No.6005は東洋水産、マルちゃん 屋台十八番(じゅうはちばん)なま味 しょうゆ。1988年8月の登場のノンフライ麺で、現在北海道・東北地域の限定販売商品。その前身として東洋水産初のノンフライ麺(冷やし中華を除く)の「マルちゃんなま味ラーメン」(1969年8月)、「マルちゃんなまの味(醤油・みそ・海鮮)」(1979年)がある。なまの味は三種類とも食べているが、全て北海道へ行った時の収穫品であり、当時から関東圏では発売されていなかったのだろう。 続きを読む No.6005 マルちゃん 屋台十八番なま味 しょうゆ
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No.6004 明星食品 中華三昧 北京風塩拉麺
No.6004は明星食品、中華三昧 北京風塩拉麺。1981年10月に登場した高級即席麺ブームの火付け役で、発売当初の製品名は「北京風湯麺」、パッケージの基調色は昔から緑だった。翌1982年には競合各社から類似の製品(楊夫人・華味餐庁・麺皇・桃李居)がゾロゾロ出てきて面白い時代だったけど、みな1~2年で撤退。そして中華三昧だけが残った。
中華三昧の出現は衝撃的であり、現在に至る私の道筋を付けてくれた製品と言っても過言ではない。しかし近年正麺やラ王などの高品質即席麺が出現し、相対的な地位が低下したように思われる。そして昔のプレミアム感の記憶があるがゆえに最近の中華三昧を食べると落胆することも幾度かあった。 続きを読む No.6004 明星食品 中華三昧 北京風塩拉麺
No.6003 統一企業 (Taiwan) 滿漢大餐 珍味牛肉麵
No.6003は台湾の統一企業、滿漢大餐 珍味牛肉麵。このシリーズは1983年10月の登場で、レトルトパウチに入った肉塊が付いてくる高級即席麺(カップ版も有)。この形態は世界的に見ても台湾のみで盛んなものであり、他社にも維力の一度贊、味丹の味味一品など古くからの製品群があるのでそれなりの需要があるのだろう。
日本でも昔はとかち麺工房がレトルト具付きのカップ麺を多数発売していたけれど、発売後数か月で終売するコンビニ限定販売のものばかりできちんとしたブランドを確立するに至らないまま会社自体が消えてしまった。日本では高級製品の需要はある筈なのに何故かレトルト具付きの即席麺は根付かないんだよなあ。 続きを読む No.6003 統一企業 (Taiwan) 滿漢大餐 珍味牛肉麵
No.6002 日清食品 日清のどん兵衛 すき焼き 肉汁の旨みたっぷりすき焼き風うどん
No.6002は日清食品、日清のどん兵衛 すき焼き 肉汁の旨みたっぷりすき焼き風うどん。No.5986カップヌードル 抹茶仕立てのシーフード味と同じ「じゃぱん♥ぬーどるず」シリーズの一員。
私が生まれた時から我が家のすき焼きは醤油・砂糖・ダシ・酒を入れた汁に各種具材を入れて煮込む鍋料理のようなものだったので、結構な歳になってから初めて関西風の「焼く」スタイルのすき焼きに出会ったときはえらく驚いた。で、ウチでは食べる中盤を過ぎた頃にうどんを投入するのが慣わしであったので、すき焼き+うどんという組み合わせはとても自然なものに感じる。 続きを読む No.6002 日清食品 日清のどん兵衛 すき焼き 肉汁の旨みたっぷりすき焼き風うどん
No.6001 大黒食品工業 マイフレンド あっさりスープで食べやすい鶏ガラ醤油ラーメン
No.6001は大黒食品工業、マイフレンド あっさりスープで食べやすい鶏ガラ醤油ラーメン。説明口調の長い名前だなあ。現在マイフレンドブランドには素の醤油ラーメンが無いのだし、中を抜いてただの「あっさり醤油ラーメン」でいいじゃないかと思ってしまうよ。実際フタの印刷ではでっかい「醤油」の文字だけが目立っているしね。大黒食品工業の関係者以外で咄嗟にこの製品名を暗唱できる人はこの世に一体何人いるであろうか?(あたしゃムリだわ) 続きを読む No.6001 大黒食品工業 マイフレンド あっさりスープで食べやすい鶏ガラ醤油ラーメン
No.6000 五木食品 カップ アベックラーメン
No.6000は五木食品、カップ アベックラーメン。え?あの五木食品がカップ麺を出してるの?と驚きの方も多かろう。本品は9月から2月までの冬季限定発売品で、姉妹品「カップ 火の国熊本とんこつラーメン」も同様の期間限定品。そして!更に驚きの油揚げ麺。まあ五木食品得意の棒状ノンフライ麺ではカップに収めにくいし湯戻しも難しいだろうけど。
フライヤーやカップ麺の製造設備を半年間しか稼働させずに残りは遊ばせておくというのは考えにくいので、外部委託生産品だと思われる。パッケージの印刷をカップ焼そばみたいにシュリンク包装フィルムにしているのが特徴的だけど、どこで作っているのかな? 続きを読む No.6000 五木食品 カップ アベックラーメン
No.5999 明星食品 チャルメラ しょうゆ
No.5999は明星食品、チャルメラ しょうゆ。2016年9月のリニューアルで製品名文字が縦書きになったが、同時に個装パッケージから伝統ある黒猫と屋台が消えてしまい私は「おいおいおいそれでいいのか!?」と危機感を持った。その想いが通じたのか最近の小修正で黒猫は復活し、カップ版の一部に至っては広瀬すず扮する「ちゃるめにゃ~」をパッケージの前面に打ち出している。
即席麵にゃ関係無いが、広瀬すずといえば映画「海街diary」でウチから100m足らずの至近距離で撮影したシーンがあって、ロケをしていたのを知らなかったから観ていてびっくりしたよ。 続きを読む No.5999 明星食品 チャルメラ しょうゆ
No.5998 Paldo (South Korea) Bul Jjamppong
No.5998は韓国のパルド、プルチャンポン。ハングルで書くと팔도、불짬뽕となるらしい。プル(불)とは火のことで、パッケージの色からしても辛そうである。オレンジ色の扇型吹き出しに「진한 사골국물!」とあるのは「濃い牛骨スープ!」との意味で、ちゃんぽんに牛肉味というのは日本の感覚とだいぶ違うな。調理例写真を見るとイカや貝が入っているので海鮮風味とのミックスみたい。ちなみにパッケージ左に写っている人はイ・ヨンボクという中華料理の達人だそうだ。ちゃんぽんが中華料理というイメージは無いんだけどなあ。 続きを読む No.5998 Paldo (South Korea) Bul Jjamppong
No.5997 エースコック わかめラーメン ごま・みそ
No.5997はエースコック、わかめラーメン ごま・みそ。ごま・しょうゆとともにわかめラーメン発売当初(1983年6月)から存在する息の長い製品(当初の名称は「ごまみそ味」)。
エースコックはベトナムでのビジネスで大成功して現地No.1のシェアを獲得し、ベトナム産のフォーを導入するなど日本への恩恵があったりする。で、その逆パターンとして2016年末にわかめラーメンのベトナム現地生産版が発売されて(→ニュース)、いまや国際的な製品に昇格した。できれば現地のTVCFでも「お前はどこのわかめじゃ!」を流してほしいな。 続きを読む No.5997 エースコック わかめラーメン ごま・みそ
No.5996 テーブルマーク 駅前食堂 味噌らーめん
No.5996はテーブルマーク 、駅前食堂 味噌らーめん。フタのイラストには丸型の郵便ポストが描かれており、その他電車や建物、全体の雰囲気からしても昭和40年代頃の地方都市をイメージしているものと思われる。
そもそも駅前の食堂というのは立地の良さで成り立っているようなものであり、味は二の次ではないかと疑ってしまうのだ。同社の「ホームラン軒」だと漠然とおいしいラーメンが出てくる店を想起・期待させるのに対し、「駅前食堂」にはハズレがあるかもしれんな、という警戒心を持ってしまうよ。 続きを読む No.5996 テーブルマーク 駅前食堂 味噌らーめん