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No.6621 永南食品 (Hong Kong) 公仔麵 重口味 赤湯牛肉味

No.6621は香港の永南食品、公仔麵 重口味 赤湯牛肉味。英文表記はWinner Food、Doll Instant Noodle Strong Flavour Red Soup Beef Flavour。「公仔(Doll)」ブランドの永南食品は日清食品グループの傘下にあり、香港の市場では永南が庶民的、日清が高級品を担当するイメージ。最近日清に吸収された「福」ブランドは永南よりもさらに庶民的なレンジを担う。

永南食品のWebサイトを見ると、重口味というのが独立したシリーズであるように思われるが、まだ今回の品だけしか製品が存在していない。昨今の袋麺としては珍しく単品販売のみで、五個パックは用意されていない様子。

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No.6619 Nissin Foods (México) Cup Noodles Hot Sauce Sabor a Carne de Res

No.6619はメキシコの日清食品、Cup Noodles Hot Sauce Sabor a Carne de Res。ピリ辛牛肉味。英語とスペイン語がチャンポンになっており、これでイイのか?と疑問に思うのだが、現地の人が意味を理解できればそれでいいのかな。まあ日本だって英語と日本語がごちゃ混ぜになっている語句はいくらでも氾濫しているしね。

La Botanera」と書かれたサルサソースの小袋が付いている。調べてみたらメキシコで有名なソースのブランド名だった。海外でもこういう味に関わる部分での企業間コラボがあるんだな。(即席麺の味に直接関わらない例ならいくつかあるんだけど)

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No.6618 Indomie (Egypt) Beef Flavour

No.6618はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Beef Flavour。昨年末よりエジプト製インドゥミーの試食を七回行ってきて(うちカップは二個)、八つ目の今回がラストとなる。今後はモロッコおよびトルコ製インドゥミーの試食を行う予定なのでインドゥミーの生産国による違いに興味がある方(そんな人いるのか?)は引き続き御期待ください。

エジプト製インドゥミーのまとめとして、インドネシア製および一般的な即席麺と比べて麺が水っぽいというかブヨブヨする傾向がある。これはカップ版に顕著で、オーバーに表現するならば豆腐の麺みたいだった。一方袋麺についてはゆで時間を短めにすれば気にならない程度。

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No.6617 Vifon (Vietnam) Phú Gia Miến Măng Giò Heo

No.6617はベトナムのVietnam Food Industries、Vifon Phú Gia Miến Măng Giò Heo。英文および中文表記はInstant Bean Thread Bamboo & Artificial Pork Flavor/猪腿竹筍粉絲。豚肉メンマ味の春雨麺。中文を見るとおおよその内容を想像できるね、漢字って素晴らしい。

同社は最近イメージチェンジを行い、会社のロゴや製品がスッキリしたデザインになったが、今回の品はイメチェン前のもの。日本とは違い海外の場合、ノンフライの春雨麺なら揚げ麺よりも賞味期限の設定が長めだろうから暫くは旧製品も流通しているだろう。

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No.6616 阿宽 (China) 火鸡面 甜辣鸡肉味干拌面

No.6616は中国の四川白家食品、阿宽 火鸡面 甜辣鸡肉味干拌面。英文表記はSichuan Baijia Food、Akuan Sweet & Spicy Instant Non-fried Dry Noodleとなる。チキンラーメンのような丼お湯入れ方式で湯戻しし、その後湯切りしてからソースと絡める汁なし麺。非油炸面品と書かれているがこれはノンフライ麺のこと。

黒地のパッケージに火を吹くニワトリの絵・・・う~んこれは韓国三養食品のプルダックポックンミョンに強くインスパイアされた製品のように見受けられる。激辛ブームはなにも日本だけのことではなく、今やアジア・世界中に拡散しているのだなあ。

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No.6615 Antaar&s (Italy) Arnaboldi Makegusto Pasta Carbonara

No.6615はイタリアのAntaar&s、Arnaboldi Makegusto Pasta Carbonara。ウチで初めて扱う会社で、イタリア製のカップパスタである。しかしAntaar&sって本当は何て読むんだろう?Google翻訳様に放り投げてイタリア語で読んでもらったら「あんたレンであっすぃ」みたいな発音だったのでYouTube動画もそのように喋っておいた。No.6575等で同じイタリアのLiodryFoods社によるInsta Cupを紹介したが、これと造りは違うものの製品の狙いとしてはよく似ているものに感じられた。ノンフライのパスタだと麺を油で揚げる工程が無いので零細企業でも参入しやすいのかな?

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No.6613 Mamee Chef (Malaysia) Lontong Flavour

No.6613はマレーシアのMamee-Double Decker、Mamee Chef Lontong Flavour。ロントンとはマレーシア~インドネシア辺りのココナッツミルクを使ったスープのこと。ロントンについて調べてみると同じ地域で米を圧縮したちまきのような料理もあるようだが、相互に関連があるのかどうかは不明。

No.5913でMamee Chefのカップ版ロントン味を紹介している。このときの写真や動画を今回の品を見比べると、スープの小袋三包は色も形も中身も同一品のように見えた。但し必要とされるお湯の量はこの袋版の方が50ml多いので、同じスープなら味が薄くなってしまうかもしれない。

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No.6612 Nanning GuangXi Hantai Food (China) 康師傅 红烧牛肉面(輸出仕様)

No.6612は中国の南宁广西●●食品(●の部分は判らず)、康師傅 红烧牛肉面。輸出用パッケージであり、英文表記はNanning GuangXi Hantai Food、Kang Shi Fu Artificial Roasted Beef Flavour。

康師傅は世界最大の生産量を誇るブランドであり、殆どを中国で消費するためあまり海外では見掛けない。中国国内向けの康師傅ならば話は簡単だが、珍しい輸出仕様となると関わる会社が随分と複雑になる。今回の品に関しても製造は南宁广西Hantai食品が行い、Executive Producerは香港のHK Izgu Holding Group Ltd.・・・

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No.6611 日清食品 (China) 日清拉王 九州黑蒜油豚骨风味

No.6611は中国の日清食品、日清拉王 九州黑蒜油豚骨风味。No.6581で姉妹品の中华街担担面风味を紹介している。現在の中国版ラ王たる拉王は全て日本のラーメンを模した製品群になっているが(昔はそうでもなかった)、今回の品の形状であるどんぶり型カップが三種類、縦型カップも三種類、袋麺が二種類ある。この三種類のパッケージの全てに九州黑蒜油豚骨风味が用意されており、拉王の中核を為す味である。

▲縦型カップ版の拉王 九州黑蒜油豚骨风味

縦型カップ版の九州黑蒜油豚骨风味はNo.6342で紹介している。パッケージの図柄は似ているけれども付属品の内容は異なっており、単なるサイズ違いではないようだ。

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No.6610 鋒味 (Taiwan) 鋒味拌麵 三杯

No.6610は台湾の鋒味、鋒味拌麵 三杯。英文表記はChef Nic’s Noodles Three-Cup Sauce。パッケージの人物は香港のニコラス・ツェー(謝霆鋒)という俳優で、料理好きが嵩じて食品のプロデュースまでするようになったとのこと。ニコラスさんは厳しい表情をしているが、箸ですくっている麺が現実にはあり得ない図だったり、

随所にクマさんの絵が出てきてきたりで、なんだか可笑しい。

店頭ではいくつか味のバリエーションがあったのだが、「三杯」という名に惹かれてこれを選んだ。まさか、もしや台湾や香港にルーツがあるこの製品で日本の三杯酢がソースとして使われているんじゃないか?という興味があったからね。

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