カテゴリー別アーカイブ: 602Taiwan

No.7596 曾拌麵 (Taiwan) 香葱椒麻

No.7596は台湾の食味鮮、曾拌麵 香葱椒麻。英文表記はFresh Delicacy、Tseng Mixed Noodles Scallion Sichuan Pepper。ウチで初めて採り上げる会社の製品。

かん水を使わない白い麺を自然乾燥させたノンフライで、茹でて湯切りをした後にソースと和えるもの。この様式は同じ台湾のKIKI食品雑貨阿舎食堂などの製品が最近日本で出回ってきて、新たな潮流だと感じている。一方で台湾の大型スーパーへ行くとこの種の製品が十種類以上もズラリと乱立しており、日本に居るだけでは全体像の把握が無理だと判断、当面は積極的な収集対象から外している。今回の品はいただき物。

続きを読む No.7596 曾拌麵 (Taiwan) 香葱椒麻

No.7528 味丹企業 (Taiwan) 真麺堂 刀削麺 香辣醤油味

No.7528は台湾の味丹企業、真麺堂 刀削麺 香辣醤油味。このシリーズをウチで紹介するのは今回が三度目で、その全てが日本で購入したもの。台湾でこの製品を見掛けたことは一度も無く、味丹の台湾向けサイトにも製品情報は載ってない。

だが味丹の英文サイトには「真麺堂 Jhen Mian Tang」として載っており、どうやら輸出用の製品らしい。道理で英文サイトの製品名が「麵」ではなく「麺」表記だし、裏面の説明文は中国語より英語が優先して書かれている訳だ。(なお袋右側の大きな赤丸は日本語表記だが、これはシールを貼ったもの)。過去食べた経験では十分に台湾らしい製品であり、台湾国内で売らない理由が分からない。

続きを読む No.7528 味丹企業 (Taiwan) 真麺堂 刀削麺 香辣醤油味

No.7488 維力食品工業 (Taiwan) 媽媽麵 蒜香排骨風味

No.7488は台湾の維力食品工業、媽媽麵 蒜香排骨風味。お母さんの麺という意味の製品名でにんにくポーク味。味は違うが媽媽麵を食べるのは24年ぶり。タイのNo.1ブランドMAMAも一部中華圏では漢字で媽媽を名乗っているが、商標の衝突はないのかな?

▲昔の媽媽麵(2000年)

維力の袋麺は今回の品を含め、作り方の説明で丼お湯入れ方式と鍋でゆでる方式の両方が書かれているものが多く、最近の試食では台湾で主流と思われる丼お湯入れ方式で作ってきたが、今回は敢えて鍋でゆでて作ってみた。食べ終わってから気付いたが、作り方説明では麺と一緒にスープと調味油を入れて煮込むよう指示があったのに、ゆで上がってから入れてしまったよ。しまった!

続きを読む No.7488 維力食品工業 (Taiwan) 媽媽麵 蒜香排骨風味

No.7480 維力食品工業 (Taiwan) 手打麵 和風豚骨風味

No.7480は台湾の維力食品工業、手打麵 和風豚骨風味。手打麵シリーズは袋版とカップ版があり、ウチでは過去それぞれ二回の試食記を書いている。和風豚骨風味を扱うのは今回が初めて。

過去に食べた経験では、手打麵は台湾の即席麺としては珍しい幅広の麺である(まあこれが唯一の「手打」らしい部分であるのだが)。そして維力の袋麺らしく丼お湯入れ方式と鍋でゆでる方式の双方をサポートしている(=作り方の説明がある)。

昨年末から台湾の即席麺をたくさん紹介してきたが、維力の袋麺に関しては台湾らしさが顕著に出る丼お湯入れ方式で作って試食してきたが、今回の品については過去の経験から鍋でゆでて作ることにした。

続きを読む No.7480 維力食品工業 (Taiwan) 手打麵 和風豚骨風味

No.7470 維力食品工業 (Taiwan) 素飄香 蔘湯麵

No.7470は台湾の維力食品工業、素飄香 蔘湯麵。高麗人参味の袋麺。粉末スープの原材料名を見ると一応高麗人参の粉末が入っていることになっており、何かきっと体に良いことがありそうな印象を持つが、購入価格は15TWD(約70円)と安価な製品なので過度な期待は禁物。台湾式ベジタリアン向け食品で一番厳格な「全素」扱いで、動物性素材やネギ・乳製品等を使っていない。

台湾では今回の品以外にも他社でいくつかの高麗人参味即席麺が存在する。また今までに何度も當歸(当帰)を使った製品を紹介していて、即席麺に薬膳としての機能を持たせることが(日本より)一般的なのだろう。価格も普通の製品と比べて高くない。

続きを読む No.7470 維力食品工業 (Taiwan) 素飄香 蔘湯麵

No.7463 維力食品工業 (Taiwan) 真爽 黑胡椒牛肉風味麵

No.7463は台湾の維力食品工業、真爽 黑胡椒牛肉風味麵。真爽は安価でメリハリの効いた味の製品群で、カップ版も存在する。今回の品は漢字を見れば日本人でもどのような味なのかがすぐに想像できるだろう。姉妹品の 精燉豬肉風味麵をNo.7438で紹介している。

今回の品を含め台湾の袋麺では二つの作り方をサポートするのが一般的。一つは「沖泡」で丼に麺や調味料を入れてお湯を注いで蓋をするもの。もう一つは「快煮」で鍋で麺をゆでるチキンラーメン式。日本では質感の優位性でほぼ「快煮」式に収束したのに対し、台湾では「沖泡」も現役であり、作り方説明が「快煮」だけの製品は極めて少ない。火を使わないのが喜ばれるのかな。

続きを読む No.7463 維力食品工業 (Taiwan) 真爽 黑胡椒牛肉風味麵

No.7459 維力食品工業 (Taiwan) 一度贊 番茄牛肉麵

No.7459は台湾の維力食品工業、一度贊 番茄牛肉麵。一度贊はレトルトの肉塊入り高級袋麺シリーズ。番茄はトマトのことで、牛肉のトマト煮込み麺。購入価格は45TWD(約210円)で袋麺としては高いが、レトルトの具が付いていると思えば妥当だろう。

統一の滿漢大餐、味丹の味味一品、臺灣菸酒TTLといった他社のレトルト付き袋麺も同じような高価格だが、全てが作る際に鍋でゆでる方式に加えて丼お湯入れ方式もサポートしている。余所者の素人考えだが、丼お湯入れ方式を外して鍋でゆでて作るのみに絞れば麺質をもっと良く出来るだろうと思うのだ。だがそれをしないのは、台湾では丼お湯入れ方式が深く根付いているからだろう。

続きを読む No.7459 維力食品工業 (Taiwan) 一度贊 番茄牛肉麵

No.7455 維力食品工業 (Taiwan) 大乾麵 紅油擔擔風味

No.7455は台湾の維力食品工業、大乾麵 紅油擔擔風味。丼お湯入れ方式で湯戻ししたのちに湯切りを行なう汁なし麺。戻し湯を使って飲用のスープを作る。「擔擔」は日本の漢字で「担担」、紅油は(たぶん)ラー油のことで、辛い汁なし担々麺だね。

購入価格は17TWD、日本円で約80円弱。台湾製品の中でも気軽に買える大衆的な製品。日本と比べて台湾の即席麺は、特売品を除けばコンビニとスーパーであまり価格差が無く、また単品売りと五個パックでの(一個当たりの)価格差も少ない。安売りの店舗を捜し回るよりも、目の前で売られているものをサッサと買う方がストレスが少なそうだ。

続きを読む No.7455 維力食品工業 (Taiwan) 大乾麵 紅油擔擔風味

No.7454 味丹企業 (Taiwan) 味味A 香辣牛肉湯麵

No.7454は台湾の味丹企業、味味A 香辣牛肉湯麵。この製品はKALDIで売られていた北米向け輸出仕様(バーコードがUPC)を2017年に試食している。

▲味丹の香辣牛肉湯麵、北米向け輸出仕様(2017年)

私は、一度紹介した製品は大きな変更がない限りその後10年間は取扱わない、という掟を設けており、今回の品も本来ならばパスするところだが、製品の質量等の数値などが微妙に異なり、もしかして中身は別物かも?という疑念が湧いたので購入した。そして開封して中身を見ると、粉末スープや調味油の小袋は7年前の北米向け輸出仕様と全く同じように見える。

仕向け先に応じて中身をローカライズするか否かは国や企業毎に異なり、これを調べるのも私の活動テーマの一つである。

続きを読む No.7454 味丹企業 (Taiwan) 味味A 香辣牛肉湯麵

No.7453 臺灣菸酒TTL (Taiwan) 台酒麵攤 酒燉排骨風味湯麵

No.7453は台湾の臺灣菸酒(Taiwan Tobacco and Liquor)、台酒麵攤 酒燉排骨風味湯麵。製造は維力食品工業。今まで様々な同社の製品を紹介してきたが、今回の品は初のレトルト肉塊が付かないもの。従来通り料理酒は付いているが、片翼を失った鳥のようなものではないのか?

もちろんその分低価格になっており、レトルト肉塊付きの製品が50~55TWDぐらいの販売価格なのに対し、今回の品は25TWD(約116円)なので半額程度になっている。ということは、レトルトの肉塊が25TWDぐらいするのかな。なおこのレトルト肉塊無しお買い得シリーズを置いてある店舗は多くなく、まだ出たての品なのかも。

続きを読む No.7453 臺灣菸酒TTL (Taiwan) 台酒麵攤 酒燉排骨風味湯麵