カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.7154 A-One (Vietnam) Mì Thịt Xào

No.7154はベトナムのSaigon Ve Wong、A-One Mì Thịt Xào。ポーク味。No.7142で同社のカップ版ポーク味を紹介している。

毎度の繰り返しになるのだが、Saigon Ve Wongは台湾の味王(Ve Wongの傘下にある会社である。但し即席麺の製品ラインアップは双方で独立しており、台湾の味王とベトナムのA-Oneで共通のブランドを展開するようなことはしていない。これは世界的に見るとむしろ珍しいことだと思われる。まあ味王は突出する強いブランドや製品を持っているわけではないので、ベトナムに導入したところで相乗効果は見込めなかったのだろう。

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No.7134 Micoem (Vietnam) Cung Đình Phở Gà Hà Nội

No.7134はベトナムのAsia Food Technology、Micoem Cung Đình Phở Gà Hà Nội。チキン味スープのフォーだね。No.7114で姉妹品の牛肉味を紹介しており、液体スープならではのしっとりした舌触りと、やや無機質な米粉麺の組み合わせが上手くまとまっていると評した。

この会社の製品を食べるのはカップを含めて七種類目になるが、全て液体(ペースト状)スープを使うため、日向臭い安っぽさを感じさせないのは美点である。なおベトナムにはAsia Foods Company(Gấu ĐỏやMì Helloブランド)という全く別の即席麺を作る会社があるのでご注意を。

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No.7124 A-One (Vietnam) Mị Hương vị Tôm Chua Thái

No.7124はベトナムのSaigon Ve Wong、A-One Mị Hương vị Tôm Chua Thái。タイ式トムヤムクン味ラーメンだね。この会社は台湾の味王(Ve Wong)がベトナムに建てた子会社で、中国語の読み(ヴェィワン)を引っかけたA-Oneをブランド名としている。最近は並行して「Mì SAVI」という廉価版ブランドを立ち上げた。

▲ベトナムの招き猫

丼の右上にいるのは金色の鈴を付け片手を上げた三毛猫。これはどう見ても日本の招き猫そのもので、ベトナムでも縁起物として認知されているみたいだ。左の赤い提灯も(中国ではなく)折り畳み可能の日本式かな?どことなく親しみを感じるパッケージである。

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No.7122 Hobe Express (Philippins) Instant Pancit Bihon Oriental Guisado Flavor

No.7122はフィリピンのMarikina Food、Hobe Express Instant Pancit Bihon Oriental Guisado Flavor。Guisadoはタガログ語やスペイン語でstewedの意味。

Hobeというブランド名は昔聞いた記憶があり、購入して帰宅後に調べたところ、8年前のNo.5290で試食記を紹介していた。パッケージデザインは異なるもののEANコードは同一。

▲2014年に試食した同じ品(No.5290)
丼に盛られた調理例写真は汁あり麺のよう

かつてパッケージの調理例写真を見て、汁ありか湯切りするのかが判らなくて迷ったことを思い出した。今回の品の写真は平たい皿に盛ってあるので、汁なしであることがハッキリ判る。

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No.7119 Wingsfood (Indonesia) Mi Sedaap Mi Sup Perisa Ayam Bawang

No.7119はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mi Sedaap Mi Sup Perisa Ayam Bawang。オニオンチキン味。

Mie SedaapとMi Sedaap、袋の材質も別物
どちらもJPNと印字があるので日本向けロットだね

ウチのBlogを細かく読み込んでいる人は、「あれ?前回は『Mie Sedaap』だったのに今回は『Mi Sedaap』か、Tontantinもヤキがまわったなあ」と思うかもしれない。しかしこれでいいんです!

MieMiもあの辺の地域での麺を指す単語。Mieはインドネシア国内向けなのに対し、Miは輸出仕様で袋にアルミ蒸着の遮光処理が施され多言語併記となる。日本にはどちらも入ってきていて、違いを捜すのも面白い。

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No.7114 Micoem (Vietnam) Cung Đình Phở Bò Hà Nội

No.7114はベトナムのAsia Food Technology、Micoem Cung Đình Phở Bò Hà Nội。社名はAfotechと省略されて使われることが多く、Micoemは即席麺のブランド(マルちゃんとかサッポロ一番のようなもの)、Cung Đình(=宮殿)は製品系列に付くサブブランド(ラ王とか正麺のようなもの)、Phởはフォー、Bòは牛肉、Hà Nộiは地名のハノイ。ハノイ風牛肉味のフォーだね。

と、製品概要の説明だけで序章(300文字以下になるようにしている)の大半が埋まってしまうな。海外の会社や製品の情報を調べるのは結構タイヘンなので、Blogは手を抜こうっと。

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No.7109 Wingsfood (Indonesia) Mie Sedaap White Curry

No.7109はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mie Sedaap White Curry。Sedaap製品はほぼ全種類を食べてきたが、今回の品は最近の発売らしく、初めてお目に掛かるものである。

ホワイトカレー味の即席麺は十年ほど前からマレーシアやシンガポールで流行りはじめ、その周辺国にもじわじわと派生してきている。そのうち日本でも定番の品として出す会社が現れるかもしれない?基本は甘いココナッツミルク(もどき)+唐辛子であり、グリーンカレーを受け容れられる人ならばホワイトカレーも気に入るだろう。ただし爽やか要素はグリーンカレーほど強くはない。

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No.7104 Micoem (Vietnam) Cung Dình Hủ Tiếu Nam Vang

No.7104はベトナムのAsia Food Technology、Micoem Cung Dình Hủ Tiếu Nam Vang。販売はアイ・シー・エム。ベトナムの米粉麺といえばフォーが有名だが、他にもいろいろある。今回紹介するフーティユ(フーティウ)はホーチミンなどベトナム南部で広く食べられ、見た目はフォーよりも細めの平打ち麺だが、米粉をシート状に形成したものを天日干しした後に裁断するのが特徴。

Micoem Cung Dìnhブランド製品が日本に入ってきたのは最近のことであるが、今回の品はダイソーで買ったもので、違う品をドン・キホーテで入手した。独自の販路展開をしているみたい。

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No.7098 Wingsfood (Indonesia) Mie Sedaap Kari Spesial

No.7098はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mie Sedaap Kari Spesial。カレー味。Sedapで美味しいの意味。13年ぶりの試食。

インドネシアへ行った際の印象で、即席麺のシェアはIndomie(Indofood社)が最大手で今回のSedaapが二番手。次いでABC、Nissinという感じ。今はどうなっているんだろう?また行きたいなあ。

Sedaapが登場したのは2003年でまだ二十年足らずだが、すぐに先行者を抜き去り急伸。Indomieは慌ててパッケージに似た書体で「Sedaaap」(aが一個多い)と掲げたりしていた。

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No.7094 維力食品 (Taiwan) 麻辣鍋麺

No.7094は台湾の維力食品、麻辣鍋麺。あれ?維力食品「工業」じゃなかったっけ?、と調べてみたら2019年末に食べたNo.6580ではまだ工業が付いていたのに、2020年初頭のNo.6599は工業が消えていた。製造時期を考えると、2019年初頭〜中旬頃に社名を変更したのだろう。

裏面の説明書きは英語と仏語の併記なのでこれは輸出専用製品。というか同社の国内向けサイトには該当する製品が見当たらず、台湾国内では流通していない製品らしい。とはいえ上向き円弧で色を区分けするデザインは同社の看板製品である「維力炸醬麵」の流れを汲むものであり、同じ系列に属する製品だろうと想像できる。

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