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No.6759 Yoodles Foods (Australia) Brown Rice Noodles Beef Flavour

No.6759はオーストラリアのYoodles Foods、Brown Rice Noodles Beef Flavour。牛肉スープの米粉麺で、Brown Riceは玄米のこと。WebサイトにはAvailable at Woolworthsとあるので、豪・NZの大手スーパーであるWoolworths専売品なのだろう。事実購入したのもたまたま入った豪BrisbaneのWoolworthsである。

過去同社の製品はNo.6741でミーゴレンを紹介しており、この時と同様に今回の品も生産はシンガポール。様々な状況証拠からみてKOKAブランドのTat Hui Foods社製だろうと推測する。

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No.6758 Sopa Maruchan (USA) Sabor a Pollo Picante

No.6758は米国のMaruchan Inc.、Sopa Maruchan Sabor a Pollo Picante。中米向け輸出仕様の辛いチキン味。

最近中米向けSopa Maruchanの試食記をちょくちょく上げておりこれが四種類目。今まで紹介してきたチキン・海老・牛肉味は北米向けMaruchan Ramenとパッケージの色が揃えてあったのに、今回のピリ辛チキンは基調色が異なる。辛さをイメージする色彩感覚には地域性があるのかな?白基調でイタリアンカラー付きの北米向けパッケージが辛いというのは日本の感覚ではちょっと理解し難いようにも思うのだが。

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No.6756 Lidl (Germany) Kania Pasta Oriental Sabor a Pollo

No.6756はドイツのLidl、Kania Pasta Oriental Sabor a Pollo。製造は中国でチキン味。粉末スープの図柄からみて、世界の即席麺業界で影の重鎮(?)である杭州绿家食品/Hangzhou Green Home Food社だろうと推測する。

▲Lidlの他のプライベートブランド即席麺

ドイツのLidlは欧州を主におおよそ30ヶ国の広い範囲で展開する小売チェーン店。Lidlのプライベートブランド即席麺を過去何度かこの場で紹介したことがあるが、「Kania」ブランドは初めてである。今回の品はスペインで購入したものであるが、もしかしたら西欧専用なのかもしれない(説明書きの文章はスペイン語とポルトガル語のみ)。

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No.6755 Maggi (Germany) Magic Asia Huhn Geschmack

No.6755はドイツのMaggi GmbH、Magic Asia Nudel Snack Huhn Geschmack。チキン味。ドイツのMaggi即席麺は社名がNestléではなくMaggiである(コーヒーやチョコはNestlé社)。ドイツの会社は末尾に「GmbH」とか「AG」が付くものが多いが、二つを合わせたものが日本の株式会社に相当するらしい。

ただ今回の品はあくまで販社がドイツ籍ということで、EANコード(76)はスイスまたはリヒテンシュタイン籍、実際の生産国は不明である。エストニアで購入した品を日本へ送っていただいたもので、裏面にはバルト三国の言語で書かれた説明書きシールが貼られていた。いろんな国が絡んでいる。

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No.6754 杭州绿家食品 (China) Ever Roka Chicken Flavour

No.6754は中国の杭州绿家食品 (China) Ever Roka Instant Noodles Chicken Flavour。英文の会社名はHangzhou Green Home Food、世界の即席麺産業における影の重鎮(?)である。

No.6734で姉妹品の牛肉味を紹介している。これらの品はモロッコのスーパーで五種類パックを14.5 MAD(日本円換算一個当たり約33円)で購入したもの。即席麺コレクターにとって袋麺の五個パックは嫌な存在だが、単品では販売していない製品も多いので止むを得ず買う場合が大半だ。だがこの品のように五種類各一個ずつのパック販売は一度に多くの味を割安に楽しめるのでありがたい。

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No.6753 Suimin Noodles (Australia) Mi Goreng

No.6753はオーストラリアのSuimin、Suimin Noodles Mi Goreng。豪州の即席麺市場は見た感じでMaggi、Fantastic、そしてこのSuiminの三ブランドが混沌と競い合っているように見える。とはいってもFantasticとSuiminは製品の色使いや構造などが酷似しており、EANコードの業者項も同じなので、大元は一緒のようだ。

今回の品はタイ製であり、オーストラリアの会社がタイの工場でインドネシアの国民食を作るという構図になる。Suimin(やFantastic)の製品には地元オーストラリア製の物もあり、何らかの基準によって作り分けている筈であるが、まだその法則性は解明できていない。

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No.6752 Virtuosso (Latvia) Bacon Flavour

No.6752はラトビアのRimi Baltic、Virtuosso Bacon Flavour。エストニアで購入した品をいただいたもの。

EANコードの国籍項(475)から販社がラトビア籍であることは判ったが、それ以外の情報が極端に少ない。困った~と思う一方で、こうした謎の多い即席麺の素性を少しずつ解き明かしてゆく作業は私にとって至福のひとときでもある。

普通の海外製即席麺の五倍ぐらいの時間を費やし判ったことは、バルト三国の小売チェーンRimi BalticのプライベートブラントがVirtuossoであること、親会社がスウェーデンのICAであること。だんだん点と点が繋がってきたぞ!

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No.6751 Acecook (Vietnam) Thế Giới Mì, Mì Lẩu Thái Hương Vị Hải Sản

No.6751はベトナムのAcecook Vietnam、英語での製品名はThai Shrimp Hot Pot Flavoured Noodleとなり、漢字では海鮮味麵と書かれている。「Thế Giới Mì」は「世界の麺」というシリーズ名。

Acecook Vietnamは同国でのシェアNo.1であり、少し前まではVina Acecookというサブネームが付いていたのが現在は無くなった。いちいち「Vina(ベトナムのこと)」なんて付けなくてもベトナムを代表する即席麺ブランドである、という自信が付いた表れかもしれない。

▲五年前と比べ液体が一包になる代りにチリパウダーが追加

今回の品は五年前にも試食しており、「しまった、間違えて買っちゃったよ」と思ったのだが、開封したら中の構成が変わっていたので「買ってよかった」と思い直した。

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No.6750 Rollton (Russia) Hot Chicken Flavour

No.6750はロシアのMareven Food、Rollton Hot Chicken Flavour。バルト三国向けの輸出仕様で、(ただの)Chicken味をNo.6730、Cheese & BBQ味をNo.6740で紹介している。鍋を使わない丼お湯入れ(チキンラーメン)方式を採る製品。

Rollton(キリル文字ではРоллтон)の即席麺は1998年に登場、2008年には日清食品の傘下に入るが、現行の製品群にはまだ日清の手が直接は入っていないようで、現時点では原材料の調達とか品質管理や流通での協業に限定されている模様。まあそのうちロシア語を話す出前一丁坊やがボルシチ味のラーメンを運んでくるかもしれないが。

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No.6749 Budget (Tunisia) Instant Noodles Chicken Simulated Flavor

No.6749はチュニジアのFlavourtech、Budget Instant Noodles Chicken Simulated Flavor。コロンビアで購入したものであり、No.6739で姉妹品のビーフ味を紹介している。同社のWebサイトはアラビア語の他に英語・ロシア語・トルコ語・スペイン語・フランス語を選択可能で、幅広い国々への、輸出主体の企業であることが伺える。

販売する国によっては、合成香料だけを使った製品にはその旨を表示する義務があるようで、Artificial Flavourという表記を頻繁に見掛ける。だがシミュレ―テッドFlavourという言い方はここの製品で初めて見たな。

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