No.6799 エースコック スーパーカップ 大盛りブタキム油そば 絶辛

No.6799はエースコック、スーパーカップ 大盛りブタキム油そば 絶辛。この7月に発売された製品だが、もう店頭では見られなくなり現在は箱単位での通販が残っている程度。

店先でブタキムとか絶辛という言葉に反応して思わず手が伸びてしまったよ。ちなみに個人的には豚肉とキムチを引き合わせてカップ麺化したのはエースコックの偉業であり、Tontantinノーベル平和賞をあげても良いではないかと思うぐらいに評価している。

とはいえ汁なし麺の油そばで絶辛かあ、と若干の不安がある。汁ありのラーメンならばスープを切る・飲まないことで辛さの調節をしやすいけれど、汁なし麺だと麺に絡んだソースを全部受け入れるしかないからね。

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No.6798 KOKA (Singapore) The Original Prawn Flavour

No.6798はシンガポールのTat Hui Foods、KOKA The Original Prawn Flavour。輸出を前提とする製品であり、裏面は五か国語による細かな字で埋め尽くされる。

一般的な袋麺は大体ゆで時間(または丼お湯入れ後の待ち時間)三分のものが多く、これは日本だけでなく世界的に言えること。有名どころの例外はNestléのMaggiが二分であるが、この場合製品名が「2 Minute Noodles」なのですぐに判る。しかし曲者は今回取り上げるKOKAであり、ゆで時間が二分(製品によっては二~三分)であることの表示が裏面の細かな字を読まないと判らないのだ。KOKAの袋麺にゃ気を付けろ!

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No.6797 日清食品 7-Premium 蒙古タンメン中本 北極ラーメン 激辛味噌

No.6797は日清食品、7-Premium 蒙古タンメン中本 北極ラーメン 激辛味噌。毎年限定販売を繰り返す製品で、今現在は入手不能。ウチで初めての試食となる。定番の辛旨味噌はたまに食べる機会があり、比較のため今回の北極を食べる直前にも食べている。

▲辛旨味噌と激辛味噌を連食

個人的には辛さを楽しめるのは定番の辛旨味噌までが限界で、これ以上刺激が強いと食べることが苦行になるのでは?と感じていた。巷の噂でこの北極はもっと辛いと聞いており、ちょっと身構えつつ試食に臨む。なにしろ私は辛い物に対して口と胃はそこそこの耐性があるつもりだけど、近年出口がボトルネックになっていて、あんまり無理・無茶はしないようにしているのだ。

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No.6796 Mr.Noodles (Bangladesh) Curry Flavour (Cup)

No.6796はバングラデシュのPran Argo、Mr.Noodles Curry Flavour (Cup)。Mr.Noodlesというブランドは今までに何度か紹介してきたが実体が掴みにくい。製品の顔ともいえるロゴが複数あり、原産国や製造元の表記が無いものもある。

▲Mr.Noodlesロゴの書体がみんな違う
さらに違う種類の存在も複数確認済

今回の品はNo.6009の袋麺と同じ原産国・企業でありパッケージデザインの様式も同じだが、カップ麺のNo.6485は容器の構造や中身が異なり、原産国や生産企業の表示は無い(カナダの輸入代理店表示はある)。

Mr.Noodlesのブランドをどこかの企業が持ち、他の複数の企業が使用権を買って独自に即席麺の製造・販売をしているのかもしれないな。

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No.6795 イトメン 魚介と野菜のおだしらーめん あさりみそ味

No.6795はイトメン、魚介と野菜のおだしらーめん あさりみそ味。今年の2月に発売された製品でアサリのだしが特徴であり、姉妹品としてしょうゆ(いりこ)としお(かつお)がある。

パッケージのグラフィックはアッサリした脱力系であり、女性の昼食用途がターゲットなのかな、と推測する。一方で消化能力が衰えて脂っこさや刺激が辛くなってきたオッサン(私のことだ)だって、時には体へ与えるダメージが少ない即席麺を食べたいと思うことがあるよ。

コンビニに並ぶ派手な製品とは一線を画す、大人の味覚に耐える即席麺が欲しいなあとオッサンは日々思うのだ。今還暦近辺の人達なら幼少の頃から即席麺に慣れ親しんでいるのだし。

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No.6794 超力國際食品 (Hong Kong) 超力湯麵 鮮雞味

No.6794は香港の超力國際食品、超力湯麵 鮮雞味。英文ではChewy International Foods、3-min Instant Noodles Chicken Flavorとなる。今までに超力の製品は米粉によるビーフンを何度か紹介してきたが、今回は初の小麦粉によるラーメンである。この会社がスープ付のラーメンを作っていたなんて知らなかったよ。

まあ社名に「國際」が付くぐらいだから、香港内での販売よりも海外への輸出比率が大きいのだろう。そういえばギリシャのFlavour Factory、Oriental Expressの袋麺が超力の粉末スープを使っていたが、麺も超力製なのかもしれない。

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No.6793 大黒食品工業 マイフレンド ビック ソースやきそば

No.6793は黒食品工業、マイフレンド ビック ソースやきそば。

近所のスーパーにはいつもマイフレンド製品が三種類並べられており、その前を通る度に今日も元気でいてくれることを確認して安堵の胸をなでおろすのが日常である。しかしふと焼そばのパッケージを見ると「特製ブレンド液体ソース!!」と書かれているではないか!なに!?俺に断りもなくいつの間に粉末から液体になったんだ?調べたところこの2月にリニューアルされたらしく、とにかく一刻も早く緊急試食を敢行しなければ!

No.5882 粉末ソース時代のマイフレンド(2016年)

従来からマイフレンドの焼そばは穏健派であった。同じ群馬県のペヤングは今やお騒がせの過激派と化してしまい、両者は対照的な道を歩んでいるといえる。

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No.6792 Continente (Portugal) Noodles sabor a Camarão

No.6792はポルトガルのSonae Distribuição、Continente Noodles sabor a Camarão。Sonaeはポルトガル最大の小売りチェーンで、Continenteはそのプライベートブランド。Camarãoは海老のこと。ポルトガルでは大きなスーパーでもコンビニ級の店舗でもこのContinenteブランドの食品を頻繁に見かけたので、Sonaeの影響力の強さが伺える。

原産国の記載は無いが、あまり即席麺が浸透していない同国で即席麺を生産しているとは考えにくい。そして中身から推測するとシンガポールのTat Hui Foods製によるものであろうと考える。

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No.6791 マルちゃん正麺 ソース焼そば

No.6791は東洋水産、マルちゃん正麺 ソース焼そば。袋の即席ノンフライ焼そばはとても珍しく、現在レギュラー製品として存在するのは(大手では)これしかないかも。少し前には日清ラ王の上海焼そばがあったが(No.6137で試食)短期間で消えちゃったし。

この製品、作り方が普通の揚げ麺の袋焼そばとは若干異なる。要約すると先ず油を引いて肉と野菜を炒め、水と液体ソースを加え沸騰したら麺を入れる。一分間隔で二度ひっくり返し、ほぐして水気がなくなったら出来上がり。麺よりも先にソースを入れる点に違和感があるよ。

▲五個パック外観

今回は五個パック品を購入。本品は出来栄えのバラつきが大きいと感じられたが、何度も試食を行えたのは幸い。

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No.6790 Indomie (Turkey) Spesiyal Hazir Noodle

No.6790はトルコのAdkoturk、Indomie Spesiyal Hazir Noodle。英文で小さく「Special Flavour」と添えられている。Indomieのスペシャルフレーバーはニンニクと唐辛子の効いたチキン味。

▲No.4123はインドネシア版、6588はエジプト版、
6790はトルコ版のSpecial Flavour
小袋の印刷が同一
インドネシア語のBumbu=Seasoning
インドネシア語のCabe=Chili
トルコ版のみ商標部の黄色い帯が無い!?

冒頭から結論を書いてしまうのだが、今回の品は以前元祖インドネシア版やエジプト版で食べたSpecial Flavourとスープの味が酷似している。そしてスープ等小袋の印刷が同じであることにも気が付いた。文字はインドネシア語と英語であり販売国へのローカライズはされていない。なのでIndomieのライセンス生産はスープがインドネシアから支給されているものと推測する。

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