カテゴリー別アーカイブ: 20日本の袋麺

No.7341 ケイブ間宮堂 間宮堂帆立ラーメン 塩

No.7341はケイブ間宮堂、間宮堂帆立ラーメン 塩。同社は北海道稚内市の会社で、今回の品は利尻島で購入したもの。間宮堂(まみやどう)は宗谷岬にある日本最北端の実在ラーメン屋なのだが、残念ながら私はここで食べた経験がない。本製品の製造はホクメンフーズ。

税込価格は650円!と即席麺にしては突出した高額製品。しかしレトルトの大きな帆立が入っていることと少量生産の観光土産的な性格を含め、値段が高いのはある程度理解する。パッケージも他に類事例を見ない独自の造りで、マチ付きの大きな袋を手に取れば、ズッシリした重量感とともに巨大な帆立の存在が手のひらにじんわりと伝わってくる。

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No.7338 マルタイ 棒冷やし中華

No.7338はマルタイ、棒冷やし中華。今年の二月に数量限定で発番された製品。

黄色い袋でお馴染みのマルタイ棒ラーメンには冷し中華の作り方が載っているが(時期によっては省略されているものもある)、この場合は砂糖と醤油と酢を別途用意する必要があり、即席とは言い難い障壁となっていた。実際私は普通の棒ラーメンで冷し中華を作った経験がない。

▲普通の棒ラーメンで冷し中華を作る説明書き
(かなり昔の袋)

今回の品は冷し中華専用スープによりこうした手間が省かれて、私のようなズボラな人間にとっては作る際の敷居がうんと下げられている。更に、麺を冷やさずに卵黄を載せる釜玉風アレンジも提案されており、棒ラーメンとは違う魅力をアピールしているではないか。

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No.7336 マルちゃん ダブルラーメン みそ (北海道限定)

No.7336は東洋水産、マルちゃん ダブルラーメン みそ。小樽の工場で生産される、北海道限定販売製品。一つのパッケージに麺とスープが二食分入っている。他にしょうゆとしおがあるが、みそ味は私にとって25年ぶりの試食となる。なお25年ほど前には姉妹品として「焼そばダブル」が存在した。

▲1998年頃のダブルラーメンみそと同時期の焼そばダブル
味は「北京風」である。

Wikiによると、しょうゆ(味)の発売が1964年9月、みそが1975年1月、しおが1998年1月だそうだ。もう結構な長寿商品なのだが袋めんの五個パック販売が一般化した今においては絶滅危惧種でもあるね。麺の質量は一個当たり85gで一回の食事としてはやや少なめ。でも二個食べるとなるとちょっと多過ぎるんだよなあ。

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No.7334 苫食 苫小牧カレーラーメン

No.7334は苫食、苫小牧カレーラーメン。同社は名前から想像できる通り北海道苫小牧市にある会社で、生麺や乾麺でうどん等を生産している。だが今回の品に関しては外部の協力を得ていて、実際の製造は麺:菊水、スープ:アイビック食品、スパイス:サッポロ食品サービスという布陣。

とまこまいカレーラーメン振興局(TCRS)とのコラボ企画。同市では学校給食にカレーラーメンが供されるとのことで、羨ましいなあ。文化庁100年フーにも認定されている。

パッケージには金メタリックで大きな北海道の地図。これ、自分や周囲の物が歪んで映り込みやすく、写真を撮るのが極めて難しい。満足できる写真を撮るのに30分は費やしたよ。

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No.7332 at LOCAL しほろ牛出汁黒みそ拉麺

No.7332はat LOCAL、しほろ牛出汁黒みそ拉麺。同社は北海道河東郡士幌町(帯広の北)にある「道の駅ピア21しほろ」を運営する企業。今回の品は道の駅で扱うご当地ラーメンという位置付けである。製造は旭川の北海製麺で、姉妹品として「しほろ牛出汁豆乳担々麺」もある(未購入)。

面白そうなラーメンがあると思って手に取ってみるとズシリと重い。一瞬生麺かと思ったが、麺の部分が硬い乾麺だった。裏面の記載を見ると液体スープの質量が75gもあるとのこと。経験上、粉末でも液体でもスープの袋が大きな即席麺には外れが少ない。無理な濃縮をせずに、自然な味や香りを維持しやすいのだろう。食べる前から期待が膨らむ。

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No.7328 津村製麺所 ツムラーめん ほたて味

No.7328は津村製麺所、ツムラーめん ほたて味。北海道北見市の会社。屋号が切り抜かれ、中の麺が透けて見えるお洒落な紙箱パッケージに入っており、売り場で「おっ?これラーメンなのか!」と驚きを伴う存在感がある。他にしょうゆ味とみそ味が存在する。

観光土産用途が主となるご当地ラーメンは、どうしても目立ってナンボの派手でゴテゴテした装いになりがちで、お世辞でも上品とは言えないものも多い。だが今回の品はシンプルかつきちんと自己主張をする良いデザインだと思う。まあその分外装にお金がかかっているのかもしれないが。あとラーメンだと認識されない恐れもある(実際最初に見た時はお菓子の箱かと思った)。

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No.7322 藤原製麺 二夜干しラーメン 博多豚骨

No.7322は藤原製麺、二夜干しラーメン 博多豚骨。同社の二夜干しラーメンというサブブランドは以前から知っていたが、売り場を通りかかった際に今回の品を見て「北海道外の地名を付けた製品なんてあったっけ?」と足が止まってしまった。念のために購入し、帰宅後に同社サイトを確認したところ、あるのは札幌・旭川・函館・釧路の四品目のみ。幻の博多豚骨味!砂漠でダイヤモンドを拾ったような気分だよ。

更に調べてみると、通販で扱っている店舗がそれなりにあった。北海道の藤原製麺が作った博多豚骨味というのは結構興味をそそられるもので、福岡のマルタイが作った北海道ラーメン(札幌と旭川がある)のようなアウェイ感に溢れるね。

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No.7318 とみ川 子供がまだ食ってる途中でしょうがラーメン 醤油

No.7318はとみ川、子供がまだ食ってる途中でしょうがラーメン 醤油。とみ川は北海道富良野の実在ラーメン店だが、今回の品に関してはあくまで販売者。実際の製造は麺が佐々木製麺所、スープはアイビック食品。透明フィルムに素材色の紙を巻き付け単色印刷を施した、シンプルながらも斬新な構造のパッケージで印象にも残る。

製品名はTVドラマ「北の国から’84夏」の中で田中邦衛さんが喋る名セリフからとったもの。私は観ておらず知らなかったが、このセリフで検索するとYouTube等で該当シーンを見ることができる。「しょうが」といっても生姜の匂いがプンプン漂う訳ではない。製品には「フジテレビ承認」と記されている。

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No.7315 日清のどん兵衛 なめらか太そば+日清のどん兵衛のおいしいサクサク天ぷら

No.7315は日清食品、日清のどん兵衛 なめらか太そば+日清のどん兵衛のおいしいサクサク天ぷら。どん兵衛といいながらもカップではなく袋麺の形態を採るもの。グラフィックや色調もカップ版を踏襲する。カップでのブランドが先に確立していて、後から袋版が追加されるのは珍しいパターン(逆は多いけど)。姉妹品として袋のうどん(+油揚げ)も同時に発売されている。

別売のかき揚げ天と共に二食入で、今回試食の税込購入価格は天ぷら込みで一食当たり225円、う~ん、結構な高額製品になっちゃうな。おまけに製作の手間と鍋や丼を洗う手間が発生するし。試しに買ってみる人は多いだろうが、リピートの需要が果たしてあるのだろうか?

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No.7313 小山製麺 ぺろっこらーめん 醤油味

No.7313は小山製麺、ぺろっこらーめん 醤油味。同社は岩手県の会社で、ラーメンの他にうどん・そば、冷麺やジャージャー麺なども取り扱っている。

パッケージの調理例写真を見ても、透けて見える中身を見ても、異様な幅の広さの麺が確認できる。これはもしかして、幅広麺とともに漢字の複雑さで少し前に話題となったビャンビャン麺に似たものかもしれない。なお私はサンショー食品によるカップ版および日清食品による冷凍版ビャンビャン麺はともに未試食。

だが幅広麺であること以外は至って普通のラーメンを装っている。調理例写真の具もスープもラーメンの標準的なもので、特に変な箇所はない。この普通さがかえってワクワクさせるな。

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