No.7899はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 飛騨高山中華そば。2022年に発売されている製品なのに巡り合わせが悪いのか、ようやく食べる機会が得られたよ。私は飛騨高山でラーメンを食べた経験が無いので地元店舗の味との差異は語れないし、予備知識はゼロ。これが生まれて初めての飛騨高山中華そばの試食となる。
私が持つ飛騨高山の勝手なイメージは山に囲まれた険しい地形、豪雪が降る過酷な気候、古い街並みといったもので、これらからラーメンに関しても浮わついた部分のない質実剛健で厳しい味を想像してしまうし、フタのグラフィックもそれに沿ったものだ。これで中身がギトギトの派手派手で軽薄さを感じるものだったら私は怒る。
食べてみて、(私の)飛騨高山のイメージを崩さない、落着きのある製品だと思った。と同時にいつもの凄麺とは雰囲気がだいぶ違うなあとも感じた。食べる人を喜ばせるとか楽しんでもらうといったおもてなしの要素に欠け、一方的にこれがここの料理だ、さあ食べな!とでも言いそうな少々無愛想な印象を受けた。
細い麺はかつて凄麺で経験したことがないような硬めでゴワゴワした食感で、最初の一口目でビックリしたよ。大豆食物繊維が含まれていることからこれは意図的に設定した演出だと思われる。またスープも醤油の存在を敢えて突出させたような印象で、麺と同様に無骨であり、好みに合わない人もいるだろう。
人格に例えるならば頑固者。物分かりの良い優しい人ではない。だが真面目にやることはやっている。気に入ったら食べ、嫌なら去ってくれというような潔さがあると感じた。
欠点や悪評が少ない(と思っている)凄麺シリーズの中で、このような食べる人を選ぶ個性を持つ製品が存在することに、驚きと喜びを感じる。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | カップラーメン |
| EANコード | 4 903088 016030 |
| 会社名 | ヤマダイ |
| 製品名 | ニュータッチ凄麺 飛騨高山中華そば |
| 謳い文句 | 醤油スープに絡むちぢれ麺 飛騨高山中華そば伝承会 2022年より推奨 |
| 調理方法 | 熱湯3分 |
| 質量 | 内容量119g/麺60g |
| 熱量 | 287kcal (1,205kJ) |
| Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量2.0+5.6g) |
| 付属品 | 液体スープ、レトルト具(味付豚肉・メンマ)、ねぎ |
| ノンフライ麺 | ○ |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 麺は幅2mmと細めで、角は落とされていて丸断面に近いです。いつもの凄麺とは様子が違い、潤いやしなやかさに欠け、ゴワゴワした舌触りの食感です。麺の原材料には大豆食物繊維が含まれており、この無骨さは意図的な演出だと思われます。実際、派手さを抑えたスープとの相性は良いです。 |
| 汁・ソース | スープは少し透明感が残る濃い茶色で、色の通り醤油濃度が濃い味です。でも豚や鶏、煮干しのダシが出ていて、醤油が尖ってはおらず、まろやかで隙間の無い味です。うま味はあまり欲張っておらず、抑制的です。辛い刺激はないですが、塩分はかなり強いです。 |
| 具・その他 | レトルトの豚肉は厚みが5mmぐらいあり、肉の繊維も感じられ、迫力があります。メンマもみずみずしいです。親しみやすさや分かり易さに欠け、いつもの凄麺とは少し雰囲気が異なる一方で、静かに語りかけるような誠実さも感じられ、凄麺の裾野を拡げる存在だと思いました。 |
| 総合評価 | ★★★3 |
| 試食日 | 2026/03/14 |
| 賞味期限 | 2026/03/29 |
| 入手方法 | 2025/11/24 事務キチ |
| 税込購入価格 | 247 JPY |



