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No.7600 Paldo (South Korea) チャジャンミョン

No.7600は韓国のPaldo、チャジャンミョン(麺)。英語ではJjajang Myun、韓国語では팔도、짜장면。麺を湯切りして黒味噌ベースのソースをかけるもの。

Paldo(パルド)は昔韓国ヤクルトという会社の一ブランドだったが、2012年に即席麺事業が分社化され独立。韓国ヤクルト自体も2021年にhyという社名に変更した。パルドは八つの道という意味の韓国語読みである。

即席のチャジャンミョンは1984年に農心がチャパゲッティというスパゲッティを意識したような名の製品を出し定番製品になっている。私は1997年にこれを初めて食べた時、甘苦くて変な味だなあと思ったが、食べ続けるうちに慣れてきた。

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No.7599 POPMIE (Indonesia) Goreng Rasa Ayam Pedas Gledeek

No.7599はインドネシアのIndofood、POPMIE Goreng Rasa Ayam Pedas Gledeek。辛いチキン味のインドネシア風カップ焼そば。Indofood社は同国最大のシェアを持つIndomieブランドを擁しており、Indomieのカップ版ブランドがPOPMIEとなる。万人向けで堅実なIndomieに対し、POPMIEはかなり若者にターゲットを絞り込んでいるように思える。

製品名の最後に付いている「Gledeek」という語をいくら検索しても本製品に関する記述しか出てこない。実は意味のある言葉ではなく「Geek」あたりと絡めた感嘆詞としての造語だったりして?

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No.7598 VIFON (Vietnam) Phở Bò

No.7598はベトナムのVietnam Food Industries、VIFON Phở Bò。牛肉味の米粉麺フォー。2012年以来12年ぶりの試食となる。

▲VIFON Phở Bò(2012年)
この時と現在で、調理例写真は似ているけれども別物だね

今回の品は日本で購入したもののいただき物であり、輸入代理店(株式会社KOME)による日本語の説明シールを貼り付けてある。これによると作り方麺を2分ゆでる旨の指示があり、より簡単に作りたい人は丼お湯入れ3分でも可とのこと。

あれ?ベトナムのこの手のフォーは丼お湯入れ一択ではないのか?元々この製品の袋に印刷されている説明書きを見ても麺をゆでるような記載は無い。12年前の試食も当然丼お湯入れで作っている。まあ試しに今回は鍋でゆでてつくってみよう。

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No.7597 サンポー食品 三宝だし本家 博多ごぼう天うどん

No.7597はサンポー食品、三宝だし本家 博多ごぼう天うどん。1984年に発売されたごぼう天うどんのブランドリニューアル品、とのこと。なんだか随分とお上品で高級そうなパッケージデザインになったものだなあ、隔世の感を禁じ得ないよ。

▲左二つは製造時期不明、右端は2002年
左端(厚紙のフタ)は注意アイコンが無く昭和モノかも?

というのも、同社の歴代のごぼう天うどんのパッケージははお世辞にも上品とか洗練という言葉からはかけ離れたものであり、むしろ泥臭く魂に訴えかけるようなエモーショナルな文字が眼に飛び込んでくるのが特徴だった。

一方で関東育ちの私に柔らかいうどん+ごぼうの天ぷらという甘美な世界を教えてくれたのも歴代の本製品達であり、密かに感謝の念を抱いているのだ。

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No.7596 曾拌麵 (Taiwan) 香葱椒麻

No.7596は台湾の食味鮮、曾拌麵 香葱椒麻。英文表記はFresh Delicacy、Tseng Mixed Noodles Scallion Sichuan Pepper。ウチで初めて採り上げる会社の製品。

かん水を使わない白い麺を自然乾燥させたノンフライで、茹でて湯切りをした後にソースと和えるもの。この様式は同じ台湾のKIKI食品雑貨阿舎食堂などの製品が最近日本で出回ってきて、新たな潮流だと感じている。一方で台湾の大型スーパーへ行くとこの種の製品が十種類以上もズラリと乱立しており、日本に居るだけでは全体像の把握が無理だと判断、当面は積極的な収集対象から外している。今回の品はいただき物。

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No.7595 Prima Taste (Singapore) Singapore Laksa La Mian

No.7595はシンガポールのPrima Food、Prima Taste Singapore Laksa La Mian。11年前に同国へ行った人からこの製品を頂き、食べたところ麺もスープも上質で驚いたもの。大衆的な即席麺しかなかったシンガポールから突然変異の新星現る!ということで海外製品として初めて総合評価★4.0を付けた。(なおこの時のYouTube動画はNHK地上波で何度も使われた)

後日私もシンガポールへ飛び店舗のラクサを食べ、このPrima Tasteの再現性がとても高いことを確認した。そして同ブランドの味違い製品を買い漁るものの、最初に食べたこのラクサ味ほどの感銘は受けなかった。11年前の感激は再び蘇るのか?

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No.7594 農心 (韓国) いかチャンポン

No.7594は韓国の農心、いかチャンポン。ハングル表記だと농심、오징어짬뽕(オジンオチャンポン)となり、イカのキャラクターの名はオーチャン博士。英語表記ではNongshim Champong Ramyun、農心の英文サイトではイカ(squidやcuttlefish)に相当する語が製品名に含まれていない。

いかチャンポンは1992年の発売。1990年終盤頃、私が海外即席麺の魅力に目覚めて新大久保の怪しい店を徘徊していた際に時々購入した製品だが、最近は暫く御無沙汰していた。調べてみたら袋版は2008年の試食(No.3923)が最後で、なんと16年ぶりのご対面となる。

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No.7593 Indomie (Indomesia) Soto Mie Flavour

No.7593はインドネシアのIndofood、Indomie Soto Mie Flavour 。インドネシア本国ではRasa Soto Mieという名で出ている品で、同国の肉野菜スープ味。Indomie汁あり麺の代表的存在である。14年ぶりの試食。

ウチは最近インドネシアで買ってきた製品の紹介が多いけれど、今回の品は日本で購入した品のいただき物であり、袋の右上に「Export Product」と記されている。確固たる証拠は無いのだが、同社はインドネシア国内向けと輸出向けでの味の区別をしていないと感じているので同じものとして扱う(但しIndomieブランドの海外生産モノは中身が違う)。

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No.7592 GAGA 100 (Indonesia) Extra Pedas Goreng Jalapeno (Cup)

No.7592はインドネシアのJakarana Tama、GAGA 100 Extra Pedas Goreng Jalapeno。インドネシア風辛いカップ焼そば。ウチではGAGAの袋麺を過去四回紹介しているが、カップ麺はこれが初めて。

同社はWebサイトを持っていないが、インスタやFB、YouTube等で細々と情報発信を行っている。即席麺の他にソースや缶詰等も扱っている。1993年に即席麺の製造を開始し、今回の品のGAGAブランドは1998年に登場。同社の代名詞と言えるほどに成長した。ジャカルタやバリ島の大抵のスーパーには置かれており、市場シェアは2.9%とのこと(2014年、出典)。

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No.7591 エースコック ビーフの旨みが引き立つカレー味焼そば

No.7591はエースコック、ビーフの旨みが引き立つカレー味焼そば。春頃の発売だが、現在同社サイトには製品情報が載っていない。

本来ウチでは取り扱わない類の製品だが、フタの左に描かれた「マギーブイヨン Made with Maggi®」を見て、これは無視できないと思って購入した。

何故ならNestlé社が持つMaggiブランドは、欧州や印度、東南アジアからオセアニアに至る辺りにおける即席麺市場で大きな存在感があり、直接競合する日清食品とはこんなコラボはあり得ないから。エースコックの海外事業はベトナムで大成功を収めて輸出も少し行うが、Maggiと競合するものではない。微妙な組み合わせなのである。

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