カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6839 ヤマダイ ニュータッチ 横浜家系豚骨醤油ラーメン

No.6839はヤマダイ、ニュータッチ 横浜家系豚骨醤油ラーメン。今回の品を食べた後で「やっちまった~」と気が付いた!これ、約三年前のNo.6171で同じ製品を試食していたのだった。

▲三年前の同製品。令和最新版とどこが違うでしょう?

全く同じ中身であったら今回の試食記はボツにしようと思ったのだが、栄養成分のデータを見比べると微妙に違うから困ったよ。パッケージは左の行灯型吹出し「鶏湯の香り!」が昔は長い文章であり、製品名の文字色や書体も違う箇所がある。更によ~く見ると調理例写真もネギと麺は同じっぽいが、チャーシューと海苔は別の写真を合成している。こんな微妙な変更をする意味があるのか?と思う一方で、間違い探しゲームとして使えそうだな。

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No.6838 日清食品 濃くてうまいTANMEN

No.6838は日清食品、濃くてうまいTANMEN。7&i系列専売製品であり、日清のWebサイトには載っていない。

今回の品はお金を出して買ったものではなく、十月の末にセブンイレブンで蒙古タンメン中本の旨辛味噌(No.6797で紹介した同北極ラーメンの比較用として購入)を買った際に付いてきた無料引換クーポンを利用して入手したもの。普通に買えば税込約160円、蒙古タンメンが約220円だから随分と得をした気分である。なおクーポンでは今回のTANMENの他にMISOも選べたのだが、押しの香りがそれぞれニンニクと生姜で、選ぶ時点でくっさいニンニクの匂いを欲していたから。

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No.6837 イトメン 海鮮五目中華そば

No.6837はイトメン、海鮮五目中華そば。この製品を見た瞬間、製品名の字体からテーブルマーク(昔はカネボウフーズ等)より出ている広東拉麺系の新製品かと思ったよ。イトメンの中でもこの感じのデザインは本製品しかなく、広東風中華料理をイメージさせる字体として選ばれたのかな。

▲文字の形がよく似ている
(画像は各社Webサイトより拝借)

そういえば中華三昧の字体も似た感じであることを思い出した。というか、そもそも中華三昧こそが中華料理風即席麺の元祖であり、これにみんなが倣ったという方が正しいのだろう。勿論これをパクリだという気は全くなく、イメージの共有化が進んだものだと考える。みんなが判りやすいならばそれでいいじゃない。

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No.6836 マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味

No.6836は東洋水産、マルちゃん 焼そばバゴォーン 塩バター風味。東北・信越地方限定。関東のディスカウント店で発見してこりゃ掘り出し物だと興奮して購入。だが同時期に近所の複数のスーパーでも普通に売られていて、関東圏にも結構な量が流れたみたい。

同じマルちゃんの北海道限定カップ焼そば「やきそば弁当」と同様に粉末のスープが付いている。しかしやきそば弁当は戻し湯で粉末スープを溶くように指示があるのに対し、この焼そばバゴォーンは熱湯を使うことになっている。まあ実際のところはどちらを使ってもいいんだろうけど、戻し湯を使った方が麺からラード(どちらも揚げ油に使用)が溶出して、香ばしい匂いがしそうだな。

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No.6835 信陽食品 ポンちゃん豆カップラーメン しょうゆ

No.6835は信陽食品、ポンちゃん豆カップラーメン しょうゆ。信陽食品は長野県の会社で、1964年に袋のポンちゃんラーメンを発売する老舗。この会社は即席麺に関してあまり拡大志向を持っていないようで、地元の顧客向けに昔ながらの製品を脈々と販売している、という印象を持っている。

今回十年以上ぶりにポンちゃんを食べるのだが、カップの側面を見て「製造所:ユタカフーズ株式会社」とあるのを発見。ここは東洋水産グループで、知らないうちにポンちゃんはマルちゃんの親戚になっていたのであった。まあ今の時代、稼働率の悪そうなラインを維持するよりも、他所へ製造をアウトソースする方が合理的なんだろうなあ。

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No.6833 大黒食品工業 ビッグ担担麺

No.6833は大黒食品工業、ビッグ担担麺。この製品に遭遇した瞬間私は混乱した。二年前のNo.6299で同じ大黒食品工業のマイフレンドビックシリーズの担々麺を食べたのに、何か微妙に違っているではないか。

▲マイフレンドビッの担

帰ってからよ~く見てみると今回の品はマイフレンドの冠が付いておらず、ビッ(Bic、濁点なし)ではなくビッ(Big、濁点あり)であり、担麺ではなく担麺になっている!JANコードのITEM項は00434が10339。完全な別モノだった!

その一方で製品の質量をはじめ栄養成分、原材料名などは完全に一致しており中身は同じ製品のようだ。流通経路違いで外装だけを別仕立てにしたように思われる。

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No.6832 IKEA (Japan) プラントラーメン(カレー味)

No.6832はイケア、プラントラーメン(カレー味)。英文表記はPlant Based Curry Ramenであり、植物由来100%の製品。ノンフライ麺でパーム油や化学調味料等も不使用。ライフスタイル提案型のカップ麺だね。

IKEAの故郷スウェーデンから輸入したものではなく日本独自の企画。勿論この製品のため日本のイケアが工場を建てた訳でもなくヤマダイに製造委託したもので、同社のヴィーガンヌードルと関連性があるように思われる。

本来このカレー味は税込定価が250円、後日No.6842で紹介する塩味は190円なのだが、たまたま二個まとめて410円の特売セールに遭遇したため少し得をした気分である。

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No.6829 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン

No.6829はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン。No.6809で同じ凄麺の信州味噌®ラーメンを紹介している。あと他に仙台辛味噌ってのもあるし、凄麺の味噌味はみんな寒さが厳しそうな地域の冠を付けているね(ねぎみその逸品は除く)。まあ味噌味で西日本の地名が付いた即席ラーメンってのは殆ど記憶にないんだけど。強いて言えばラーメンじゃないけど名古屋のみそ煮込みうどんがあるか。

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No.6828 東洋水産 Maruchan QTTA トマトクリーム味

No.6828は東洋水産、Maruchan QTTA トマトクリーム味。このQTTAに限ってはマルちゃんではなくMaruchanである。

QTTAは2017年3月の登場。ブランド名を敢えてローマ字で記載すること、高度な製造技術を要するであろう射出成型樹脂2個を接着したカップの採用など、大胆なブランドイメージの転換や膨大な投資のリスクを覚悟したものだと想像する。打倒カップヌードルに懸ける東洋水産の不退転の決意をヒシヒシと感じた。

▲2ピース構造による複雑な形状のカップ
この手の容器としては寸法精度がかなりシビアに思えるし、
それを安価に一日数十万個作るのは想像を絶する凄い技術。

現在五種類の味を揃えており、市中で見る機会を勘案すると、もうちょい弾けてくれなきゃいけない製品のように感じてしまう。まあ部外者が傍から見ての話で実際のところは全く判らんが。

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No.6827 イトメン カップしょうがスープ味ラーメン

No.6827はイトメン、カップしょうがスープ味ラーメン。東日本では見かける機会が殆ど無いであろう一品。同社の「素材の風味シリーズ」に属す製品であり、他にしじみとたまねぎ風味(リニューアル前の品をそれぞれNo.4912、5838で試食済)がある。

袋版があるわけでもないのに、正式な製品名は先頭に「カップ」が付いている。何だか冗長だし必要があるのかな?と思ったが、同社の製品情報一覧を見ると、あのチャンポンめんを含む全てのカップ麺の名称の冒頭に「カップ」が付いていた。イトメンの命名規則なんだね。

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