担々が97件、担担が17件ヒットし、6倍近い差があった。

さらにカップに併記されている英文の「Tan-Tan Noodle Soup」、英語での担々麺は圧倒的に「Dan Dan Noodles」が多数派であり(Google検索件数で4.5倍の差)、ここでもヤマダイはマイナーな表記を選択したことになる。まあDan Danじゃ日本で認知してもらえないかな。

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No.6997 サンポー食品 ごまづくし担々麺

No.6997はサンポー食品、ごまづくし担々麺。同社のWebサイトには製品情報が載っておらず、特定流通経路の専売製品のようだ(今回の品はヤオコーで購入)。関東圏で入手できるサンポー製品にはこのパターンが多い。

フタには「約5000粒ごま入り ※いりごま、すりごま、ごまパウダーの合計」と書かれている。5000粒というのがどの程度なのかピンと来ないのだが、調べてみるとひと粒が大体0.0025~0.003gぐらい(産地や種類によって異なる)だそうで、5000粒なら12.5~15g程度となる。本製品の総質量86gから麺60gを引くと26gで、その半分程度がごまで占められているんだな。

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