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No.7447 MAMA (Thailand) Instant Noodles Shrimp Tom Yum Flavour

No.7447はタイのThai President Foods、MAMA Instant Noodles Shrimp Tom Yum Flavour。タイ語ではมาม่า บะหมี่กึ่งสำเร็จรูป รสต้มยำกุ้ง。

この製品は今まで何度も食べ、その度鋭く切れるような辛い刺激に涙と鼻水を垂らしながら歓喜したものだった。決して重厚な辛さではなくカミソリのような切れ味、格闘技ならフライ級、エンジンなら小排気量高回転のイメージ。同じ激辛即席麺といっても日本や韓国の製品とは一線を画す。

今回は12年ぶりの試食で、また心地良いけど涙と鼻水みまみれの試食になるのか、と身構えて臨んだ。

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No.7446 統一企業 (Taiwan) 統一麵 小時光麵館 青蔬椒麻麵

No.7446は台湾の統一企業、統一麵 小時光麵館 青蔬椒麻麵。小時光麵館は台湾では珍しいノンフライ(非油炸)カップ麺の製品群。No.7431で姉妹品の花椒擔擔麵(汁あり)を紹介しているが、今回の品は湯切りを行なう汁なし麺。製品名の青蔬は青菜、椒は花椒、麻は胡麻のこと。

湯切りを行なう汁なし麺なのに、パッケージに湯切りのためのメカニズムは何もない。日本のカップ焼そばが世界に誇る二層シート剥がし方式は望むべくもないが、箸先で穴開け等の安直な方法があるだろうに、何もない。台湾のYouTuberによる本製品の紹介動画を見ると、皆フタの開口部を箸で押さえて湯切りしているため、私もこれに倣うこととした。

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No.7445 維力食品工業 (Taiwan) 維力辣炸醬麵(123克重量包)

No.7445は台湾の維力食品工業、維力辣炸醬麵(123克重量包)。同社の看板製品である維力炸醬麵の大盛り(123g)&辛い仕様。丼お湯入れ方式で麺を湯戻しし、湯切りしてソースと絡める汁なし麺。戻し湯を使い飲用のスープを作るのはマルちゃんやきそば弁当式。

標準の維力炸醬麵は質量90gで、今回の品の123gは約37%もの増量となる。なおこの辣(辛い)版に質量90gの標準版は存在しない。

私は維力炸醬麵に親近感を持っており、たまに食べたくなる時がある。強くて単調な味だけど、いつも飽きる寸前の丁度いい頃に食べ終わる。だがこれが37%増量ともなると飽きるゾーンに突入するのでは?という心配がある。

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No.7444 味丹企業 (Taiwan) 美味小舖 蔥燒牛肉湯麵

No.7444は台湾の味丹企業、美味小舖 蔥燒牛肉湯麵。15TWD(約70円)で購入した安価な製品。No.7400で姉妹品の海鮮湯麵を紹介している。

袋には「經典」「原味」重現との謳い文句が記されているが、これらは中国語の即席麺パッケージを眺めていると頻繁に遭遇する単語である(即席麺に限らないけど)。「經典」はクラシック、「原味」はオリジナルの味という意味。

まだ世の中にGoogle翻訳などのネットで日本語変換できる環境が無い頃、「經典」は仏教が関係している味か?とか、「原味」は草原で飼育した肉を素材に使ったものか?と勝手に妄想していたよ。

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No.7443 臺灣菸酒TTL (Taiwan) 台酒 紹興雪菜鷄肉麵

No.7443は台湾の臺灣菸酒TTL(Taiwan Tobacco and Liquor)、台酒 紹興雪菜鷄肉麵。紹興酒とレトルトの鶏肉が付く高級袋麺。雪菜は寒い地方で作られるアブラナ科の野菜で高菜に近いもの、らしい。製造は維力食品工業に委託。

購入価格は55TWD(約256円)、日本の高いカップ麺並みだね。だがこのシリーズ、今までの経験では高価格に見合った満足感を得られており、外れを引いたことは無い。今回の品は重量が195gもあり、価格当たりの重量という観点ではむしろお買い得とも言える。(全てに当てはまるわけではないが、製品の重量と味の重厚さとの間には比例関係があるように感じている)

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No.7442 Indomie (Indonesia) Tori Miso Ramen

No.7442はインドネシアのIndofood、Indomie Tori Miso Ramen。鶏味噌だね。パッケージには日本語で大きく「和風ラーメン」と表示され、その横にも日本語の解説文が延々と書き連ねてある。和風ラーメンシリーズは他に「Shoyu」と「Takoyaki」があり、後者は後日紹介予定。

私がインドネシアの街を歩き回った印象では、宗教的な背景もあってか過度に日本の文化を賛美する様子は感じられず、インドゥミーが和風シリーズを設けたのは意外である。そして豚を使えないことから鷄ベースの味噌味というのも興味深い。だがこの製品がインドネシア市場で需要があるのか?少々心配でもあるな。

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No.7441 統一企業 (Taiwan) 阿Q 生猛海鮮風味 桶麵

No.7441は台湾の統一企業、阿Q 生猛海鮮風味 桶麵。阿Qといえば阿Q正伝、魯迅の小説だね。また特に台湾では「Q」という文字が「もちもちした弾力がある食感」という意味で使われるので、ダブルミーニングとして制定したブランドなのだろう。昔(30年ぐらい前)は袋版だけだったのが後にカップ版(桶麵)も登場し、現在では袋版が消滅してカップ版のみとなっている。

▲袋版の阿Q(1997年)
この頃はまだ写真撮影が下手クソでシワだらけだ

阿Qには五種類の味が用意されているのだが、今回シーフード味を選んだのは「生猛」という単語に心を奪われたから。猛々しく生きる:なんだかエビやカニが飛び跳ね上がって襲ってきそうではないか。中国語のニュアンスはきっと違うのだろうと思うが。

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No.7440 旺來旺食品 (Taiwan) 譽方媽媽 蚵仔麵線

No.7440は台湾の旺來旺食品、譽方媽媽 蚵仔麵線。ウチで初めて扱う会社。譽方(ゆうふぁん)母さんの牡蛎そば、という感じかな。日本で購入した品のいただき物で、印刷は日本語化されている。

▲台湾の夜市で食べた屋台の蚵仔(牡蛎)麵線
一杯40TWD(約185円)、牡蛎はちっちゃ〜い

一袋が二~三人前で、作る際は肉団子や牡蛎やモツなどを入れるよう指示がある。麺は硬くなく、柔軟性を残した半生タイプと言えるもの。粉末スープとは別にとろみ粉が付いており、これを水で溶き調理終了間際にスープに入れる。作る手間が多大で、これはもう即席とは呼べないかもしれない。ウチで紹介するかどうか迷ったが、折角のいただき物なので記録に残す。先日の訪台で夜市の本場蚵仔麺線を食べたことだし。

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No.7439 味丹企業 (Taiwan) 享味食光 烤蝦風味

No.7439は台湾の味丹企業、享味食光 烤蝦風味。焼きエビ味。ウチで享味食光を取り扱うのは初めて。他に雞汁風味(チキン味)も存在する。12TWD、日本円だと約56円で台湾産としては一番安い部類の製品。

作り方の説明書きを見ると三方式に対応とのこと。①沖泡法:丼に麺とスープを入れてお湯を注ぎ蓋をして三分(チキンラーメン方式)、②快煮法:鍋で二~三分ゆでる、③乾吃法:袋にスープを振りかけそのまま食べる(ベビースター方式の亜流)であり、公式に③までフルサポートしているのは珍しい。まあサポートといってもパッケージに「可乾吃」と書いてあるだけで、何をする訳ではないのだが。

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No.7438 維力食品工業 (Taiwan) 真爽 精燉猪肉風味麵

No.7438は台湾の維力食品工業、真爽 精燉猪肉風味麵。「燉」はシチューの意味で、豚肉の煮込み風味ラーメン。日本円にして60円半ばで購入した普及価格帯の製品で、私の知る限り三十年ぐらい前から存在する。コスト削減のためか、袋の素材はアルミ蒸着無しで光を少し透過するもの。

いつも思うのだが、漢字はひと目見ただけで意味が伝わるので、今回の「真爽」も「まことにさわやか」な製品群であり、決してコッテリ重厚だとか過激な味付けではないだろうと推測できる。これが非アルファベットのハングルとかタイ文字だと知らなけりゃ読めないし、読めても意味を知らないと理解できない。ああ、漢字って素晴らしい!

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