11月11日発売の株式会社ヘリテージ、「昭和40年男」に3ページカラー写真付きで私のインタビュー記事が載ります。タイトルは「我が即席めん人生、終わりなき旅」。
機会がありましたら、立ち読みや購入で見てみてください。
また11月9日の日本経済新聞、Nikkeiプラス1何でもランキング、「ごはんに合う アジアの即席麵」にもコメントをしました。
ではまた。
No.7621はインドネシアのWingsfood、Mie Sedaap Baked Tanpa Digoreng Mi Instan Goreng。ノンフライ麺のインドネシア風焼そば(実際は焼かない)。No.7558で姉妹品の汁ありラーメンを紹介している。
今回の品の購入価格は2,500IDR(約26円、姉妹品も同様)。同じ店で同社やIndomieで揚げ麺の売れ筋製品は大体3,000IDRかそれ以上であり、これらより二割ほど安い。どうもインドネシアではノンフライの即席めん=高級という価値観は無いようだ。或いは売れ行きが芳しくないので安売りしているのかもしれない(同国に希望小売価格の表示は無い)。
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No.7619はインドネシアのIndofood、Indomie Premium Collection Mi Keriting Goreng Rasa Spesial。インドネシア風焼そばミーゴレンの高級版で13年ぶりの試食。昔はプレミアムコレクションなんてサブブランドは付いていなかった。
▲昔のIndomie Mi Keriting Goreng Spesial(2011年)
プレミアムと銘打つだけあって購入価格は4,300IDR(約44円)と同社の普通版ミーゴレンより三割ほど高い。パッケージも普通版とは異なるツヤ消し印刷、アルミ蒸着フィルムを使い遮光も万全。先にネタバレさせると具に鶏肉のソーセージ(薄い輪切り)が入っている。製品名に付くMi Keritingはちぢれ麺という意味。
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No.7618はインドネシアのMayora Indah、Bakmi Mewah Sambal Matah。鶏肉のレトルト具材が付いた汁なし麺。製品名を直訳すると生チリソース付き豪華麺、てな感じかな?
Mayora Indahはウチで初めて扱う会社。膨大な数のビスケットや飲料などのブランドを擁する反面、即席麺の占める比率は僅か。またジャカルタにおける市場占有率もあまり高くはなさそうで、このBakmi製品は大きな店舗でしか見掛けなかった(2024年)。購入価格は10,500IDR(約107円)と一般的な即席麺の三倍ぐらいしたが、レトルト具材が付いていることを考慮すると決して高いとは思わない。
No.7617はサンヨー食品、サッポロ一番プレミアムリッチ みそラーメン 鹿児島県産黒豚だし仕上げ。今年の5月に発売された製品で、三個パックが税抜希望小売価格456円、一個当たり152円。普通のサッポロ一番は単品も五個パックも一個当たり136円なので、16円がプレミアム価格ということになる。
先月この製品の情報を得ようとして同社サイトを覗いてみたら、みそラーメンが「鹿児島県産黒豚だし仕上げ」ではなく「三重県産伊勢えびだし仕上げ」になっており、もうリニューアルしたのかよ!と驚いた。そして今日再び同社サイトを観たら、プレミアムリッチシリーズ全部が消えていた。えらく短期で売切ってしまう商売なんだねえ。
No.7616はインドネシアのIndofood、Indomie Mi Goreng Spesial Plus。インドネシア風焼そば。インドゥミーのミーゴレンは同国即席麺の看板製品と言えるほどで、最近は日本でも入手し易くなってきた。
▲左はIndomie Mi Goreng Spesial、右はSpesial Plus
(インドネシア仕様、同社サイトより拝借)。殆ど一緒だね。
これが多言語の輸出仕様になるともっとわかり難くなる。
(Plus無しでも皿下部の赤い帯が付くのがある)
KALDI等にあるハングルや片仮名併記はただのSpesial(80g)
Plus付きは85g、と覚えておこう!
しかし!インドゥミーのミーゴレンにはSpesialとSpesial Plusの二種類がある。味の方向性は一緒なのだが付属品が異なり、SpesialはチリパウダーなのがPlusになるとサンバルソース(液体)になり、更にフライドオニオンが追加される。質量は80g対85g。同国での実売価格は30円近辺だが、Plusの方が3円程高い。最近日本でよく見るのはPlus無しの安い方。
No.7615はシンガポールのPrima Food、Prima Taste Singapore Balck Pepper Crab Flavoured La Mian。漢字で書くと百胜厨 新加坡黑胡椒螃蟹風味拉麵。黒胡椒カニ風味の汁なし麺。インドネシアで50,900IDR(約519円)で購入した品。かなりの高額製品だね。まあこの会社の製品はみんなこの価格帯なんだけど。
本製品の存在は知っていたが、日本の店頭では見たことがなかったため、高いけれども思い切って購入した。そして私は同社のWeb上に載っている袋麺7種類を全て制覇することとなる(この他に、既に廃版となったものもひとつある)。
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No.7614はインドネシアのWingsfood、Mie Sedaap Tasty Chicken Teriyaki チキンてりやき。Tastyシリーズは麺を湯切りする汁なし麺で、和風テイストが三種類含まれる。以前同シリーズの姉妹品「やきにく」を取り上げた際(No.7573)、汁ありのラーメンとして作ってしまう大失態をやらかしてしまい、今回は作り方の説明を何度も読み返して臨んだ。
▲よく見れば、③で麺をザルから丼に移している
大柄な紙箱に納められたパッケージだがあくまで一人前、さらにレトルトの具材が付くのが特徴。いかにも値段が高そうなのだが購入価格は4,900IDR(約50円)と大して高くない。これで採算がとれるのか?少し心配なくらいだ。
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No.7613はインドネシアのIndofood、Supermi Mi Instan Rasa Ayam Bawang。汁ありのチキン玉ねぎ味ラーメン。
Indomie・Sarimiに続きSupermi、チキン玉ねぎ味のIndomie社同門対決は今回が最後。この中で日本企業の支援を受け最も早く発売されたのはSupermi(1968年、Indomieは1972年、Sarimiは1982年)。インドネシア即席麺の元祖だね。元来異なる会社で作られた三製品は1994年に全てIndofood社の傘下となる、以後30年が経ち、様々な部分を共通化して原価低減したであろうことは容易に想像できる。
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