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No.7465 日清の最強どん兵衛 鴨だしそば

No.7465は日清食品、日清の最強どん兵衛 鴨だしそば。普通のどん兵衛の税抜希望小売価格が236円なのに対し、デラックス版たる「最強」になると280円と18.6%跳ね上がる。しかし先行して出ている最強のどん兵衛かき揚げそばを食べた際(2022年6月、No.7095)、麺もつゆも具も明らかに普通版よりも価格の差以上に質感が良くなっていることを確認。こういうのが欲しかった!この路線はイイぞ!と高く評価した(★3.5)。

なので今回の鴨だしそばにも強い期待をしてしまうのだが、一方鴨だしと鶏つくねでどこまで質感を引き上げてくれるのか、皆目見当が付かないよ(麵は最強のかき揚げと同等だろうと推測)。

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No.7464 桜井食品 純正ラーメン

No.7464は桜井食品、純正ラーメン。動物性素材不使用で無かん水の醬油味ラーメン。ノンフライではなく揚げ麺だが、認証されたパーム油を使っているとのこと(左下のマークが証)。

同社は岐阜県にあり、有機農産物を使用する健康志向製品を製造・販売する。今回紹介する製品は業界初の無添加即席麺として1972年に発売され、以来もう半世紀以上が経つ結構な長寿製品。私は平成になるまで同社の存在を知らなかったが、即席麺の中ではかなり早期から健康志向を訴求していた製品だったのだろう。

しかしこれ以上ないほどにシンプルなパッケージだね。印刷も赤と黒しか使っていないし。なおこの少年は同社の他製品にも出演している。

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No.7462 ヤクルト本社 麺許皆伝 しお味 函館風

No.7462はヤクルト本社、麺許皆伝 しお味 函館風。大麦若葉エキスを混ぜた薄緑色の麺が特徴の製品(昔はクロレラを混ぜて麺が緑色をしていた)。製造はグループ企業であるヤクルト食品工業(佐賀県)。No.7432で姉妹品のしょうゆ味を紹介している。

本シリーズは丁度一年前の2023年3月にリニューアルを行なっており、麺の質量が5g少なくなった反面、価格が一個当たり25円上がってしまった。まあ他社製品もこの時期に原材料高騰を理由に軒並み値上がりしているので、しょうがないのかなあ。この時にこんにゃく粉を麺に混ぜ込むよう変更されたのと、味ごとに地名を併記するようになる。

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No.7458 マルタイ 縦型博多ごぼう天うどん

No.7458はマルタイ、縦型博多ごぼう天うどん。昨年10月に発売された、同社の「うま推し!」シリーズに属する製品。マルタイ製のうどん(皿うどんは除外する)というのは実は結構珍しい。実際に作っているのはサンヨー食品系列の太平食品(福岡県)なのだけど。

ウチで日本の即席麺を扱うのは随分と久しぶりだな。No.7432のヤクルト麵許皆伝以来だからもうひと月半経ってるよ。何しろ昨年の台湾遠征で大量に仕入れてきた製品達が一斉に賞味期限を迎えるので、これらを試食するのに手一杯だった。しかしようやく厳しい闘いの目途が付いてきたので、これからばボチボチ国産品の扱いを復活させる予定。(台湾購入品は残り20個)

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No.7432 ヤクルト麵許皆伝 しょうゆ味 喜多方風

No.7432はヤクルト本社、ヤクルト麵許皆伝 しょうゆ味 喜多方風。祖先となるヤクルトラーメンは1965年の発売。クロレラを混ぜ込んだ緑色の麺が特徴だった一方、クロレラ無しの普通麺を併売していた時期もあった。2012年以降はクロレラではなく大麦若葉エキスの混ぜ込みに変更されたが、相変わらず薄緑色をしている。

▲左上:ヤクルトラーメン(クロレラ入り、1982年)
左下:裏面、作り方説明の挿し絵の麺の色に注目
右上:ヤクルトラーメン(クロレラなし、1982年、十円安い)
右下:ヤクルトラーメン(クロレラ入り、1995年)

麵許皆伝は基本的にヤクルト販売店に頼んで五個パックか箱単位(30個)での購入を強いられ入手の敷居が高いが、稀に小さな店舗に並んでいることもある。私が即席麺収集に目覚めたのは二十歳頃に新潟の鄙びた店でヤクルトラーメンを発見し、即席麺には地域性がある!ということに気付いたのがきっかけなのだ。

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No.7427 サッポロ一番 旅麺 博多 高菜豚骨ラーメン

No.7427はサンヨー食品、サッポロ一番 旅麺 博多 高菜豚骨ラーメン。私は旅麺シリーズに対して特に強い思い入れがある訳ではないのだが、定期巡回する店舗で旅麺の新製品が出る度に百円以下(税抜)の安売りをするのでその都度つい買ってしまう。同社サイトを観ると現在五種類の味があり、偶に入れ替えを行う様子。豚骨系を最近見掛けないなあと思ったら、去年の夏頃に復活した。

旅麺シリーズの特徴は安価なくせに液体スープ(またはソース)を用いることにあるが、何故か豚骨系だけは例外で粉末スープ。液体が万能というわけではなく、粉末でしか表現し得ない香りがあるということなのだろう(勿論所定のコストの制約内で)。

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No.7422 明星食品 Myojo Ippei-chan Yomise-No Yakisoba (輸出仕様)

No.7422は明星食品、Myojo Ippei-chan Yomise-No Yakisoba。日本で製造した輸出仕様で、説明書きや付属の小袋類は英文化されている。台湾で購入した品なので繁体中文の説明書きシールが貼られていた。パッケージデザインは日本で売られる一平ちゃんとほぼ同じもの(少し前のバージョンかな?)で、主なターゲットは在留邦人なのだろうと推測する。

No.7415で台湾向け輸出版日清のどん兵衛を紹介したが、今回の品は輸出先を限定しないワールドワイド対応。栄養成分の表記は米国の流儀に準じている(これがそのまま通用する国も多い)。バーコードの書式もEANではなく北米向けのUPC。

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No.7421 アワーズ ハッピーパンダファミリーヌードル しょうゆとんこつ味

No.7421はアワーズ(AWS)、ハッピーパンダファミリーヌードル しょうゆとんこつ味。和歌山県の南紀白浜アドベンチャーワールドで購入した製品のいただき物。ここは四頭のパンダが飼育されており、パッケージもパンダ顔。

製造は静岡の住岡食品。ここは袋麺の生産では老舗の企業だが、今は寿がきや食品や小笠原製粉などの委託生産を主としている。と思ったら先日訪台した際に自社ブランド製品を発見て驚いた。パッケージ左下の四角い囲い(国内産)はキリマルブランドの製品で見慣れたもの。

バーコード数字の冒頭が「20」というのが珍しい。2xは店舗内限定商品に割り当てられた番号で、これを使った即席麺を見るのは初めて。

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No.7416 マルちゃん焼そば

No.7416は東洋水産、マルちゃん焼そば。この上なくシンプルな製品名だが、今回の品は同名の黄色い袋麺(静岡限定販売)ではなく、この8月に発売されたカップ焼そばである。そしてこれは同社定番の三食入りチルド焼そばの味をカップで再現しようとしたものだ。

実は私、マルちゃんのチルド焼そばが結構な好物であり、168円程度で安売りしている現場に遭遇するとつい買ってしまうほど。なのであの味がカップで手軽に作れるならば結構魅力的に映る。

だが今回の品は所詮乾麺、それも揚げ麺だ。生麺を冷蔵保存するチルド麺に敵うとは思えず、乾麺の限界を露呈させられる試食になるかもしれない。無謀な同士討ちの戦にはならないのか?

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No.7415 日清食品 咚兵衛油豆腐烏龍麵(台湾向けどん兵衛きつねうどん)

No.7415は(日本の)日清食品、咚兵衛油豆腐烏龍麵。台湾向け輸出仕様のどん兵衛きつねうどん。香港の日清食品が企画して、日本の日清食品で生産し、台湾の商社正暉(Falken)が台湾で販売するもの。

▲製造廠商:Manufacturers
經銷商:Dealer
台灣進口代理商:Taiwan import agent

日本の大企業による即席麺の輸出は極めて少ないが、和風麺に関しては在留邦人需要があるためか、東洋水産等でいくつかの実施例がある。

▲緑のたぬき輸出仕様(2019年、豪で入手)
今回の品(台湾専売)とは違い、英語表記による多国籍対応
赤いきつねも同様の輸出仕様が存在する
フタの周囲が白いのはだいぶ昔のグラフィックだな

カップ側面には主要材料の産地が県名まで記載されており、それによると原産地は山口縣(県)だから下関工場だね。

▲油豆腐(油揚げ)は滋賀県産、
粉末スープと七味唐辛子は広島県産

開封するとスープの小袋は日本語表記のみで、台湾向け仕様のため新規に味を開発した訳ではなさそうだ。そして粉末スープには「147」の識別番号があり、これは西版のきつねうどんに継続して付いているものみたい(識別番号が何を意味するものか把握していないので誤解があるかも)。一方で七味には随分前から日本国内版に付いている「彩り」の一言が無い。印刷色は老眼に読み辛い薄緑。

▲スープの識別番号「147」は西版きつねうどんらしい
このターコイズブルーの印刷色がいつ頃のものか
思い当たる人は教えて下さい

ということでこの台湾向け輸出仕様は少し前の西版を基に外装の中文化を施したもの、と暫定的に結論づける。謎解きが楽しい。

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