カテゴリー別アーカイブ: 299その他

No.7522 ヤクルト本社 麵許皆伝 とんこつ味 博多風

No.7522はヤクルト本社、麵許皆伝 とんこつ味 博多風。麵許皆伝及びヤクルトラーメンで豚骨味を食べるのは今回が初めて。現行の麵許皆伝には他にソース焼そばが存在する(22年前に試食して以来ご無沙汰、直近の試食予定無し)。

ここ半年の間に紹介した麵許皆伝は全て篤志家からの寄贈だが、同社サイトでは一個当たり税抜110円となっている。これは最近の一般的な袋麺の136円よりは少し安い。一方で基本五個パックまたは箱単位(30個入)販売で、ヤクルト営業所へ発注するため購入の敷居が少し高い。

このような立ち位置のため、サッポロ一番やラ王や正麺とガチで比較され難いのか、世間の喧騒から外れた大らかさを感じるね。

続きを読む No.7522 ヤクルト本社 麵許皆伝 とんこつ味 博多風

No.7520 山本製粉 焼きそば

No.7520は愛知県の山本製粉、焼きそば。五個パック税抜178円、一個当たり35.6円という超安値で購入@業務スーパー。単体での販売は考慮しておらず、個装袋は透明で無印刷。五個パックの外装袋にのみ細かな説明や使用材料、栄養成分が記載される。このやり方は価格帯の近い他社製品にも実施例がある。

だが透明袋を単品で貰ってもお湯の量やゆで時間が判らないのが欠点だなあと同社のNo.7130、魚介豚骨醤油ラーメンの試食記で苦言を呈した。

▲もう透明の個装袋ラーメンを単品で貰っても大丈夫!
ソースの小袋裏に作り方の説明が書かれている!!
これでいいのだ、素晴らしい!!!

しかし、山本製粉は進化した!今回の品は粉末ソース小袋の裏に作り方の説明が載っているではないか!私の声が届いたのかどうかは知らないが、これは壮挙・快挙だと言って良いだろう。

続きを読む No.7520 山本製粉 焼きそば

No.7518 トップバリュ ベストプライス 福島なみえ焼そば

No.7518はイオン、トップバリュ ベストプライス 福島なみえ焼そば。製造は東日本明星。なみえ焼そばは福島県双葉郡浪江町のご当地グルメで、元々は労働者向けのエネルギー補給用途としての食事らしい。

なみえ焼そばの加工食品は今回の品以外にもカップ焼そばやチルド麺、冷凍食品など多くの製品存在するが、製品のタイトル文字は殆どが黄色の黒縁の太ゴシック体、ただし「焼」だけは赤色、という様式に則っており、イメージが散らからないよう規制を掛けているようだ。その裏にはなみえ焼そばを推進するプランナーが存在するのだろう。地元民の盛り上げ以外の要素が垣間見れて興味深いな。

続きを読む No.7518 トップバリュ ベストプライス 福島なみえ焼そば

No.7516 古村醤油 ヒゲコ 越前カニ出汁らーめん きのこ

No.7516は福井県の古村醤油、ヒゲコ 越前カニ出汁らーめん きのこ。ここは社名通り醤油や味噌の製造を主とするところで、ラーメンを生業とする会社ではない。今回紹介する製品はきのこの具が付いているが、他に根菜とあさり付きのものもある。

パッケージの造りは他にない個性的なもので、短い棒状乾燥麺と乾燥きのこが一緒に入っており、別途液体スープが付いている。そして上部には製品説明のための紙の帯が貼られていて、とても新鮮な印象を受けた。大規模生産ではなく手工業的な製造をしているものと察せられ、価格が高い(税込810円)のは仕方ないだろう。きっと中身も大量生産の即席麺とは違う世界があるものと期待する。

続きを読む No.7516 古村醤油 ヒゲコ 越前カニ出汁らーめん きのこ

No.7513 トーエー食品 どんぶり麺 納豆そば

No.7513は岐阜県のトーエー食品、どんぶり麺 納豆そば。乾燥ひきわり納豆入り。2008年以来16年ぶりの試食(当時は「ムソー」社名義だった)

同社サイトのURLは「toe」で、toeiではない。他業種のトーエーを名乗る企業もtoueiやtowayなど単独のtoei表記を避けており、東映と被らせないためかな?

同社のノンカップ麺は丼に麺とスープを入れてお湯を注ぎフタをして、三分待って出来上がりというもの・・・ってこれはチキンラーメン方式であり、今でも東南アジア諸国ではよくある袋麺の作り方だね。カップ麺と比べ容器を捨てる無駄を省ける、というのが同社が訴求する点なのだが、丼を洗う手間が生じるな。

続きを読む No.7513 トーエー食品 どんぶり麺 納豆そば

No.7493 創健社 湯麺

No.7493は横浜の創健社、湯麺(タンメン)。とてもシンプルな製品名だね。麺の製造は福島の五十嵐製麺で、ここは即席の喜多方ラーメンで有名なところ。スープの製造は福岡の一番食品で、全国的な協業体制によって出来た製品だといえる。

動物性素材を使わないPlant-Based食品であり、ノンフライの上に最近では珍しい(汁ありのラーメンなのに)湯切りを要する麺を使うなど、スペックを見る限りは理想主義的な製品だと思える。

一方で理想を追い求めすぎた製品は、得てして現実的な美味しさからかけ離れてしまうきらいもあるので、そのへんの駆け引きやさじ加減をどのようにやっているかが見どころだと思う。

続きを読む No.7493 創健社 湯麺

No.7492 ヤクルト本社 麵許皆伝 みそ味 札幌風

No.7492はヤクルト本社、麵許皆伝 みそ味 札幌風。現行バージョンはNo.7432でしょうゆ味、7462でしお味を紹介しており、まだとんこつ味が未試食で残っている。これまでの付番実績からすると、とんこつ味はNo.7522になる可能性が濃厚だな。

続きを読む No.7492 ヤクルト本社 麵許皆伝 みそ味 札幌風

No.7491 ヤチヨ よこすか海軍カレーラーメン

No.7491は神奈川県横須賀市のヤチヨ、よこすか海軍カレーラーメン。製造は静岡県浜松市の住岡食品で、ここはサプリメント等の健康食品とともに即席麺の製造に関しては結構な老舗であり、現在は有名どころでは寿がきや食品や小笠原製麺などの委託生産を行っている。先日台湾に行った際、香港の会社(ASA Pacific Ltd.)が発売する即席麺の製造元が住岡食品と記されていたのを発見して驚いた。

ヤチヨはレトルトカレーの「よこすか海軍カレー」が有名で、本製品はその派生応用製品といった位置付けなのだろう。だが同社サイトをみても今回のカレーラーメンに関する情報は載っておらず、もう終売になってしまったのかも?

続きを読む No.7491 ヤチヨ よこすか海軍カレーラーメン

No.7473 創健社 お湯かけ麺 鳥南ばん味そば

No.7473は創健社、お湯かけ麺 鳥南ばん味そば。同社は横浜市にあり、自然食品や健康食品の企画や販売を行い、即席麺はその中の一つ。様々な製品があり、今回の「お湯かけ麺」は丼に麺を入れてお湯を注ぎフタをするチキンラーメン方式を採る。スープは別添で、麺を鍋でゆでる作り方も説明に記してある。姉妹品のシーフードしおラーメンを2016年のNo.5909で紹介した。

▲シーフードしおラーメン(2016年版)

麺をゆでずカップ麺のように作るのが簡単で、自宅の丼を使うことで容器を不要として環境に配慮しました、ということらしい。一見いいとこ取りが出来そうだが、中途半端で悪いとこ取りになってしまう恐れもありそう。

続きを読む No.7473 創健社 お湯かけ麺 鳥南ばん味そば

No.7464 桜井食品 純正ラーメン

No.7464は桜井食品、純正ラーメン。動物性素材不使用で無かん水の醬油味ラーメン。ノンフライではなく揚げ麺だが、認証されたパーム油を使っているとのこと(左下のマークが証)。

同社は岐阜県にあり、有機農産物を使用する健康志向製品を製造・販売する。今回紹介する製品は業界初の無添加即席麺として1972年に発売され、以来もう半世紀以上が経つ結構な長寿製品。私は平成になるまで同社の存在を知らなかったが、即席麺の中ではかなり早期から健康志向を訴求していた製品だったのだろう。

しかしこれ以上ないほどにシンプルなパッケージだね。印刷も赤と黒しか使っていないし。なおこの少年は同社の他製品にも出演している。

続きを読む No.7464 桜井食品 純正ラーメン