No.6430 Khang Phúc Food (Vietnam) Hương Vị Tôm Chua Cay

No.6430はベトナムのKhang Phúc Food(カンフーフード)、Hương Vị Tôm Chua Cay。ベトナム語での正式な会社名はCÔNG TY TNHH THỰC PHẨM KHANG PHÚC。スパイシー海老味スープの春雨麺である。

カンフーフードという会社はそれまで全然知らなかったのだが、去年頃から急激に日本のマーケットでも見掛けるようになった。春雨やビーフン、フォーは製造設備が比較的簡単なのかベトナムには零細企業がたっくさんあって、そのうちの一つだと思われるが、うまく日本商社とのパイプを確立したのだろう。会社のサイトを見ると日本語表記がある製品群もある。

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No.6429 麺のスナオシ 麺’s カレー南蛮うどん

No.6429は麺のスナオシ、麺’s カレー南蛮うどん。税込購入価格が69円ということで、多くのことを望んじゃいけない製品である。

今回の品の前身となる製品を2003年8月にNo.2660で試食している。この頃はまた会社名が合資会社砂押商店だった。フタのデザインは黄色地に黒い筆文字で大して変わっていないのだが、昔のヤツは製品名がカレー南「」である。茨城は水戸の会社らしからぬ(?)ちょっとヒネった粋なネーミングだと思っていたのだけれど、いつしかあたりまえの南「」に替わってしまった。きっとウルサイ客から「おたくの製品名は間違ってる、けしからん!」などと炎のようなクレームが付いたんじゃないかな。

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No.6428 Piwa Food (Sweden) Thai Cup Noodles Beef Taste

No.6428はスウェーデンのPiwa Food AB、Thai Cup Noodles Beef Taste。スウェーデン語で書かれてい「Biffsmak」はビーフあるいはステーキ味のこと。このシリーズはNo.6349(チキン味)、6363(カレー味)に次いで三回目となるが、製造は全てタイ。

カップ麺の輸送なんて空気を運ぶようなものであり、安い製品価格にわざわざタイからの輸入費用を転嫁して商売として成り立つのか?という疑問が湧いてしまう。スウェーデンで工場を建てるほどの需要が無いのは判る気がするが、だったら欧州の近隣国からOEM供給を受ける手もありそうなもんだが。同国のICAは中国から仕入れているんだったな。

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No.6427 ハウス食品 うまかっちゃん 濃厚新味

No.6427はハウス食品、うまかっちゃん 濃厚新味。2018年8月に登場した製品で九州・山口・沖縄・四国中国の限定販売。うまかっちゃんは1979年9月に九州で発売され、その後豚骨ラーメンを全国に広める役割を担った記念碑的な製品である。

今まで数多くの味の種類が出ては消えていった一方で、麺は殆ど変わり映えしないと思っていたが、今回の濃厚新味は「発売39年にして初の新しい麺」を導入。ゆで時間が3分から1.5分へ短縮、麺幅も1.4mmから1.2mmと細くなったとのことで、ゼロから作り替えた模様。従来の麺は昭和っぽさを残す古風なものだったのでどう変わったのか興味津々である。

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No.6426 Mivina (Ukraine) Nuudlid Juustumaitselised

No.6426はウクライナのNestlé、Mivina Nuudlid Juustumaitselised。バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)向け仕様で、Juustumaitselisedはエストニア語でチーズ味という意味である。「ゆーすつまいつぇりぜっ」みたいな読みになるのかな。

いつもながら素っ気ないというか田舎臭くて安っぽいパッケージだね。調理例写真もあまり美味しそうに見えないし、味を示すものは簡素なチーズのイラストだけ。パッと見ただけでは世界的企業Nestléの製品だとは判らないだろう。まあこの辺では即席麺の競争があまり熾烈ではない、まだあまり認知されていないことの証左かもしれんな。

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No.6425 マルちゃん 激めんワンタンメン 豆乳担々麺

No.6425は東洋水産、マルちゃん 激めんワンタンメン 豆乳担々麺。激めんは1978年11月に登場し、当初は派手なTVCFと相まって全国的に認知されたのだが、徐々に売上げの地域差が出てきてここ暫くは北海道・東北・信越・関東・静岡の限定販売となっていた。しかし2018年10月のリニューアルを機に再度販売エリアを全国に拡大したのである。とはいえ今まで関東圏においてもどこでも売っていたという訳ではなく、多少は探す手間が掛かっていた商品でもある。

で、今回は豆乳担々麺かあ。私の激めんのイメージは、多少粗いけれども勢いがある、まさに「激めん」の書体のように鋭角なエッジがピンと立った即席麺なんだけどな。

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No.6424 KASET (Thailand) Woonsen Cup Crab Black Pepper Flavour

No.6424はタイのThai Ha Public、KASET Woonsen Cup Crab Black Pepper Flavour。Woon Senというのはタイ語の春雨(วุ้นเส้น)の読みをアルファベットで表記したもの。汁なしで焼そば風にしたパッウンセン(Pad Woon Sen)という料理をカップで再現した製品。

タイ料理でビーフンを炒めたパッタイ(Pad Thai, ผัดไทย)が有名だが、これのビーフンを春雨に置き換えたものと考えれば大体いいみたい。タイ語でパッ(ผัด)は炒めるっている意味なんだな。

調理例写真には大きなカニの爪がごろり。こんなのが入っていたらと想像すると胸が熱くなってくるが、一方でカップはとても軽くて具には期待できなさそう。

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No.6423 麺のスナオシ サッポロみそラーメン

No.6423は麺のスナオシ、サッポロみそラーメン。前回No.6422日清のラーメン屋さんに続いて油揚げ麺で味噌味の袋麺。

学生の頃、体育の実技とか英語の教科書音読とかで順番が回ってくる際に、前の人が上手いと自分の下手さ加減が比較強調されて嫌だなあと思うことが多々あった。なのでもしも今回の麺のスナオシ、サッポロみそラーメンに人格があるならば、よりによって優等生日清の直後に俺の試食をしなくてもいいだろうに、i-ramenの管理人も人が悪いというか無慈悲だなあ・・・と嘆くだろう。

しかしこれは天が与えた試練である。天下の日清と横並び比較されることでスナオシの真の力が試されるというものだ。いつも大黒食品等の安売りブランドと一緒にぬるま湯の中にいては飛躍のチャンスも限られてしまうからね。

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No.6422 日清食品 日清のラーメン屋さん 札幌みそ味

No.6422は日清食品、日清のラーメン屋さん 札幌みそ味。製品名に札幌という地名がはいるのに、販売は北海道を除く全国である(北海道販売専用として「日清北海道のラーメン屋さん」という製品が別途ある)。

i-ramen.netでは食べた製品の写真をこのBlogやYouTube動画で使うもの以外にもいろいろ撮っているのだが、今回空き袋の裏面写真をレタッチしている時に「あれ?」と一瞬手が止まってしまった。

オレンジ地の上にある緑の不規則な汚れのような点々。零細企業ならともかく、まさか天下の日清食品がグラフィックの単純ミスを見逃す筈はないよなあ。もしや!?と思っておもて面の画像とつなげてみると・・・

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No.6421 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 復刻版煮玉子らーめん

No.6421はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 復刻版煮玉子らーめん。今や信頼のブランドとなった凄麺シリーズは2001年10月に発売された「これが煮玉子らーめん」から始まった。今回復刻版が出ると聞き、そして私はオリジナルが発売された当時の製品をNo.2113で試食していることもあり、きちんとチェックして報告する責任と義務があると思ったため最優先で購入した。

パッケージのグラフィックは昔のものによく似せてあるね。調理例写真は別物ながらもオリジナルの配置をかなり忠実に再現してある。出た当初の凄麺シリーズは赤地の「凄麺」マークが縦書きと横書きのものが混在していたんだけど、2004年頃からはイメージが分散しないようにか横書きに統一したみたい。

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