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No.7684 純正食品マルシマ 尾道和山椒まぜ麺

No.7684は広島の純正食品マルシマ、尾道和山椒まぜ麺。製造は埼玉の高橋製麺。麺をゆでて湯切りし、タレと絡める汁なし麺。この会社の即席麺を紹介するのは今回が四回目で、みんな尾道や瀬戸内などをテーマとした地域密着型の製品であり、また畜肉や鶏といった動物性素材を使わないことも特徴。麺は無かん水で健康志向だね。

とはいえ今回の品のエネルギーは511kcalもあり、昨今の即席麺としてはかなりの高エネルギー製品。健康志向とダイエットは別物ということだな。ちなみに購入価格は税抜238円で、大企業の大量生産品と比べると高いのはしょうがない。

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No.7682 オークラインターナショナル パンダラーメン

No.7682はオークラインターナショナル、パンダラーメン。横浜の会社で、実際の製造は福島県の五十嵐製麺。海外の即席麺を買うため久しぶりに横浜中華街へ出向いた際に(国内産だけども)購入。というか昔は中華街で様々な海外製品を入手できたのに、今は若者向けの食い物屋や占いばかりが増えて怪しげな食材店が激減してしまい、あまり行く意味がなくなっちゃったよ。

中華街だからパンダラーメンなのだろうが、勿論パンダのダシが使われている訳もなく、黒い竹炭練り込み麺と白い豚骨スープでパンダの身体的特徴を再現しているという訳である。・・って、どうみても子供向けの中華街土産だね。本来ウチで紹介するべき製品ではなかったな。

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No.7680 西山製麺 西山ラーメン 味噌

No.7680は西山製麺、西山ラーメン 味噌。札幌の会社で創業は1953年。ラーメン屋の店舗に卸す生麺や要冷蔵のチルド麺など、さまざまなラーメンの麺を幅広く手掛ける。乾燥麺を手掛けるのは1987年から。

地方の会社が作った製品ゆえに生産数量が多くないだろうから、ラ王や正麺などの大企業がバンバン大量生産した品と比べ割高になるのは仕方ないと思うけれど、今回の品は税抜198円で購入したもので、意外に高くないなあと思った。これで地方ならではの個性と良さがきちんと出ていれば、製品としての存在意義は十分にあると思う。

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No.7663 カツラギ有巧社 水戸黄門 葵ラーメン

No.7663は茨城県のカツラギ有巧社、水戸黄門 葵ラーメン。道の駅で売られていた観光土産的な即席麺。製造は秋田県のクックランド。ノンフライ麺の醤油味。

水戸光圀公は日本で最初にラーメンを食したという説があるが、真偽の程は定かではなく、本品もこれを再現しようとする意図は無いようだ。

一方で水戸光圀公は備蓄食糧として納豆の製造を奨励したと記され、そのためか今回の品には納豆パウダーが付属する。パウダーと言っても粉末ではなく、舌先で転がせる大きさを持つ固形物である。

納豆入り即席麺は過去何度も食べた中、味噌味なら良いが醤油味のスープにはイマイチ合わないという印象があるんだよなー。みんな同じ大豆由来なのに。

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No.7632 釜石振興開発 釜石三陸磯らーめん しお味

No.7632は岩手の釜石振興開発、釜石三陸磯らーめん しお味。販売店によっては銀の三陸磯らーめんと呼ぶところもある。製造は秋田の八郎めん。なお姉妹品として金の袋に入った「釜石らーめん」という製品もあり、こちらは醤油味。大吟醸らーめんのことは銅と呼ぶらしい。

ウチではこの二社によるコラボ製品で「うにらーめん(No.7188、塩味)」「釜石大吟醸らーめん(No.7218、味噌味)」を以前紹介している。これらはみな税込300円オーバーの高額即席麺であり、麺をゆでた後に湯切りが必要でスープは別途熱湯で溶くという作り手に少々負担をかけるもの。同じ300円のカップ麺とは意味合いが異なるな。

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No.7554 ケンミン食品 米粉専家 台湾風担仔米粉

No.7554はケンミン食品、米粉専家 台湾風担仔米粉。同社は神戸にあり、社名の由来は県民ではなく健民である。ビーフン麺についてはタイで製造されたものを輸入している。スープは三重県の正田食品製。台湾には担仔麵という小さなお椀の麺料理があり様々な形態があるが、これをビーフン+鶏豚白湯スープでまとめ上げた製品。

米粉(ビーフン)専科は中国やベトナム、タイなどのアジア料理シリーズ。私の知る限り20年以上の歴史がある。昔は紙素材のパッケージで演歌調の雰囲気を漂わせるものだったのが、最近は半透明のフィルムに変更され、お洒落なイメージに変身した。

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No.7550 山本製粉 そば

No.7550は愛知県の山本製粉、そば。税抜価格僅か88円で購入。大企業売れ筋製品の「見て見て!コレ美味しいよ!」と訴求する物欲しそうなデザインとは対照的な、何ともうら寂しさを感じさせるパッケージで、無地の赤い暖簾が行き場を失い途方に暮れた存在に見える。とはいえ脱力系草食種のデザインも良く見れば味わいが深く、愛おしさすら感じてしまう。この図柄を肴に楽しい酒が呑めそうだ。

同社サイトを観ると、もう少し攻めたデザインの「小えび天入りそば」という製品も存在するが、今回の品には小えびが入っておらず細かなスペックも違うので別物なのだろう。販路限定品なのかな?

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No.7548 丸縈製粉 新之助 のどぐろラーメン 魚介だし醤油味

No.7548は新潟県の丸縈製粉、新之助 のどぐろラーメン 魚介だし醤油味。新之助はお米のブランドで、麺に新之助の米粉をブレンドしてある。観光土産的な性格を持つ製品であり、購入価格は二食入で税込520円。

のどぐろという名前は近年頻繁に耳にするようになってきたが、私自身はこれがのどぐろの味だ!という確固たるイメージを持っていなかった。でも調べてみたらアカムツのことなんだね。滅多に食べるものではないが好きな味。

だがこれをラーメンのスープに使うというのは期待と不安が交差する。味香りが明確に主張する代償として生臭くならないか、或いは何の味だか判らない程度に希釈されて全然有難味を感じないか、とか。

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No.7543 まるや君が代 地酒らうめん 味噌

No.7543はまるや君が代、地酒らうめん 味噌。新潟県の会社。干し麺一筋、創業明治18年(1885)とのこと。15年前に姉妹品のアゴしょうゆ味を試食している。製品名に「地酒」という名を使うだけあって、麺に日本酒と酒粕が練り込んであるのが特徴。

▲昔の地酒らうめん(アゴしょうゆ、2009年)

今回の味噌味とアゴしょうゆ味の他に塩味がある。面白いのは袋の印刷はすべて共通で、表面にある味の表示はシールを貼付け。裏面の原材料名やJANコードなどはアゴしょうゆ味のものが印刷されており、味噌と塩はその上からシールを貼付けることで対処している。なんとも手工業的な造りであるが、たぶん味噌と塩は出荷量が少ないため、袋の印刷コストを抑える工夫だろう。

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No.7539 イオン トップバリュ ベストプライス 醤油ラーメン

No.7539はイオントップバリュ ベストプライス 醤油ラーメン。製造は日清食品で税抜価格は単品で68円、五個パックが298円。同じイオンのPB品で前回紹介したオールタイムヌードルの袋しょうゆラーメン(単品45円、五個パック208円)の上級商品という位置付け。

▲トップバリュ 醤油ラーメン(2019年)
製造は同じく日清食品で、単品が税抜40円

実は五年前にもトップバリュの醤油ラーメンを試食紹介しているのだが、今回はベストプライスというサブブランドが付き外観もJANコードも大きく変わっているので再度の試食を行った。まあオールタイムヌードルと比較する意図もあったし。しかし五年前のトップバリュは税抜価格が40円と、現在のオールタイムヌードルよりも安かったんだなあ。

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