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No.6896 東洋水産 マルちゃん バリうま 宮崎風旨辛麺

No.6896は東洋水産、マルちゃん バリうま 宮崎風旨辛麺。東日本に強く専売品をたくさん持つ東洋水産の中では数少ない西日本向け製品。本来は九州限定品だが年末年始には関東圏のあちこちのスーパーで遭遇した。バリうまシリーズはウチでは2002年に初試食をしている。

宮崎風旨辛麺という名前や黒赤黄橙というどぎついパッケージの色使いからして、明星チャルメラの宮崎辛麺を強く意識した製品に見える。でもあちらは全国区で実績を重ねているのにこちらは九州限定品ということで、少し及び腰のように感じてしまうよ。まあチャルメラと比べて麺づくり・正麺・ごつ盛り・でかまるはそれぞれ少しづつターゲットが違いそうだからなあ。

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No.6895 日清食品 これ絶対うまいやつ! 豚骨醤油

No.6895は日清食品、日清これ絶対うまいやつ! 豚骨醤油。姉妹品の背脂醤油をNo.6865で紹介しており、他に濃厚味噌がある(今のところ試食計画無し)。

三食パック販売であり、一個当たりの価格から判断すると、同じ日清のノンフライ袋めんであるラ王と比べやや廉価版の製品として位置付けられる。でもラ王にも豚骨醤油味が存在するので共喰いにならないのかな?と他人事ながら心配になってしまうよ。一方ラ王は安売りセールの対象となることが多く、五個パック348円とか298円で出ていることもあるのが現実だ。一個当たり価格の直接比較をしにくくするために中途半端な三個パックという形態を採っているのかも。

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No.6894 あいさと 鯛塩ラーメン

No.6894はあいさと、鯛塩ラーメン。愛媛県の会社で、実際の製造は埼玉の高橋製麺、スープは福岡の一番食品。No.6869で醤油味の姉妹品「みきゃんラーメン」を試食している。

▲みきゃんラーメン(真鯛醤油味、みかんは不使用)

製造者や鯛を主題とする製品の成り立ちはよく似ているのだが、パッケージデザインは真逆な方向性だと思う。正直な印象としてみきゃんラーメンは中身と外観に大きな乖離があると感じたので、今回の品の方が真っ当な在りように見えるよ。あと開封してから気付いた大きな違いとしてみきゃんは液体スープ、今回の品は粉末スープという差異がある。この二つは同じ店で同じ価格(税抜238円)で買ったもの。

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No.6893 エースコック うまさぎっしり新潟 新潟麻婆麺

No.6893はエースコック、うまさぎっしり新潟 新潟麻婆麺。新潟県限定商品で、姉妹品として三条カレーラーメン(No.5722で紹介)、妙高とん汁ラーメン(No.5856)がある。エースコックは新潟に工場があるわけでもないのだが新潟の米粉を麺に使った製品を出し続けており、十年ほど前には新麺組という袋めんもあった。以前はキャッチコピーにみんな「コシヒカリ」という品名が入っていたが、今回の品には見当たらない。

新潟県が行う食糧自給率向上のための「R10プロジェクト」に賛同する製品であり、また売り上げの一部が「新潟県トキ保護募金」に寄付されるとのこと。こう見えても意識高めで社会派の即席麺なのだ。

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No.6892 明星食品 スターセレクト 野菜たっぷりタンメン

No.6892は明星食品、スターセレクト 野菜たっぷりタンメン。スターセレクトは小売店チェーンのライフとヤオコーが共同で設立したプライベートブランド。No.6881で紹介したスターセレクト天ぷらそばは販売者が東洋水産であったが、今回紹介する品は明星食品(実際の製造は子会社である東日本明星食品)だ。

▲◎みなさまのお墨付き たっぷり野菜の塩タンメン
(画像は西友のサイトから拝借)

この製品を買おうと思ったのは、同じプライベートブランド品で西友の◎みなさまのお墨付きに「たっぷり野菜の塩タンメン」(製造は酒悦、東洋水産系)という製品があるので対決させようと目論んだため。しかし諸般の事情で今回は単独での試食とし、後日比較した試食記をアップする予定。

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No.6891 桜井食品 ベジタリアンの豆乳ピリ辛めん

No.6891は桜井食品、ベジタリアンの豆乳ピリ辛めん。岐阜県の会社で、有機素材などを使い健康に配慮した製品を製造・販売する。1972年に無添加ラーメン「純正らーめん」(現在も販売中)を発売して即席ラーメン市場に参入。製品の性質上、生産規模が大きいとは思えないものの、自前の製造設備を有している。

ヴィーガン対応製品なので動物・魚介由来成分、アルコール、化学調味料、着色料、香料、保存料みんな不使用。パッケージの下部にはRSPO、全素不含五葷、緑の日の丸などいろんな組織・国・地域におけるマークが並んでいる(興味があれば調べてね)。ということは、輸出を考慮している製品なのだろう。

五葷(ごくん):ネギ・人参・韮・らっきょう・あさつき

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No.6889 ヤマダイ おだしの逸品 あご入りおだしの贅沢なうどん

No.6889はヤマダイ、おだしの逸品 あご入りおだしの贅沢なうどん。ヤマダイなのにニュータッチを名乗らない、ライフ専売の製品である。パッケージデザインは華やかで、フタの材質も艶があり、まるで凄麺クラスかと思ったよ。でもよ~く見るとサイズがひと回り小さめで、麺もノンフライではなく揚げ麺だ。

▲ライフプレミアム贅沢なあご入りおだし
(画像はライフのWebサイトより拝借)

だし原料中に「ライフプレミアム贅沢なあご入りおだし」を80%使用しているとのこと。これがどういう味なのかは知らねども、8g✕25袋で税抜798円ということなので一袋当たり約32円、そこそこ上質な調味料であるようだ。そんな高貴なものを税込149円のカップ麺に使って大丈夫なのか!?と少々不安を感じたな。

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No.6888 マルタイ 縦型ちゃんぽん

No.6888はマルタイ、縦型ちゃんぽん。同社には1986年に登場したどんぶり型カップの長崎ちゃんぽん存在する。今回紹介する縦型ちゃんぽん(正式名称に「長崎」は含まれない)は以前から存在していたものの、最近フタのデザインをどんぶり型と同傾向のものにして再登場。デザインを揃えるということはファミリーであることの表現でもあるので、両者の味にどれほどの関連性があるのか探ってみたい。

▲今回の縦型カップとどんぶり型カップ

製品仕様として本製品は湯戻し4分に対しどんぶり型は5分、質量は65g対93g、添付品無しに対し粉末スープ・かやく・調味油付きと結構な格差がある。まあファミリーならば上下の差があってもおかしなことではない。

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No.6887 サンポー食品 焼豚ラーメン

No.6887はサンポー食品、焼豚ラーメン。前回試食記を書いてから十年経つので、定期巡回として採り上げる。

焼豚ラーメンは1978年の発売でもう43歳。私が1984年の夏に初めて九州の地に足を踏み入れスーパーへ行ったところ、サンポーやマルタイ等関東圏では見たこともない即席麺がズラリと並び、そこはもう宝の山状態。焼豚ラーメンはその一つ(当時はまだきちんと収集を始めていなかったので現物は残存せず)。既に関東圏でも豚骨ラーメンは一般化していたが、この焼豚ラーメンの強烈な匂いに一撃でノックアウト、深い感銘を受けた。今まで食べてきた豚骨ラーメンって何だったのか?関門海峡の深さを思い知ることになった。

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No.6886 東洋水産 マルちゃん 沖縄そば

No.6886は東洋水産、マルちゃん 沖縄そば。製造は佐賀の伊万里東洋。本製品を初めて食べたのはNo.575として記録にあるが、まだ製品スペックや感想等をきちんと残していない時期で、多分1995年頃のものだと思われる。確か沖縄食品フェアで沖縄明星食品(当時)のカップ及び袋の沖縄そばと一緒に買った気がする。

▲初めての沖縄そば(1995年頃?)

当時はまだ沖縄へ行ったことがなかったが、九州を超えると豚骨ではなくかつおだしのスープになること、骨太の麺や豚肉蒲鉾といった組み合わせもとても新鮮に思えた。これが契機となり沖縄料理や泡盛に興味が湧くようになる。こう考えるとご当地料理を取り込んだ即席麺というのは入門用として貴重なものだね!

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