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No.7581 徳島製粉 金ちゃんヌードル ど!にんにく

No.7581は徳島製粉、金ちゃんヌードル ど!にんにく。何だか徳島製粉らしくないネーミングだなあと思うが、製品の訴求点はストレートに伝わってくるね。私のようなニンニク好きには強くそそられるものがあるし、ニンニク嫌いな人が誤って食べてしまう悲劇は滅多に起きないだろう。ネーミングが購買者への強力なフィルターになっていて良いと思う。

カップは今や絶滅危惧種のシート成型二重構造(勝手に命名)。昭和の時代は珍しくなかったが、今も使っているのは金ちゃんの縦型カップだけ。容器を見れば同社の製品だと判るのだが、金ちゃん系は湯戻し時間が製品毎にバラバラなので、よく確認する必要がある(今回の品は五分戻し)。

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No.7579 ヤマダイ ニュータッチ凄拉麺 極太麺とキャベツたっぷり濃厚味噌ラーメン

No.7579はヤマダイ、ニュータッチ凄拉麺 極太麺とキャベツたっぷり濃厚味噌ラーメン。北関東を中心に展開するスーパーのカスミ専売品。ノンフライ麺に液体スープで、ニュータッチ凄麺と同クラスの製品と目される。名前も似ているし。

凄拉麺は現在全部で四種類あるが、既に醤油(No.7549)と油そば(7559)を紹介した。この二つを食べ、中身もパッケージも質感は十分に良いが、絶対に凄麺を越えてはならず、また個性を出さないための自主規制が掛かっているようなもどかしい印象を受けた。これは凄麺との共喰いを避ける意図や、カスミの意向が反映されているのかもしれない、と勝手に妄想する。今回の品も同様なのかな?

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No.7577 サッポロ一番 みそラーメンどんぶり

No.7577はサンヨー食品、サッポロ一番 みそラーメンどんぶり。「新」マークが誇らしい、今春リニューアルした品。

ウチが製品を購入する店舗はスーパーかドラッグストアが多く、それは売値が安いから。今回の品(税抜希望小売価格214円)は特売の108円で購入した。スーパーでは大体168~178円程度の値付けが多いようで凄く得をした気分。ただこの製品、強力なブランド力を持つ割には108~128円で売られる現場をちらほら見掛けるので、値下げを行う余地が大きいのだろう。なお先日日清食品が小売価格を拘束したとして公取から警告を受けたので、今後は日清の特売も増えると密かに期待している。

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No.7575 日清ラ王 味噌 3食パック

No.7575は日清食品、日清ラ王 味噌 3食パック。袋のラ王味噌を食べるのは11年ぶり。今年の3月からパック販売が五個から最近流行りの三個へと変更され、No.7535で同仕様の醤油味を紹介した。

現在袋のラ王は六種類の味があるが、みなパッケージの上部には「追い求めたのは 王道、本格、上質」というコピーが書かれている。だが何だか俺だけが別格で正義だ!他はクズだと言いたそうで、ちょっと尊大だなあと思ってしまう。左には丸囲いで○○産△△使用、とあり、まるでブランド物の素材を使っているように見せている。

このような権威付けを狙った演出はかえって物欲しそうに思えてしまい、個人的には共感しかねるな。

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No.7572 明星 麺神 汁なし台湾まぜそば

No.7572は明星食品、明星 麺神 汁なし台湾まぜそば。2020年に麺神が発売された際はゆで時間7分(袋麺)という常識外の仕様に面食らったが、出来上がった麺を食べ、乾麺とは思えない食感に驚いた。ゆで時間の制約を取っ払うとここまで出来るのか~、と。その後出たつけ麺タイプ(終売)はゆで時間が9~10分と更に長くなり、麺神ワールドは治外法権・無法地帯だなあと感心した。

今回の汁なし台湾まぜそばは湯切りを行なうが、水に晒して冷やす工程はないのでゆで時間は7分で済む。まあこの辺が「即席」と呼べるギリギリのところかもしれないなあ。

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No.7569 ヤマダイ ニュータッチ 八王子ラーメン

No.7569はヤマダイ、ニュータッチ 八王子ラーメン。この製品は二年前のNo.7059で紹介したばかりなのでプライベート用(試食記を書かない)として購入したものだった。

▲ご当地満腹食堂 大盛八王子ラーメン(2022年3月)

しかしよく観察すると前に食べたものは「ご当地満腹食堂」シリーズの大盛りタイプ(麺90g)、今回の品は普通盛り(麺70g)。具の構成も若干異なっており、製品としては明らかに別物だったため、急遽試食リストに追加することとした。

▲満腹食堂 担担味噌ラーメン(2000年6月)

なおヤマダイのサイトを見ると、ご当地満腹食堂シリーズは全て製造終了になっている。満腹食堂という名は私の知る限り2000年から使われているもので、消えてしまうのはちょっと寂しいな。

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No.7567 ペヤング 激辛ヌードル

No.7567はまるか食品、ペヤング 激辛ヌードル。同社のペヤング 激辛やきそばの汁ありラーメン版。

▲左:ペヤング 激辛やきそば(2012年)
右:超大盛やきそばハーフ&ハーフ獄激辛(2021年)

激辛やきそばが発売されたのが2012年2月。それ以前にも激辛を標榜する製品は多々あったが、それらとは一線を画す暴力的ともいえる辛さには異次元の強いインパクトを受けた。その後韓国Samyangのブルダックポックンミョンなどの激辛製品も登場し、またペヤングも更に辛さをエスカレートさせてゆく。私は2021年に超大盛やきそばハーフ&ハーフ獄激辛を辛うじて完食した瞬間「もう金輪際この激辛エスカレーションには付き合わない!」と心に決めた。だが悲しいかな、汁ありラーメン版が出ると聞くとやはり手が出てしまうのだ。

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No.7563 大黒食品工業 みそうどん

No.7563は大黒食品工業、みそうどん。2024年4月の発売。同社サイトのニュースリリースを見たところ、これがほぼ一年ぶりの新製品らしい(季節商品の販売再開を除く)。開発の頻度が低いと新製品を出しにくい体質に陥ってしまうのではないか?と他人事ながら心配する。杞憂だといいのだが。

そんな大黒が長きにわたる沈黙を打ち破って世に問うのが今回のみそうどんである。購入価格は税抜78円@業務スーパー。訳あり品を除けば国産で最安値クラスのカップ麺。この価格を前提に話をすると、ほぼ大抵のどんなことがあっても許せてしまうと思う。良い部分があれば手放しで褒める、加点主義のレビューになってしまうのは致し方ないかな。(なお税抜希望小売価格は205円)

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No.7560 寿がきや食品 そばきや 和風とんこつ味

No.7560は寿がきや食品、そばきや 和風とんこつ味。製造はまるか食品。

かつてこの両社はノンフライ麺の生産をテーブルマーク系の加ト吉水産に委託する、いわば顧客同士の関係だった。しかし2021年7月に加ト吉水産の群馬工場が寿がきや食品へ譲渡され、ペヤングのノンフライ麺は寿がきや食品が製造するという製造者と顧客の関係に変化する。今回の品はこうしたお付き合いから生まれた産物なのだろう。

製品の問い合わせ先やJANコードは寿がきや食品のものだが、見た目はまごうことなきペヤングソースやきそばの文法に添うもので、寿がきやスーちゃんにはアウェイ感が漂うのを否めない。ペヤングの操り人形と化しているのでは?

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No.7559 ヤマダイ ニュータッチ凄拉麺 もっちり極太麺とコク醤油ダレの油そば

No.7559はヤマダイ、ニュータッチ凄拉麺 もっちり極太麺とコク醤油ダレの油そば。茨城を中心に店舗を展開するスーパー、カスミの専売品。No.7549で姉妹品のなめらかな中細麺と焼豚入りコク醤油ラーメンを紹介している。

ヤマダイの看板製品である凄麺をもじったような凄拉麺という製品名であり、麺はノンフライ。価格は税抜228円で凄麺(希望小売価格255円)の実勢価格より少し安い程度。

今回の品は湯切りをする汁なし麺。現行の凄麺汁なし麺は名古屋及び広島という特定地域に紐付た製品である。一方で今回の品は特定の場所に関係しない全国区的なものである。万人に愛される普遍的な味なのか、それとも没個性な味なのか?

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