カテゴリー別アーカイブ: 20日本の袋麺

No.7406 マルちゃん ダブルラーメン しお (北海道限定)

No.7406は東洋水産、マルちゃん ダブルラーメン しお 。一つの袋の中に麺とスープが二個ずつ入っている北海道限定販売品。税抜希望小売価格は184円で一食当たり92円。同社の塩ラーメンや屋台十八番の単品価格がが136円、五個パックが680円(一食当たり136円)なのでダブルラーメンならではの価格的なメリットがあるね。但しあくまで希望小売価格であり実勢価格ではない。

▲発売直後のダブルラーメンしお(1998年)
この頃は中央部分が透明で、中の麺が透けて見えた

パッケージデザインは昭和の雰囲気を色濃く今に残す製品、と言いたいところだが、このしお味に関しては発売が1998年。立派な平成、それも平成二桁生まれである。なお同じダブルラーメンのしょうゆは1964年、みそは1975年で生粋の昭和生まれ。

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No.7402 ホクメンフーズ 北海道サロベツラーメン ミルク風味の塩味

No.7402はホクメンフーズ、北海道サロベツラーメン ミルク風味の塩味。同社は稚内の会社で、サロベツは利尻島を含む道北の西側、豊富町~天塩町の辺りを指す。サロベツ川やサロベツ湿原センターってのがあるね。特にラーメンが有名な地だとは聞いていないので、この製品ならではの創作名だろう。

豊富町は酪農が盛んなところだが、「ミルク風味の塩味」というところに期待と不安が入り混じる。カップ麺では企画モノとしてたまにミルク味の製品が出るが、個人的には浮ついた印象の製品が殆どだと思っている。牛乳はラーメンへ適用するには使いこなしの難しい材料だと感じており、今回の品のようなノンフライの袋麺との相性は懐疑的だなあ。

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No.7401 藤原製麺 しじみラーメン しお味

No.7401は藤原製麺、しじみラーメン しお味。これ一杯でオルニチン25mg(しじみ70個分)が摂取できる。同社製品としては珍しく、しじみやワカメなど乾燥の具が付いている。

 

▲一杯でしじみ70個分のちから(2016年)

・・・って、ちょっと前にもこんなスペックの藤原製麺の製品を食べたような覚えがあるなあ、と過去の記録を紐解くと2016年に紹介したNo.5845永谷園とのコラボ製品である「一杯でしじみ70個分のちから」を食べていた。スペックを比較すると質量とかかやくの構成は同じ、栄養成分は僅かに違っているがごく僅か。同社は2008年に永谷園の子会社になったのだが、もしかして中身が同じものを衣を替え、、違う販売ルートに乗せているのかな?

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No.7399 きちみ製麺 スープで食べる 白石中華温麺

No.7399はきちみ製麺、スープで食べる 白石中華温麺。同社は宮城県の会社で、即席麺マニアには「カレーめん」の製造者といえば判りやすい。

温麺(うーめん)は宮城県の特産で、大雑把に言えば油を使わないそうめんであり、胃に優しく消化が良いらしい。一般的なそうめんが製造時に油を使うのは、麺同士の付着と乾燥を防ぐためであり、これに対して温麺はデンプン粉をまぶして対処する。このため脆くて崩れやすいので長さが短めになっている。

今回の品が珍しいと思ったのはスープが中華風、ラーメン風であること。パッケージの調理例写真を見る限りはラーメンそのものだね。カレーめんもそうだけど、結構挑戦的な企画が多い会社だね。

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No.7397 サッポロ一番 札幌ラーメン どさん子監修 味噌ラーメン

No.7397はサンヨー食品、サッポロ一番 札幌ラーメンどさん子監修味噌ラーメン。学生の頃どさん子には時々食べに行ったり、知人がバイトをしていたりで何かと接点があったものだが、ここ三十年以上全く行っていない。当初はどさん「娘」と区別が付いていなかったよ。

サッポロ一番ブランドの味噌ラーメンでパッケージの地色が橙色とくれば、当然定番のみそラーメンをちょいと弄っただけの派生商品だろうと思ったのだが、改めて製品名を見るとみそではなく味噌の漢字表記でありラーメンの書体も違う。ということは定番のサッポロ一番シリーズとは一線を画した企画なのだな。よく見たら「ご当地熱愛麺」というサブブランドも付いているし。

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No.7392 明星中華三昧 四川飯店 担々麵

No.7392は明星食品、明星中華三昧 四川飯店監修 担々麵。13年ぶりの試食であり、しばらく中華三昧の状況把握を怠っていたため今はパッケージが紫色になっているなんて知らなかったよ。

開封すると麺と液体スープが出てきた。あれ?袋の中華三昧っていかなる時にも小袋が二包入っているものだと思っていたのに、今回の品は一つだけ。私が過去食べた担々麺では液体スープ+粉末スープまたは液体スープ+タレ(芝麻醤)、袋の中華三昧全体に範囲を広げても、小袋一包だけというのは今回が初めてだよ。忍び寄るコストダウンの黒い影甘い罠が見えるようだ・・・まあ結果が良ければ小袋は少ない方が作るのが楽でいいんだけど。

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No.7391 お茶のふじ 十勝帯広らーめん 帆立醤油味

No.7391はお茶のふじ、十勝帯広らーめん 帆立醤油味。帯広の会社で社名通りお茶っ葉や茶道具、乾物やお菓子を扱うところ。なのでラーメンは同じ帯広の十勝ナチュラルフーズという会社に製造委託している。姉妹品にはしじみ醤油・海老味噌・鮭味噌・かに塩・あさり塩味があり、六種類のワイドバリエーションを展開する。

食べる前にデータをチェックしていたら、一食当たりの食塩相当量が20.9gという数値に視線がロックオンされた。ええ~っ?これ多すぎない?普通の即席麺なら5~7g、多くて10g程度だよ。厚労省が出す一日当たりの摂取目安は成人男性で7.5g、スープを全部飲み干したらヤバいじゃん!あるいは印刷の誤植か?

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No.7390 小六 ほたて醤油ラーメン

No.7390は小六、ほたて醤油ラーメン。札幌の会社で、姉妹品のかにみそラーメンをNo.7368で紹介している。製造は網走群美幌町のマルワ製麺。

明るい水色メタリック地のパッケージは他にはない個性があり、そこには大きな殻付き帆立の写真が載っている(殻の長さ15cm、貝柱は直径5cm。但し具材としてレトルトや乾燥の帆立が付いている訳ではない)。一方で肝心のラーメンの調理例写真はどこにも載ってなく、観光土産的な製品でこういうのはとても珍しい。これは同社の姉妹品のかにみそ・えびみそ・いかすみラーメンも同様。まあ麺とスープには帆立エキスが使われているようなので許容範囲かな。

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No.7389 ホクメンフーズ 稚内ラーメン まろやか醤油

No.7389はホクメンフーズ、稚内ラーメン まろやか醤油。稚内市の会社。稚内近辺の店舗をまわると同社の製品がよく置かれており、そしてやたらと種類が多いことに気付く。

同社製品のパッケージは全て透明な袋で、製品説明は中に入った紙の印刷物一枚でまかなっている。なるほどこの方式ならば印刷されたフィルムを製品別に用意することもなく、初期投資を抑え多品種少量生産を展開できることができるのだなあと納得した。見た目が簡素で、いかにも最果ての地のラーメンという雰囲気が出ている。

なおNo.7341の間宮堂帆立ラーメンの製造も同社である。これは印刷されたフィルムによるパッケージなので、やればできるんだろうけど。

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No.7387 マルちゃん 屋台十八番 しょうゆ (北海道限定)

No.7387は東洋水産、マルちゃん 屋台十八番 しょうゆ。前回のマルちゃんしょうゆ味ラーメンと同様の北海道限定販売品で、私にとって19年ぶりの試食。屋台十八番「なま味」のしょうゆ(北海道および東北限定販売)なら6年前に食べているんだけど、これはノンフライ麺なので別物。

▲昔の屋台十八番 しょうゆ(1988年)

この製品を初めて食べたのは1988年で、液体および粉末スープに加えて調味油までが付いた、小袋三包という豪華仕様であることが印象に残っている。その後何度か食べ、今回の品を見るとやはりこの小袋三包の伝統は脈々と承継されていた。コスト的には不利なのでは?と思う上に、作る手間を考えると液体と調味油は一緒にしてもいいのに、とも思うのだ。

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