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No.6568 明星食品 中華三昧 涼麺(北米輸出仕様)Chukazanmai Ryanmen

No.6568は明星食品、中華三昧 涼麺。北米向け輸出仕様で英文表記はChukazanmai Ryanmen。類似製品として輸出版中華三昧の四川風味噌拉麺をNo.6486で紹介している。今回の品の外観は日本における2016~19年版のパッケージを基にして英文化を行ったもののようだ(2014~15年版も似ているが、調理例写真の具の並び順が違う)。

NYCで即席麺探索をしている時に$1.95(約210円)で購入したのだが、どこにでも売られている製品ではなく、アジア系のスーパーで見つけたもの。あまり数が出そうもないのに専用パッケージを作り、日本から運搬することを考えれば高いとは思わない。米国で中華三昧できるんだから!

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No.6567 国分グループ本社 Tabete だし麺 瀬戸内産冷やしレモンだし塩ラーメン

No.6567は国分グループ本社、Tabete だし麺 瀬戸内産冷やしレモンだし塩ラーメン。夏季限定製品であり現在の入手は極めて困難だと思われる。このシリーズではいつもながらの藤原製麺製。

よくある冷やし中華だと勘違いして買ったのだが、作り方説明を見ると230mlの冷水で液体スープを溶くとあり、スープの原液を麺に絡めて食べるものではない。湯切りして水でしめた麺を冷たいスープに泳がせながら食べる製品であり、ちょっと珍しい製品形態だな。夏が過ぎる頃、終売間近で値下がりしたところで購入したのだが、現在即席麺の在庫が多すぎて(210種類もある)、試食の順番がなかなか回ってこずに12月になってしまったよ。

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No.6566 日清食品 (Hong Kong) 出前一丁 棒丁麵 黒蒜油猪骨湯

No.6566は香港の日清食品、出前一丁 棒丁麵 黒蒜油猪骨湯。英語表記の製品名はDemae Ramen Bar Noodle Black Garlic Oil Tonkotsu Flavour。パッケージには「熊本」という地名が表示されている。

細長い袋で中身はマルタイみたいなノンフライ棒状乾燥麺(二食入)である。香港の出前一丁はもう何でもアリだね。香港日清のサイトで確認すると、現在袋麺は經典・豬骨湯麵・全辛滋味・韓式・五包裝・棒烏冬・棒丁麵・通心寶・即食米粉の九シリーズがあり計35製品、カップ麺は杯麵・非油炸杯麵・大盛杯麵・碗麵の四シリーズで計20製品があり合わせて55製品。もうこれだけで一つの会社が作れそうだな。

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No.6565 Maggi (Swiss) Magic Asia Chicken Taste w. Black Pepper & Chili

No.6565はスイスのネスレ、Maggi Magic Asia Noodle Cup Chicken Taste with Black Pepper & Chili。実際の製造国は記載が無いため不明だがバーコード数字の国籍項(76)からスイスの製品として分類した。現物はギリシャで入手したもの。

カップ側面の説明書きは本来ドイツ語で書かれているところに、ギリシャ語で書かれた大きなシールが覆うように貼られている。ギリシャ向け専用のパッケージ印刷を用意していないことから、この製品のギリシャでの需要は少ないことが伺える。たくさん売れるならば元の印刷をギリシャ語にして、売上数量に比例する貼付けのコストを省くだろうからね。

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No.6564 Tien Shan (France) Saveur Crevettes

No.6564はフランスのTien Shan、Nouilles De Blé Instantanées Asiatiques, Saveur Crevettes。アジア風即席ラーメンの海老味で、製造国はタイ。No.6478で姉妹品の牛肉味を紹介している。本プロダクトの狙いは過去何度か紹介した同じフランスの日本食ブランド、Distriborgの「楽」と似ているように感じられる。

アジア風と言っても社名や説明書き、製品シリーズを見渡す限り意識の中心は中国にあるようだ。まあ遠い欧州から見たらアジアの国の位置や特徴をきちんと把握している人など少ないだろうから、アジア≒中国と言ってしまっても商売上大した問題は起きないのかもしれない。

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No.6563 Maruchan Bowl (USA) Con Camarón y Habanero

No.6563は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Bowl Con Camarón y Habanero。メキシコ向け仕様でスペイン語表記。勿論Maruchanは日本の東洋水産が設立した会社で、米国およびメキシコへ輸出され、大市場でもあるこの二国でNissin Foodsを抑えトップシェアを堅持している。Nissinはメキシコに建てた工場で生産しているのに対し、Maruchanは米国からの輸出というのが興味深い。

今回の品は海老とハバネロ味、米国市場では類似の品がHot & Spicy with Shrimpという製品名で出ているが、中身が同じかどうかは確認できていない(栄養成分値はほぼ一緒)。

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No.6562 Ottogi (South Korea) Beef & Seaweed Soup Ramen

No.6562は韓国のオットギ、Beef & Seaweed Soup Ramen。ハングル表記では오뚜기、쇠고기(牛肉)미역국(わかめスープ)라면(ラーメン)となる。オーストラリアの韓国系スーパーで購入したものだが、説明書きに英文表記は一切無くハングルのみ。韓国国内仕様がそのまま輸出されたものである。なおOttogiの英文サイトには本製品の情報が載っていない。通常このような場合は販売国で現地語による説明ラベルを貼るものだがそれも無し。たぶん現地在住の韓国人のみを対象として販売されている製品なのだろう。

パッケージの調理例写真を見ると麺もスープも薄い緑色だ。トコトンわかめづくしの製品らしい。

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No.6561 Maggi (Manaysia) Hot Heads Seafood Mee Goreng

No.6561はマレーシアのNestlé、Maggi Hot Heads Seafood Mee Goreng。シンガポールで購入した激辛カップミーゴレンだが、マレーシアの人からこんなの知らんぞ、とコメントを頂いた。

調べてみるとどうも「Hot Heads」シリーズはシンガポール専売品であり、マレーシアでは「Pedas Giler」という激辛シリーズがこれに相当するらしい。ちなみにインドでも袋麺のHot Headsシリーズがある。まったく、Nestlé即席麺の世界戦略は複雑怪奇・魑魅魍魎で全貌を把握するのがとても困難だ。まあそれだけ販売国に合わせてキメ細かく最適化を図っているという証でもあろうが。

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No.6560 サンヨー食品 サッポロ一番 ごま味ラーメン

No.6560はサンヨー食品、サッポロ一番 ごま味ラーメン。パッケージには「ごま味しょうゆラーメン」と書かれているが、公式名称に「しょうゆ」は含まれない。1972年9月発売の長寿製品であり、一時期西日本専売だったが今は全国区に戻った、筈なのだが関東圏では滅多に見掛けない。

▲1984年6月製造パッケージ。切り胡麻は無し。

購入したのは日本ではなくオーストラリアのアジア系食材店。前回食べたのは八年前(No.4590)で、この時もタイで買ってきたものだった。実のところ現在の日本国内において、五個パック品ならともかく単品でサッポロ一番 ごま味ラーメンを入手するのは結構難易度が高いのだ。なので偶々海外で出会ってしまった瞬間、私の心の暴走をもう誰にも止められない。

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No.6559 Insta Cup (Italy) Fettuccine Carbonara

No.6559はイタリアのLiodry Foods、Insta Cup Fettuccine Carbonara。パスタの一種、フェットチーネ。イタリアの即席麺は過去Star社の製品を何度か試食しているが、実はこれポーランドの味の素が製造したもの。殆ど同じ製品がスペインのGallina Blanca社からも出ており、Star社が主体的に開発したとは思えない。それに対し今回のInsta Cupはイタリア製であることを高らかに謳っている。

Insta Cupシリーズにはパスタ以外にも姉妹品としてカップご飯、クスクス、キヌアといったバリエーションがあり、日本のカップ麺とはかなり異なる価値観の下で企画されているように思われる。

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