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No.7281 阿保食品 お祭りラーメン 棒状 醤油味

No.7281は阿保(あんぼ)食品、お祭りラーメン 棒状 醤油味。わざわざ「棒状」と書くのは同社には生タイプのお祭りラーメンも存在するから。二食入。

安保食品は秋田県の鹿角(かづの)市にある会社。ここでは「花輪ばやし」というお祭りが有名で、日本三大ばやしのひとつであり、国の重要無形民俗文化財に指定されており、またユネスコ無形文化遺産に登録されているらしい。十和田湖の南、青森と岩手の県境付近でちょっと行きにくい場所なのだが、いつか訪れたいな。

で、今回のお祭りラーメンはこの花輪ばやしをイメージさせる製品である。食べるとお祭りの熱気が伝わってくるのだろうか?

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No.7277 サンポー食品 焼豚ラーメン こってり豚骨推し

No.7277はサンポー食品、焼豚ラーメン こってり豚骨推し。昨年11月の発売で、まだ同社のサイトには製品情報が載っている。一昨年前に同名製品を発売した、そのリニューアル版。「推しシリーズ」なのだそうだが、同じ九州のマルタイには「うま推しシリーズ」があったなあ。

焼豚ラーメンはサンポー食品の看板製品として確固たる存在なのだが、その派生製品は短期で頻繁に入れ替わるため商圏外の人間にはなかなか把握し難いものがある。まして入手出来るか否かは運に任せることになりがち(今回の品はいただき物)。コロナも落ち着きつつあるので、そろそろ九州遠征をしなけりゃならんなあ。もう十五年以上は九州の地を踏んでいないし。

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No.7275 日清食品 日清ラ王 キムチチゲ

No.7275は日清食品、日清ラ王 キムチチゲ。昨年11月に冬季限定品として発売された製品。もう同社サイトには製品の紹介が消えてしまい、通販での入手も残り僅かのようだ。

五個パックを税抜338円で購入したので一個当り67.6円。これは前回No.7274で紹介したイオンの韓国風超辛口海鮮ちゃんぽん(149円、これも製造は日清食品)の半額以下で、比べるとかなり割安な印象を受ける。

どちらの製品にも五点満点の辛さレベル表示があり、イオンの海鮮ちゃんぽんが四点、今回のラ王が二点、と明確な差がある。採点基準は不明だが、どちらも日清が作った製品だから相互比較ができる指標なのではないかと勝手に思っている。

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No.7274 イオン トップバリュ 韓国風超辛口海鮮ちゃんぽん

No.7274はイオン、トップバリュ 韓国風超辛口海鮮ちゃんぽん。数量限定販売だが、まだ入手可能みたい。製造は日清食品。二食入で税抜298円、一食当たり同149円。プライベートブランド製品としてはかなり強気の値付けに思えるので、要求・期待する水準もそれなりに高くなってしまうよ。最近出たマルちゃんのZUBAAAN!だって単品では税抜130円なのだし。

さらに冷凍のシーフードミックス100gを予め解凍して用意するよう指示がある。「お好みに応じて」ではなく命令だ。何と強気な製品なのだろう。ここはグッとこらえて指示に従うこととする。その先には甘美な世界が開かれていることを期待して。

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No.7270 麺のスナオシ 麺’s ご当地シリーズ 札幌味噌ラーメン

No.7270は麺のスナオシ、麺’s ご当地シリーズ 札幌味噌ラーメン。この「ご当地シリーズ」には今回の札幌(味噌)の他、喜多方(醤油、No.6022で紹介)と博多(豚骨、未試食)の三種類が存在する。

実売価格は税込85円近辺という安値ながら、全て液体スープを使用することが最大の特徴。同社が製造する液体スープを用いたライフ限定製品(税込85円)の「四つ葉軒」シリーズとの関連性がありそうだな。

粉末スープを使うTRIAL系列「麺’s 味工房」やドンキ等で見掛ける「(ただの)麺’s」シリーズは税込60円程度なので、麺のスナオシにおいてはスープの形態による厳格な序列が存在するものと推測できる。

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No.7267 サンヨー食品 背徳のあげ玉ニンニク豚骨醤油ラーメン

No.7267はサンヨー食品、背徳のあげ玉ニンニク豚骨醤油ラーメン。昨年11月の発売で、同時発売の姉妹品に背徳のあげ玉肉だしうどんがあった(過去形)。もう同社サイトには製品情報が載っておらず、市中在庫もほぼ払拭している様子。「背徳の」などと言うのだから、人としての道徳に反する、さぞかし不謹慎な内容なのだろうと密かに期待する。

今回の品はベトナムへの買い出しから帰ったその日に購入。今後半年ぐらいはハイペースでベトナムの即席麺を食べることになるだろうから、その中でたまにうんと日本的でジャンキーな製品を割り込ませて、味覚がベトナムの味に偏らないための効果を期待した。

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No.7265 日清のラーメン屋さん 札幌スープカレーラーメン

No.7265は日清食品、日清のラーメン屋さん 札幌スープカレーラーメン。2022年6月の発売。日清のラーメン屋さんシリーズは即席麺の他にチルドや冷凍麺もある大きなファミリーであり、即席麺は五個パックの希望小売価格が税抜335円と低く抑えられた普及版の製品。しょうゆ・みそ・しおの基本形は北海道とそれ以外の地域で製品を作り分けているが、この札幌スープカレーは全国統一仕様。今回の品は関東工場(茨城県)で製造。

▲今回のスープカレーラーメンだけ他と図柄が違う

袋の絵が他の味では一頭の熊がラーメンを食べる姿が描かれているのに対し、このスープカレーだけは親熊が子熊にラーメンを与える図になっている。この点から製品のコンセプトが他と違うことが伺えるね。(あと麺の質量も他の三つ(80g)より軽い73g)

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No.7259 ヤマダイ ニュータッチ あご入りだしの味噌とんこつラーメン

No.7259はヤマダイ、ニュータッチ あご入りだしの味噌とんこつラーメン。ライフ専売製品。ライフのプライベートブランドで「贅沢なあご入りおだし」という人気製品があるのだが、これをカップ麺の味噌豚骨スープに適用したもの。同様の企画として過去No.6889で「あご入りだしの贅沢なうどん」を紹介している。これも製造はヤマダイ。

販路限定品は中身の割にお買い得なものが多いもの。この製品の外観はフタの非光沢な手触りや地味なグラフィックの色使い等からあまり冴えない印象だが、その割に税込価格は257円と高い。しかしノンフライ麺でレトルト具が付いており、凄麺相当の質感を内に秘めているのでは!?と期待する。

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No.7256 マルちゃん 赤い天ぷらそば

No.7256は東洋水産、マルちゃん 赤い天ぷらそば。昨年11月の発売で紅生姜入りの赤いかき揚げ天ぷら入り。No.7246では姉妹品で緑の天ぷらうどんを、前回No.7255では日清のどん兵衛赤鬼紅生姜天そばを紹介している。

マルちゃんの赤いきつねうどんは1978年8月の発売で、姉妹品の緑のたぬきそばは1980年8月。共に和風カップ麺として広く深く認知されている。ここまではライバルである日清のどん兵衛も同様なのだが、東洋水産の絶対的な優位点は、色で中身が判別できることにあると思う。

即席麺にあまり興味のない人でも、「赤」を選べばうどんに油揚げ、「緑」を選べばそばとかき揚げ天ぷらにありつける。これは四十数年かけて東洋水産と消費者が共に築き上げた信頼であり、日清食品が望もうとしても得られない、幸せな関係性である。

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No.7255 日清のどん兵衛 赤鬼紅生姜天そば

No.7255は日清食品、日清のどん兵衛 赤鬼紅生姜天そば。1月に発売された製品で、短期で終売になると思っていたが、現時点で同社サイトには製品情報が残っており、流通在庫もあるようだ。本製品は「節分そば」にちなんだものだそうだが、節分にそばを食べる習慣があるなんてちっとも知らなかったよ。イベント連動型の食品は豆と恵方巻きだけでもう十分にお腹いっぱい、という気分。

丁度昨年の11月に東洋水産が同じ紅生姜入り天ぷらを使った「マルちゃん 赤い天ぷらそば」を出しており、同時に食べて比較してみた。こちらはプレスリリースを読む限り、節分そばは意識していない様子。(赤い~の試食記は次回No.7256で紹介)

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