カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6198 サンヨー食品 サッポロ一番 カップスター みそ

No.6198はサンヨー食品、サッポロ一番 カップスター みそ。登場は1975年8月。当時は「みそ味」という名で、その後「札幌みそラーメン」になったり「薫りみそラーメン」になったりいくつかの変遷はあったのだが、ルーツは1975年から延々と続き、43年の歴史が熟成されているのである。

このみそ味、1980年近辺には結構頻繁に食べた記憶があるが、i-ramen.netが誕生して(1995年)からは殆ど食べておらず時間を特定できない時期(1997年以前)に一回記録があるだけ。えらくご無沙汰しちゃっていたなー。

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No,6197 大黒食品工業 大黒軒 豚骨ラーメン

No.6197は大黒食品工業、大黒軒 豚骨ラーメン。この製品はかつて2010年8月に試食しているが、今回久しぶりに出会った際パッケージに書かれた文言に電撃ショックを受けて即購入の運びと相成った。その魔法の言葉とは、「おいしさそのまま塩分25%カット」。大黒軒の、群馬県の大黒食品工業にも健康を気遣う減塩の旋風が吹き込むようになったんだ。

但し25%減塩といっても同社従来製品比ではなく、日本食品標準成分表の中華スタイル即席カップめん油揚げの塩分相当量(100g当り6.9g)との比較であり、他社を含めて最近はこのパターンが多い。割と簡単に高い減塩効果を出すための仕組みじゃないか?と勘ぐってしまうよ。

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No.6195 明星食品 低糖質麺 はじめ屋 こってりソース焼そば

No.6195は明星食品、低糖質麺 はじめ屋 こってりソース焼そば。最近の明星食品が強く推進する低糖質シリーズで初めての湯切りをする製品。

健康志向の即席麺は何らかの成分を足し算することと引き算することの二つのアプローチがあり、またこれらを併用したものも多い。その中でもノンフライ麺を使って脂質を控えることは全ての基本になっているように思われる。

この低糖質麺、汁ありのラーメン版二品(No.5630はじめ屋コク醤油味No.5922ローカーボコンソメ)を食べた印象では麺の食感が頼りなく健康志向ぶりがやや過剰に感じたのだが、それで焼そばが成り立つのか大いに疑問であった。

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No.6194 ヤマダイ ニュータッチ 下町の来々軒 煮干中華そば

No.6194はヤマダイ、ニュータッチ 下町の来々軒 煮干中華そば。下町と名乗るだけあって比較的庶民的な位置付けの製品。

「下町の来々軒」という名前は決してヤマダイの主流派ではないけれども随分と昔から続いているもので、i-ramen.netの履歴でも1997年以前のコレクションで既に登場している。

というのも1997年以前は試食品の日付管理をしておらず、昔のカップ麺はシュリンク包装のフィルムに賞味期限が印字されているものが多かったため、食べた全てのフタを保管しているにも関わらずいつ頃の製品かを特定することができないのだ。

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No.6193 まるか食品 ペヤング 塩ガーリックやきそば

No.6193はまるか食品、ペヤング 塩ガーリックやきそば。ペヤングのにんにくといえばNo.6006で紹介したにんにくMAXが私にとっての忘れられない逸品となっていたのだが、残念ながら発売から四ヶ月程度で終売になってしまい、うたかたの夢と化してしまった。嗚呼にんにくMAXと過ごした楽しい日々はもう返ってこないのか。

そんな折に再度にんにくをフィーチャーした今回の塩ガーリックが発売。う~んにんにくMAXのおどろおどろしい雰囲気のパッケージと比べてカラフルだしアッサリすっきりしており、老若男女だれでもウエルカムと手招きしているように見えるな。まるか食品には中度半端な製品は出して欲しくないのだが。

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No.6192 東洋水産 マルちゃん 麺ダイニング ちゃんぽん

No.6192は東洋水産、マルちゃん 麺ダイニング ちゃんぽん。姉妹品のワンタンン醬油をNo.6098で試食しており、このときに食べた感想はオープン価格で揚げ麺の安い製品なのに待ち時間が5分と長く、食べた印象もふっくらした丸断面の麺であまり醬油味のラーメンには似合わない、正直に言えばかなりの違和感を持ったのだ。

そこで私は一つの仮説を立てた。この醬油味のふっくら麺は姉妹品のちゃんぽん(今回の試食品)と同じパーツを流用することで個性の演出と強いブランドイメージの確立、そしてコストダウンを図ろうとしているのではないか?と。そして今、この疑問が解き明かされる時が遂にやって来た!

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No.6190 日清食品 日清 貫禄の逸品 揚げ玉そば

No.6190は日清食品、日清 貫禄の逸品 揚げ玉そば。2015年9月の発売で、オープン価格ながら麺90gの大盛りサイズ。しかしこの製品はもう日清食品のWebサイトには載っておらず終売になった模様。代わりに「デカうま」シリーズなるものがこの2月に発売され、これが貫禄の逸品およびデカブト・デカヤキをまとめた廉価版大盛りシリーズの統一ブランドとなったらしい。

今回の品は税抜78円という破格値で購入したものだが、きっとシリーズ終焉で在庫一掃するための特売だったのであろう。

しっかし貫禄の逸品かあ~、自信過剰のすんごい製品名だな。これが78円で投げ売りされていたことにモノのあはれさを感じるよ。まあ所詮揚げ玉じゃあ貫禄もつかないか。

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No.6189 サンヨー食品 サッポロ一番 ソラノイロ監修 ベジソバ

No.6189はサンヨー食品、サッポロ一番 ソラノイロ監修 ベジソバ。ファミマ系限定販売とのこと。名前からして野菜を主体とした製品であることが伺えるが、パッケージの全周を見渡してもどこにも「ラーメン」という言葉が出てこない。そんじょそこらのラーメンとは一緒にしないでくれたまえ、というプライドがそこはかとなく漂ってくるようだ。

麺には全粒粉が5%混ぜてある。最近日清食品が麺職人などで全粒粉入りの製品を出してきているが、サンヨー食品もこの流れに乗るのかな!?(今回の製品が初めてじゃあないみたいだけど)

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No.6188 エースコック スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン

No.6188はエースコック、スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン。大塚食品のボンカレー50周年及びスーパーカップ30周年のタイアップ製品とのこと。

しかし!この企画には大いに異議アリで、ボンカレーの50周年はあくまで1968年2月に発売された(ゴールドではない)ボンカレーであって、ボンカレーゴールドの発売はそれより10年遅れの1978年。今回の品はボンカレーゴールドと称しているし、パッケージもゴールドと同じ暖色系同心円グラフィックなのでこれを使うなら40周年と言うべきであり、50周年を名乗るならゴールド抜きで松山容子版のパッケージにしてほしいと思う。

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No.6187 東洋水産 Maruchan QTTA バーベキューチキン味

No.6187は東洋水産、Maruchan QTTA バーベキューチキン味。このシリーズはカップのフタがみんな製品名に由来する「Q」の字を模した形になっている。で、右下のヒゲ部がふっくらしたベロの形になっており、なんだか既視感があるなあ・・・と発売以来思っていた。

でも判ったぞ!これは「オバケのQ太郎」のQでありベロである。そしてオバQといえば小池さん:(たぶん)世界初の即席ラーメン好きキャラクター。だからこの製品はおいしいに違いない、という誘導がさりげなく張られているのだ!

オバQのアニメといえば白黒、今でもオバQ音頭が歌える、なんて世代の人だったらこの珍説に同意してもらえるんじゃないかな?

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