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No.7522 ヤクルト本社 麵許皆伝 とんこつ味 博多風

No.7522はヤクルト本社、麵許皆伝 とんこつ味 博多風。麵許皆伝及びヤクルトラーメンで豚骨味を食べるのは今回が初めて。現行の麵許皆伝には他にソース焼そばが存在する(22年前に試食して以来ご無沙汰、直近の試食予定無し)。

ここ半年の間に紹介した麵許皆伝は全て篤志家からの寄贈だが、同社サイトでは一個当たり税抜110円となっている。これは最近の一般的な袋麺の136円よりは少し安い。一方で基本五個パックまたは箱単位(30個入)販売で、ヤクルト営業所へ発注するため購入の敷居が少し高い。

このような立ち位置のため、サッポロ一番やラ王や正麺とガチで比較され難いのか、世間の喧騒から外れた大らかさを感じるね。

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No.7521 (袋)エースコック 豚キムチ味ラーメン

No.7521はエースコック、(袋)豚キムチ味ラーメン。豚キムチ味は同社が1993年3月発売のスーパーカップで掘り当てた金鉱脈ともいえる大ヒット作で、その後の勢力図を塗り替えるものだった。その豚キムチが遂に袋になって登場!こいつは嬉しい!

▲初期のスーパーカップ豚キムチラーメン
(年代不詳、登場時のものではない)

豚キムチに「味」が付いているのは、カップは具に豚肉が付いているのに対し、今回の袋版では省略されているから。なお乾燥キムチは付いている。

▲三個パックの状態

最近とみに増えてきた三個パックでの販売。これはウチのような動画撮影をしながら即席麺を作る身にはありがたい。三個あると「試食用」「撮影用」「予備」に役割分担ができ、確かな評価と良い映像が両立し易い。(五個パックは食べ切るのが大変)

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No.7520 山本製粉 焼きそば

No.7520は愛知県の山本製粉、焼きそば。五個パック税抜178円、一個当たり35.6円という超安値で購入@業務スーパー。単体での販売は考慮しておらず、個装袋は透明で無印刷。五個パックの外装袋にのみ細かな説明や使用材料、栄養成分が記載される。このやり方は価格帯の近い他社製品にも実施例がある。

だが透明袋を単品で貰ってもお湯の量やゆで時間が判らないのが欠点だなあと同社のNo.7130、魚介豚骨醤油ラーメンの試食記で苦言を呈した。

▲もう透明の個装袋ラーメンを単品で貰っても大丈夫!
ソースの小袋裏に作り方の説明が書かれている!!
これでいいのだ、素晴らしい!!!

しかし、山本製粉は進化した!今回の品は粉末ソース小袋の裏に作り方の説明が載っているではないか!私の声が届いたのかどうかは知らないが、これは壮挙・快挙だと言って良いだろう。

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No.7519 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 熟炊き博多とんこつ

No.7519はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 熟炊き博多とんこつ。この製品を食べるのは11年ぶり。今ウチは原則的に一度試食記を上げた製品は余程の大きな変更がなさそうな限り10年間試食記を書かないことにしており、昨年その制約が解けたばかりの製品。

▲11年前(2013年)の凄麺、熟炊き博多とんこつ
この写真の丼は雷紋(ぐるぐるマーク)の色が時計回りに
黄色→赤→青で現在のものと同じ。しかし・・・

▲17年前(2007年)の凄麺、博多ラーメン熟炊き豚骨
丼は現在のパッケージ写真と同じものらしい
だが雷紋の色の並びが逆(時計回りに
黄色→青→赤)なので、写真が裏焼きなのかも?

凄麺の熟炊き豚骨を最初に食べたのは2007年で、その時と今の調理例写真を見比べると丼が同じ柄のものを使っていることに気が付いた。フタ裏面に印字された「裏ばなし」にも丼の話が書かれている。ウチが袋麺の試食で使う丼とそっくりなので親近感が沸くよ。

▲現製品のフタ裏に印刷されている「裏ばなし」

▲ウチの袋麺試食用丼、よく似ているなあ
雷文の色順は17年前の凄麺と同じ

とまあパッケージの雰囲気が昔から殆ど変わっていないので、中身も殆ど同じなのだろうと勝手に推測しながら試食を行った。

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No.7518 トップバリュ ベストプライス 福島なみえ焼そば

No.7518はイオン、トップバリュ ベストプライス 福島なみえ焼そば。製造は東日本明星。なみえ焼そばは福島県双葉郡浪江町のご当地グルメで、元々は労働者向けのエネルギー補給用途としての食事らしい。

なみえ焼そばの加工食品は今回の品以外にもカップ焼そばやチルド麺、冷凍食品など多くの製品存在するが、製品のタイトル文字は殆どが黄色の黒縁の太ゴシック体、ただし「焼」だけは赤色、という様式に則っており、イメージが散らからないよう規制を掛けているようだ。その裏にはなみえ焼そばを推進するプランナーが存在するのだろう。地元民の盛り上げ以外の要素が垣間見れて興味深いな。

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No.7517 サンポー食品 コクの一杯 豚骨ラーメン

No.7517はサンポー食品、コクの一杯 豚骨ラーメン。コクの一杯シリーズは2023年7月に発売された、低価格帯領域を担う製品群(税抜希望小売価格172円)で、現在全部で五種類ある。同社の製品は関東圏であまり見かけないので、たまに売られている現場に遭遇(しかも税抜百円を切る安売り!)したなら、私の意志とは無関係に棚へ伸びる手を止めることなど出来ない。

とはいえ、パッケージの調理例写真を見るとスープと麺の他にあるのはゴマとネギだけ。同社の看板製品たる焼豚ラーメン(同236円)のように添付品の豊かさを誇る製品ではなさそうだ。コクの一杯が我慢の一杯にならなければよいのだが。

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No.7516 古村醤油 ヒゲコ 越前カニ出汁らーめん きのこ

No.7516は福井県の古村醤油、ヒゲコ 越前カニ出汁らーめん きのこ。ここは社名通り醤油や味噌の製造を主とするところで、ラーメンを生業とする会社ではない。今回紹介する製品はきのこの具が付いているが、他に根菜とあさり付きのものもある。

パッケージの造りは他にない個性的なもので、短い棒状乾燥麺と乾燥きのこが一緒に入っており、別途液体スープが付いている。そして上部には製品説明のための紙の帯が貼られていて、とても新鮮な印象を受けた。大規模生産ではなく手工業的な製造をしているものと察せられ、価格が高い(税込810円)のは仕方ないだろう。きっと中身も大量生産の即席麺とは違う世界があるものと期待する。

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No.7515 日清の最強どん兵衛 カレーうどん

No.7515は日清食品、日清の最強どん兵衛 カレーうどん。最強シリーズの第四弾。普通のどん兵衛が税抜希望小売価格236円に対し、「最強」が付くと280円に跳ね上がる。この差額の44円をどのように割り振っているのかが興味の湧くところである。

フタの写真には普通のどん兵衛カレーうどんにはない大きな油揚げ。でもこれが44円もする筈がなく、牛か豚の肉が追加されているのかと思ったらそれは無いらしい。更にダシは畜肉系ではなく魚介系で強化しているとのこと。ということは、普通のどん兵衛カレーうどんやマルちゃん黒いカレーうどん等の延長線上を行くのではなく、全然違う道を目指そうとしているのか?

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No.7514 Lucky Me! (Phlippines) Pancit Canton Hot Chili Flavour

No.7514はフィリピンのMonde Nissin、Lucky Me! Pancit Canton Hot Chili Flavour。Pancit Cantonはフィリピン風焼そば。多くの種類がある中で、Hot Chili Flavourを食するのは今回が初めて。

同社は名前にNissinが付くが日清食品とは無関係。関係があったのは昔バターココナツを製造していた日清製菓(2002年に清算)。1989年にLukey Me!ブランドで即席麺事業へ参入し、同国のトップシェアを維持している。同国で日清食品との関係があるのはUniversal Robina社で、Nissinブランド製品を製造販売する。

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No.7513 トーエー食品 どんぶり麺 納豆そば

No.7513は岐阜県のトーエー食品、どんぶり麺 納豆そば。乾燥ひきわり納豆入り。2008年以来16年ぶりの試食(当時は「ムソー」社名義だった)

同社サイトのURLは「toe」で、toeiではない。他業種のトーエーを名乗る企業もtoueiやtowayなど単独のtoei表記を避けており、東映と被らせないためかな?

同社のノンカップ麺は丼に麺とスープを入れてお湯を注ぎフタをして、三分待って出来上がりというもの・・・ってこれはチキンラーメン方式であり、今でも東南アジア諸国ではよくある袋麺の作り方だね。カップ麺と比べ容器を捨てる無駄を省ける、というのが同社が訴求する点なのだが、丼を洗う手間が生じるな。

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