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No.6212 ヤマダイ ニュータッチ 北海道みそバターラーメン

No.6212はヤマダイ、ニュータッチ 北海道みそバターラーメン。ヤマダイは味噌+バターの構成に何か思い入れがあるのだろうか20年以上も前、i-ramen.netが時間の管理をする(1997年9月)以前にこの構成の製品があり(No.719)、1999年1月のNo.1215では「みそバター風味コーンラーメン」という製品を試食している。製品名の「バター」+味の「みそ」で検索をかけると26件引っ掛かったが、そのうちの6件がヤマダイだよ。

もっとも昔は固型キューブ状の「バター風味の素」が付いていたのだが現在バター風味の演出は液体の調味油に替わっている。進化かコストダウンかは判らないが、それなりに時代とともに変化しているみたい。

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No.6208 今麦郎面品 (China) 刀削宽面 红烧牛肉味

No.6208は中国の今麦郎面品、刀削宽面 红烧牛肉味。日清食品が2004年より今麦郎へ対して資本参加していたが、2015年に提携を解消してもう知らないよ~ん、という他人の関係になってしまった。

そもそも日清食品は中国に於いて広東と上海にそれぞれ別会社を建て、あと香港の永南食品と合同で中国展開をしている。従来の今麦郎は比較的安めの製品で、康師傅の福満多(安売りブランド)あたりと競合する立ち位置であったが、日清全体が高級品へシフトする流れの中で今麦郎は要らない子になってしまったのだろう。

しかし今回試食の刀削宽面は結構上級志向だと思われ、日清と袂を分かったことを契機に今麦郎も高級路線を採り始めたように見える。この辺の攻防には今後も眼が離せない。

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No.6202 農心 (South Korea) 本場韓国のりラーメン(日本向け仕様)

No.6202は韓国の農心(Nong Shim、농심)、本場韓国のりラーメン。この本場韓国シリーズは姉妹品の参鶏湯ラーメンをNo.5816で紹介したが既に終売になり、現在は他にコムタンラーメンという製品が販売中。

本場韓国シリーズは日本専売品のようで、農心のグローバルサイトに類似製品の情報は一切載っていない。既存の製品の焼き直しではなく日本市場向けにゼロから開発を行ったのだろうと推測する。

まあ日本では農心=辛ラーメン=激辛、という図式が定着しているので、市場拡大のためには別建てであんまし辛くないよんシリーズを用意する方が得策だと判断したのだろう。

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No.6182 Unilever (Germany) Knorr Asia Huhn

No,6182はドイツのUnilever、Knorr Asia Huhn Geschmack Noodles。Huhnはチキン、 Geschmackは味のこと。No.6120でRind(牛肉味)を紹介しているが、その姉妹品である。

パッケージ写真には丼と箸が写っているのでいちおう東洋を意識していることが伺える。欧米の即席麺だとフォークで麺をすくい上げている写真が結構あるからね。ただ馬鹿正直と言うか、麺と細かな野菜のみで肉は添えられておらず、食欲を誘うような写真だとはいえない。日本やアジアの製品だと、即席麺には不似合なシズル感溢れる肉塊や海老などがゴロゴロ乗っているのにね。もしかしたらローカルな法規制で過度な演出を禁止されているのかもしれないな。

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No.6166 四川光友薯业 (China) 紅油面皮

No.6166は中国の四川光友薯业(薯业≒お芋の仕事)、紅油面皮。英語表記だとSichuan Guangyou Sweet Potato and Food Products、Hot Dumpling Pastryとなる。英中併記だから輸出を前提としたパッケージだな。辛い油に餃子の皮みたいな麺、みたいな意味だろうか?

四川光友の製品は今まで春雨やビーフンばかり取り上げてきたので、今回が初めてジャガイモの粉で麺を作った製品の紹介になる。しかしこれ、パッケージの写真をみるとなにやら怪しいというかおどろおどろしい雰囲気を感じてしまうよ。はたしてナイーブな日本人が食べられる代物なんだろうか?

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No.6152 Mr.Lee (Norge) Koppnudler med Kjøttsmak

No.6152はノルウェーのOrkla Foods、Mr. Lee Koppnudler med Kjøttsmak。Kjøttsmakは肉味という意味だがカップの側面には牛の絵が描かれており、また何故かハングルで「소고기맛」と添えられており、これは「牛肉味」を意味するらしい。

カップ側面の半分を使っていかにも東洋人っぽい顔のイラストが大きく描かれており、(味ごとに少しずつ表情が違うのだが)遠くから見ても一目でMr. Leeだと認識できる。これは大きなブランド資産になり得ると言えよう。ただし美味しいとの評価が伴えばの話ではあるが。

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No.6138 Lorado (Germany) Mit Hühnerfleischgeschmack

No.6138はドイツのLorado、Instant Nudeln Mit Hühnerfleischgeschmack。最後の22文字にも及ぶ長い単語はチキン味の意味。読みは「ひゅなーふらっしぐしゅまっく」みたいな感じらしいけれど、これを動画のナレーションで喋るとNGを連発しそうなので省略した。

この品はベルリンに出張した方から頂いたものだが、私にとって初めて遭遇するブランドである。缶詰を中心とするドイツの食品メーカなのだが、キリル文字の資料ばかり出てくるので調べてみたら旧ソ連系の国へブランドを売ったみたい。なお乳製品事業はドイツに残っている。

といってもフタには「Hergestellt in China」とあり、中国製だね。

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No.6125 Pran (Bangladesh) Mr.Noodles Vegetable Flavour

No.6125はバングラデシュのPran Agro、Mr.Noodles Vegetable Flavour。No.6009で姉妹品のSpecian Chicken Flavourを紹介している。

今回の品は今年の三月に購入したものだが、賞味期限は来年の九月まで。バングラから日本への輸送が航空便で、通関後すぐに店頭に並んだものを私が購入したとしたら、製造から一年半は食べていいよん❤️ということになる。実際はそんなにスピーディに事が進んでいるとは考えにくいので製造後二年というところかな?バングラは気温が年中30℃ぐらいあるとこだし、相当強烈な酸化防止剤とか入っていそうだな。

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No.6120 Unilever (Germany) Knorr Asia, Rind

No.6120はドイツのUnilever、Knorr Asia, Rind。アジア風即席麺シリーズの一つで、Rindは牛肉の意味。

日本でクノールといえばスープとかポタージュだが、欧州圏ではこのように即席麺も売っている。まあKnorrというブランドはドイツが発祥ながら昔からいろんな企業に売買されて、2000年以降はUnilever社が保有することになったもの。んでUnileverはオランダと英国の二か国に拠点を置く企業。今回の品に付けられたEANコード(バーコード番号)の国籍項はオランダになっている。でも製造はどこか他所に委託しているようにも思えるな。もうEUの製品はどこで誰が作っているのか見た目には全く判別がつかないよ。

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No.6113 天津頂益食品 (China) 康師傅 黑胡椒牛排面

No.6113は中国の天津頂益食品、康師傅 黑胡椒牛排面。天津頂益食品は製造者で、販売は康師傅控股による。康師傅ブランドの即席麺は天津頂益以外の製造者が19社も存在しており、現在ウチのサイトでは原則的に販売者を表示しているのだが康師傅の場合は過去のデータの蓄積もあって製造者表示のままにしている。

今回の製品は2016年の発売で、姉妹品に白胡椒肉骨面というのもあって”Premium noodles / innovative products”というセグメントに属する(康師傅控股の資料より)らしい。伝統的な紅焼牛肉面等とは異なる路線だね。

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