No.7219 Masan Consumer (Vietnam) Mì Ly Omachi Xốt Bò Hầm

No.7219はベトナムのMasan Consumer、Mì Ly Omachi Xốt Bò Hầm。ビーフシチュー風味。カップのOmachiには同じ味でもNo.7203で紹介した巨大な(45g)ソーセージ付きのデラックス版と今回の品であるソーセージ無しのスタンダード版が存在し、購入した店ではそれぞれ価格が16,500VND対9,200VND、約42円の差額がソーセージ代ということになる。

最近ベトナムの製品を紹介することが多いのだが、パッケージにメーカを問わず「Mới」という単語が頻出することに気付いただろうか?今回の品もブランド名の真上に陣取っているが、これは「新しい」という意味である。

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No.7218 釜石振興開発 釜石大吟醸らーめん 味噌味

No.7218は岩手の釜石振興開発、釜石大吟醸らーめん 味噌味。製造は秋田の八郎めん。同じ組み合わせの姉妹品、うにらーめんをNo.7188で紹介している。観光土産的な雰囲気が漂う、結構お高い製品である(税込338円で購入)。

大吟醸という製品名からスープに日本酒を加えたのかな?と思ったら、浜千鳥(岩手県のお酒)の大吟醸酒麹を使ったとのこと。ということは粕汁のような濃厚な味が想像できるな。即席麺のスープに酒麹を使った製品はこれが初めての経験である。なお大吟醸とは精米歩合50%以下、お米の芯の部分だけを使って作られた日本酒のこと。

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No.7217 サッポロ一番 旅麺 横浜家系 豚骨醤油ラーメン

No.7217はサンヨー食品、サッポロ一番 旅麺 横浜家系 豚骨醤油ラーメン。旅麺シリーズはオープン価格で、実売百円程度の販売が多いお手頃な製品。なのに(私が知る限り)全てが液体のスープまたはソースを使用しているため、粉末では成し得ない質感表現が期待できる。これなら流通系のプライベートブランド商品にも負けないかも!?

なんて言うと、じゃあより高額なサッポロ一番どんぶりや同カップスターの立場が無くなってしまうではないか、と余計な心配をしてしまうのだが、液体が善で粉末が悪というのは安直な区別であり、スープの形態だけで全てが決まるものではないのが即席麺の奥の深さでもある。

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No.7216 マルちゃん ハマる 鬼旨辛麺

No.7216は東洋水産、マルちゃん ハマる 鬼旨辛麺。姉妹品のハマる スパイシー黒醤油味をNo.7136で紹介している。しかし黒醤油味も同様なのだが、パッケージに大きな字で書かれている「いつもよりちょっとパンチある一杯」が正式な名前だと思ってしまうよ。だが同社サイトを確認すると「ハマる」がシリーズ名であり、「いつもより~」は名前に含まれない。

そもそも「ハマる」というのは製品名としてキャッチーではないように感じるのだ。日常生活の中で「俺、昨日ハマる食ったぜ」なんて会話は想像しにくい。マルちゃんZUBAAAN!もそうだけど最近同社の製品名は自分の感性にハマらないものが多いなあ。

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No.7215 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Doraemon Hương Vị Bò Cuộn Phô Mai

No.7215はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Doraemon Hương Vị Bò Cuộn Phô Mai。牛肉のチーズ巻き風味、かな?もちろん藤子プロの承諾を得た製品でライセンスの表示もある。同社は袋麺に加えてカップ麺にもドラえもんヌードルを用意している。

▲ドラえもんステッカー(裏のリ付)
切り出しの垂直が出ていないのはご愛敬?

中にはドラえもんステッカーが同梱されており、そこに書かれた番号から見ると少なくとも20種類程度はある様子。更にこれらは定期的に刷新されているようで(現在はスポーツ編)、子供たちは全種類を集めたくなるだろう。日本にもかつて仮面ライダースナックというものがあり、カードだけ集めて中身を捨てるのが社会問題になったっけな。

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No.7214 YesMom (Vietnam) Mì Tôm Chua Cay

No.7214はベトナムのThiên Hương Food、YesMom Mì Tôm Chua Cay。辛い海老味。同社は1972年から即席麺の生産を開始した、ベトナムの老舗企業。湯気の立った赤い鍋の中に「Vì Hương」又は「味香麺」と書かれたマークの付いた製品は日本にも入ってきている。

今回の品はパッケージ写真にあるようにソーセージ付。No.7203で紹介したOmachiにも付いていたが、あれはソーセージが45gと大きな反面16,500VNDと高額だったのに対し、今回の品は実測17gと小さな代わりに8,500VNDと半額に近い。はいお母さん、という名前からして子供向けの製品のようだ。

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No.7213 草津名産品製造 牛乳とんこつラーメン

No.7213は草津名産品製造、牛乳とんこつラーメン。販売者は群馬県の会社であり、製造者は最近ウチの試食記でよく名前が挙がるクックランド(秋田県)。そして牛乳提供は豊田乳業との表示があり、調べてみたら愛知県豊田市に豊田乳業株式会社を発見。随分と色々な場所が関係しているんだねえ・・・

と思ったが、パッケージをよく読むと「吾妻の牛乳使用」と記されているではないか。あれ?と思い調べ直したら、群馬県吾妻郡長野原町にも有限会社の豊田乳業が存在していた(Webページは無し)。やっぱ地元の牛乳でなくっちゃ「群馬を飲む!」なんてコピーを掲げることは出来ないよなあ。

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No.7212 Omachi Diamond (Vietnam) Bắp Bò Hầm Dưa Chua

No.7212はベトナムのMasan Consumer、Omachi Diamond Bắp Bò Hầm Dưa Chua。ピクルス添えのビーフシチュー味。レトルトの漬け物が付いたちょっと高級な袋麺(約62円相当)。

カップ麺ならそう珍しくはないが、袋麺でレトルトの具が付いている製品は日本はもちろん世界的にみても珍しい形態。例外国は台湾で、満漢大餐や一度賛など数多くのレトルト具付きの製品があるのだが、これらはみんな大きな肉の塊が入っている。なので乾燥物ではない野菜の漬け物付きというのはさらに珍しい。過去食べた例としては中国の製品(今麦郎の辣煌尚)ぐらいしか思い出せないな。

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No.7211 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Potato King Hương Vị Lẩu Nấm Sún Bò

No.7211はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Potato King Hương Vị Lẩu Nấm Sún Bò。じゃがいも王麺 牛肉と椎茸風味。右下に「11%」と記されているのはじゃがいも澱粉の含有率で、通常よりも多いらしい。

日本の即席麺は基材として小麦粉100%の麺が殆どであるが、海外製品ではラーメンであってもじゃがいも澱粉やタピオカ澱粉を混ぜるのが当たり前のようになっている。これがしぶとい粘りやもちもち感を安価に演出してくれる反面、ゴム紐を噛むようなナマクラな歯応えになりがちで、店舗やチルド品で生麺に慣れている日本人には受け容れ難い食感だろうなあ、と思う。

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