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No.7119 Wingsfood (Indonesia) Mi Sedaap Mi Sup Perisa Ayam Bawang

No.7119はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mi Sedaap Mi Sup Perisa Ayam Bawang。オニオンチキン味。

Mie SedaapとMi Sedaap、袋の材質も別物
どちらもJPNと印字があるので日本向けロットだね

ウチのBlogを細かく読み込んでいる人は、「あれ?前回は『Mie Sedaap』だったのに今回は『Mi Sedaap』か、Tontantinもヤキがまわったなあ」と思うかもしれない。しかしこれでいいんです!

MieMiもあの辺の地域での麺を指す単語。Mieはインドネシア国内向けなのに対し、Miは輸出仕様で袋にアルミ蒸着の遮光処理が施され多言語併記となる。日本にはどちらも入ってきていて、違いを捜すのも面白い。

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No.7114 Micoem (Vietnam) Cung Đình Phở Bò Hà Nội

No.7114はベトナムのAsia Food Technology、Micoem Cung Đình Phở Bò Hà Nội。社名はAfotechと省略されて使われることが多く、Micoemは即席麺のブランド(マルちゃんとかサッポロ一番のようなもの)、Cung Đình(=宮殿)は製品系列に付くサブブランド(ラ王とか正麺のようなもの)、Phởはフォー、Bòは牛肉、Hà Nộiは地名のハノイ。ハノイ風牛肉味のフォーだね。

と、製品概要の説明だけで序章(300文字以下になるようにしている)の大半が埋まってしまうな。海外の会社や製品の情報を調べるのは結構タイヘンなので、Blogは手を抜こうっと。

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No.7109 Wingsfood (Indonesia) Mie Sedaap White Curry

No.7109はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mie Sedaap White Curry。Sedaap製品はほぼ全種類を食べてきたが、今回の品は最近の発売らしく、初めてお目に掛かるものである。

ホワイトカレー味の即席麺は十年ほど前からマレーシアやシンガポールで流行りはじめ、その周辺国にもじわじわと派生してきている。そのうち日本でも定番の品として出す会社が現れるかもしれない?基本は甘いココナッツミルク(もどき)+唐辛子であり、グリーンカレーを受け容れられる人ならばホワイトカレーも気に入るだろう。ただし爽やか要素はグリーンカレーほど強くはない。

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No.7104 Micoem (Vietnam) Cung Dình Hủ Tiếu Nam Vang

No.7104はベトナムのAsia Food Technology、Micoem Cung Dình Hủ Tiếu Nam Vang。販売はアイ・シー・エム。ベトナムの米粉麺といえばフォーが有名だが、他にもいろいろある。今回紹介するフーティユ(フーティウ)はホーチミンなどベトナム南部で広く食べられ、見た目はフォーよりも細めの平打ち麺だが、米粉をシート状に形成したものを天日干しした後に裁断するのが特徴。

Micoem Cung Dìnhブランド製品が日本に入ってきたのは最近のことであるが、今回の品はダイソーで買ったもので、違う品をドン・キホーテで入手した。独自の販路展開をしているみたい。

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No.7098 Wingsfood (Indonesia) Mie Sedaap Kari Spesial

No.7098はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mie Sedaap Kari Spesial。カレー味。Sedapで美味しいの意味。13年ぶりの試食。

インドネシアへ行った際の印象で、即席麺のシェアはIndomie(Indofood社)が最大手で今回のSedaapが二番手。次いでABC、Nissinという感じ。今はどうなっているんだろう?また行きたいなあ。

Sedaapが登場したのは2003年でまだ二十年足らずだが、すぐに先行者を抜き去り急伸。Indomieは慌ててパッケージに似た書体で「Sedaaap」(aが一個多い)と掲げたりしていた。

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No.7094 維力食品 (Taiwan) 麻辣鍋麺

No.7094は台湾の維力食品、麻辣鍋麺。あれ?維力食品「工業」じゃなかったっけ?、と調べてみたら2019年末に食べたNo.6580ではまだ工業が付いていたのに、2020年初頭のNo.6599は工業が消えていた。製造時期を考えると、2019年初頭〜中旬頃に社名を変更したのだろう。

裏面の説明書きは英語と仏語の併記なのでこれは輸出専用製品。というか同社の国内向けサイトには該当する製品が見当たらず、台湾国内では流通していない製品らしい。とはいえ上向き円弧で色を区分けするデザインは同社の看板製品である「維力炸醬麵」の流れを汲むものであり、同じ系列に属する製品だろうと想像できる。

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No.7088 VIFON (Vietnam) Premium Kim Chi (export version)

No.7088はベトナムのVietnam Food Industries、VIFON Premium Kim Chi Zupa Koreańska(=Korean Soup)。この製品は東欧向けでありベトナム国内では流通していない。輸入業者はポーランドのTan-Viet Internationalという会社で、ベトナム以外にも日本を含むアジア系食材を扱っている。裏面の説明書きはポーランド語と英語の併記。

この製品がクルグス(Kyrgyz)で販売されていたのを購入し、日本の私の元へ送ってもらったという複雑な経路を持つ。いったいいくつの国を経てやって来たんだろう?想像するだけでも腹一杯楽しめる。

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No.7084 Colusa-Miliket (Vietnam) Mì Ăn Liền Sa Tế

No.7084はベトナムのColusa-Miliket、Mì Ăn Liền Sa Tế。英語表記はSate Flavored Instant Noodles 。裏面の作り方解説や原材料表記は日本語化してある。印刷の図柄からして海老と鶏のダブルスープだね。No.7074で同じクラフト紙パッケージ(内側に防湿膜を積層)の姉妹品、Mì Hai Tôm Hương Vị Satéを紹介している。

競合のVifonやVị Hươngブランドもクラフト紙パッケージの袋麺を出しており、レトロ調袋麺というベトナムにおける一つの固有市場を形成しているみたいだ。でも通常のフィルムよりも防湿紙の方が製造コストが高そうだな。

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No.7078 Биофуд (Россия / Russia) Биг Ланч Дагшан Лапша с Куриным Вкусом и Овощами По-Корейски

No.7078はロシアのБиофуд、Биг Ланч Дагшан 、Лапша с Куриным Вкусом и Овощами По-Корейски。英語にすると会社名がBiofood、Big Lunch Dagshan(大具山)、Chicken Flavored Noodles with Korean Vegetables、という感じかな?Koreanが指すのが野菜なのか味全体なのかは判らない。

ペヤングみたいな容器だが焼そばではなく汁ありのラーメンで、これはロシアでメジャーなДоширак(ドシラック)に似せたもので、表記はロシア語の他カザフスタンとウズベキスタン語が併記される。

この地域の即席麺パッケージで漢字が書かれているのが珍しい。大具山・Dagshan(ダーシャム)で検索すると、バングラに近いインドの山が該当したが、漢字がこの場所を指しているとは考え難い。もしかして「大」きな「具」を意味しているのかな?更に味は韓国風ということで、製品のイメージが取っ散らかっている印象を受けた。

(なお今の時期にロシアの話題を出すことに若干の逡巡があったものの、政治や軍事と食文化は切り離して扱うべきことだと考え計画通りに試食を行った。まだチャイコフスキーやショスタコーヴィチの音楽を聴きたいし。)

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No.7074 Colusa-Miliket (Vietnam) Mì Hai Tôm Hương Vị Saté

No.7074はベトナムのColusa-Miliket、Mì Hai Tôm Hương Vị Saté。英語表記はSate Flavored Two Shrimp Noodles、サテ風味のエビ麺という感じかな。サテというのは東南アジアで広く食されるスパイシーな串焼きのことで、材料は鶏・牛・羊・海老など様々。

▲Colusa-Miliket、Mì Ăn Liền Có Dáu Satế(2012年)

クラフト紙で作られた素朴なパッケージが特徴的で、これはベトナムの即席麺の一部に見られる独特なもの。十年前にベトナムへ遠征した際はこの形態の製品を入手するのが最大の責務であり、発見した瞬間に歓喜の雄叫びを上げたもの。だが今ではお洒落なラーメンとして日本語表記版が入ってきているんだね。

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