No.7557 サンポー食品 コクの一杯 鶏ガラ醬油ラーメン

No.7557はサンポー食品、コクの一杯 鶏ガラ醬油ラーメン。2023年7月に今回の品の他に豚骨ラーメン(No.5717で紹介)、味噌ラーメン、海鮮しおラーメンの四種類が発売された。2024年2月には鶏白湯ラーメン(No.7537)が追加されたが、現在同社サイトには情報が載っていないので、期間限定だったのかも。

オープン価格ではないものの、税抜希望小売価格が172円なので同社の焼豚ラーメンよりも格下の、お買い得品としての位置付けなのだろう。不思議と関東圏でも安売りの現場によく遭遇する。CGCグループ限定かな?

そんな安価な製品だが、フタのグラフィックはちょっとお洒落であまり古臭さを感じないもの。

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No.7556 康师傅 (China) 小米椒 泡椒牛肉面

No.7556は中国の康师傅控股、康师傅 小米椒 泡椒牛肉面。製造は江门顶益食品。康师傅(康師傅)は中国のダントツで最大の即席麺製造企業であり、中国一を世界一と言い換えても正しい。但し国内消費に殆どを費やし、輸出されて中国外で見掛ける機会は意外に少ない。

浅く調べた範囲では小米椒は雲南省(ベトナムやラオスと接する辺り)で採れる唐辛子の種類で、泡椒は発酵を伴う唐辛子の漬け物。青い唐辛子を使うと調理例写真のようなクリーム色になる、らしい。フタの左下に泡椒の小袋が写っているのでレトルトの泡椒が付いているようだ。ガチの中華が味わえる期待がある反面、普通の日本人の口に合うのだろうか?という懸念もある。

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No.7555 Indomie (Indonesia) Rasa Soto Lamongan Khas Jawa Timur

No.7555はインドネシアのIndofood、Indomie Rasa Soto Lamongan Khas Jawa Timur。右上に赤くKuliner Indonesia と書いてあるのはインドネシア料理という意味で、インドゥミーのご当地ラーメンシリーズの一つである。

ジャワ島の東に位置するラモンガン地方のソト(鶏と野菜のスープ)味。Khas以降は「東ジャワの定番!」って意味かな。インドネシアは広くて細長い国なので、地域毎に様々な料理があるのだろう。購入価格は3,100IDR、日本円にして32円程度。

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No.7554 ケンミン食品 米粉専家 台湾風担仔米粉

No.7554はケンミン食品、米粉専家 台湾風担仔米粉。同社は神戸にあり、社名の由来は県民ではなく健民である。ビーフン麺についてはタイで製造されたものを輸入している。スープは三重県の正田食品製。台湾には担仔麵という小さなお椀の麺料理があり様々な形態があるが、これをビーフン+鶏豚白湯スープでまとめ上げた製品。

米粉(ビーフン)専科は中国やベトナム、タイなどのアジア料理シリーズ。私の知る限り20年以上の歴史がある。昔は紙素材のパッケージで演歌調の雰囲気を漂わせるものだったのが、最近は半透明のフィルムに変更され、お洒落なイメージに変身した。

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No.7553 Lemonilo (Indonesia) Mie Instan Kuah Rasa Ayam Bawang

No.7553はインドネシアのPT Lemonilo Indonesia Sahat、Lemonilo Mie Instan Kuah Rasa Ayam Bawang、オニオンチキン味。ウチで初めて紹介する会社。2016年に創業し、翌年に即席麺事業へ参入とのことで、私が前回インドネシアへ行った2014年にはまだ存在していなかった。

ノンフライ麺による健康志向を売りにしている。スープはゆで汁ではなく別途熱湯を用いて溶き、麺は湯切りを行なう本格志向。同国でこの面倒臭さが受け入れられるか疑問だが、製品は潤沢に出回っていた。今回の品の購入価格は6,900 IDR(約70円)、同国の一般的袋麺の約二倍。

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No.7552 明星 ロカボNoodlesおいしさプラス ピリ辛酸辣湯

No.7552は明星食品、明星 ロカボNoodlesおいしさプラス ピリ辛酸辣湯。同社は低糖質麺シリーズを2015年に発売し、翌年には派生製品としてLow-Carb Noodlesを出すなど糖質を抑えた製品を積極的に出し続けている。ロカボのカボは糖質:Carbohydratesのことだと思うが、この単語は糖質ではなく炭水化物を指す場合もあってややこしい。

▲左:低糖質麺はじめ屋(2015年)
右:Low-Carb Noodles(2016年)

大雑把に言うと炭水化物=糖質+植物繊維となる。即席麺の栄養成分表示では炭水化物のみ記載されているものが大多数で、糖質だけの値を知ることが出来る製品は少ない。ちなみに今回の品は炭水化物30.5g、糖質17.7g、食物繊維12.8g。

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No.7551 Mi ABC (Indonesia) Selera Pedas Goreng Cup Limau

No.7551はインドネシアのABC President Indonesia、Mi ABC Selera Pedas Mi Instan Goreng Cup Rasa Ayam Pedas Limau。インドネシア風焼そばミーゴレンの辛いチキンライム味。

同社は台湾の統一企業(Uni-President)とインドネシアのABC Central Foods社との合弁会社。1991年の創業当初から統一企業のコピー生産ではなく現地独自の製品を投入し、統一企業とのブランド共用は無い。2018年には統一企業との資本関係を解消した。先日ジャカルタで購入した品だが、ABCはちょっと元気がないように感じたな。

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No.7550 山本製粉 そば

No.7550は愛知県の山本製粉、そば。税抜価格僅か88円で購入。大企業売れ筋製品の「見て見て!コレ美味しいよ!」と訴求する物欲しそうなデザインとは対照的な、何ともうら寂しさを感じさせるパッケージで、無地の赤い暖簾が行き場を失い途方に暮れた存在に見える。とはいえ脱力系草食種のデザインも良く見れば味わいが深く、愛おしさすら感じてしまう。この図柄を肴に楽しい酒が呑めそうだ。

同社サイトを観ると、もう少し攻めたデザインの「小えび天入りそば」という製品も存在するが、今回の品には小えびが入っておらず細かなスペックも違うので別物なのだろう。販路限定品なのかな?

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No.7549 ヤマダイ ニュータッチ凄拉麺 なめらかな中細麺と焼豚入りコク醤油ラーメン

No.7549はヤマダイ、ニュータッチ凄拉麺 なめらかな中細麺と焼豚入りコク醤油ラーメン。茨城県を中心に展開するスーパーのカスミ専売品。ヤマダイの本社は茨城県結城郡八千代町、カスミの本社は茨城県つくば市、ということでご近所同士だね。

凄麺同様のノンフライ麺で全部で四種類(全て入手済)。凄と麺の間に「拉」を割り込ませたブランド名で類似性を示唆するが、フタのグラフィックは長い製品名を黒く大きな文字でデカデカと配してちょっと下品。色使いを見てもあまり高級感を感じない。まあこれは凄麺を越えない、凄麺よりも格下であることの表現であろう。凄拉麺は全種類税抜228円で、凄麺の実勢価格よりも少し安い程度。

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No.7548 丸縈製粉 新之助 のどぐろラーメン 魚介だし醤油味

No.7548は新潟県の丸縈製粉、新之助 のどぐろラーメン 魚介だし醤油味。新之助はお米のブランドで、麺に新之助の米粉をブレンドしてある。観光土産的な性格を持つ製品であり、購入価格は二食入で税込520円。

のどぐろという名前は近年頻繁に耳にするようになってきたが、私自身はこれがのどぐろの味だ!という確固たるイメージを持っていなかった。でも調べてみたらアカムツのことなんだね。滅多に食べるものではないが好きな味。

だがこれをラーメンのスープに使うというのは期待と不安が交差する。味香りが明確に主張する代償として生臭くならないか、或いは何の味だか判らない程度に希釈されて全然有難味を感じないか、とか。

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