カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.7525 日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ南

No.7525は日清食品、日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ南。日清やマルちゃんの主力和風麺は地域毎に味を作り分けて製品を出荷しており、偶に居住域以外の味を試せるキャンペーンを張ることがある。

私は各地域の製品概要を大体把握しているつもりなのであまり気に留めていなかったが、今年の日清どん兵衛きつねうどんのキャンペーンには「南」がある!と聞いて俄然興味が湧いてきた。レギュラー製品としての南版は今まで存在したことがなく、今回のキャンペーンのため新たに作り出した製品らしい。この機会を逃すと幻の味になってしまうかもしれない、という危機感が私を動かした。(なおこの企画に天ぷらそばは含まれない)

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No.7519 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 熟炊き博多とんこつ

No.7519はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 熟炊き博多とんこつ。この製品を食べるのは11年ぶり。今ウチは原則的に一度試食記を上げた製品は余程の大きな変更がなさそうな限り10年間試食記を書かないことにしており、昨年その制約が解けたばかりの製品。

▲11年前(2013年)の凄麺、熟炊き博多とんこつ
この写真の丼は雷紋(ぐるぐるマーク)の色が時計回りに
黄色→赤→青で現在のものと同じ。しかし・・・

▲17年前(2007年)の凄麺、博多ラーメン熟炊き豚骨
丼は現在のパッケージ写真と同じものらしい
だが雷紋の色の並びが逆(時計回りに
黄色→青→赤)なので、写真が裏焼きなのかも?

凄麺の熟炊き豚骨を最初に食べたのは2007年で、その時と今の調理例写真を見比べると丼が同じ柄のものを使っていることに気が付いた。フタ裏面に印字された「裏ばなし」にも丼の話が書かれている。ウチが袋麺の試食で使う丼とそっくりなので親近感が沸くよ。

▲現製品のフタ裏に印刷されている「裏ばなし」

▲ウチの袋麺試食用丼、よく似ているなあ
雷文の色順は17年前の凄麺と同じ

とまあパッケージの雰囲気が昔から殆ど変わっていないので、中身も殆ど同じなのだろうと勝手に推測しながら試食を行った。

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No.7518 トップバリュ ベストプライス 福島なみえ焼そば

No.7518はイオン、トップバリュ ベストプライス 福島なみえ焼そば。製造は東日本明星。なみえ焼そばは福島県双葉郡浪江町のご当地グルメで、元々は労働者向けのエネルギー補給用途としての食事らしい。

なみえ焼そばの加工食品は今回の品以外にもカップ焼そばやチルド麺、冷凍食品など多くの製品存在するが、製品のタイトル文字は殆どが黄色の黒縁の太ゴシック体、ただし「焼」だけは赤色、という様式に則っており、イメージが散らからないよう規制を掛けているようだ。その裏にはなみえ焼そばを推進するプランナーが存在するのだろう。地元民の盛り上げ以外の要素が垣間見れて興味深いな。

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No.7517 サンポー食品 コクの一杯 豚骨ラーメン

No.7517はサンポー食品、コクの一杯 豚骨ラーメン。コクの一杯シリーズは2023年7月に発売された、低価格帯領域を担う製品群(税抜希望小売価格172円)で、現在全部で五種類ある。同社の製品は関東圏であまり見かけないので、たまに売られている現場に遭遇(しかも税抜百円を切る安売り!)したなら、私の意志とは無関係に棚へ伸びる手を止めることなど出来ない。

とはいえ、パッケージの調理例写真を見るとスープと麺の他にあるのはゴマとネギだけ。同社の看板製品たる焼豚ラーメン(同236円)のように添付品の豊かさを誇る製品ではなさそうだ。コクの一杯が我慢の一杯にならなければよいのだが。

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No.7515 日清の最強どん兵衛 カレーうどん

No.7515は日清食品、日清の最強どん兵衛 カレーうどん。最強シリーズの第四弾。普通のどん兵衛が税抜希望小売価格236円に対し、「最強」が付くと280円に跳ね上がる。この差額の44円をどのように割り振っているのかが興味の湧くところである。

フタの写真には普通のどん兵衛カレーうどんにはない大きな油揚げ。でもこれが44円もする筈がなく、牛か豚の肉が追加されているのかと思ったらそれは無いらしい。更にダシは畜肉系ではなく魚介系で強化しているとのこと。ということは、普通のどん兵衛カレーうどんやマルちゃん黒いカレーうどん等の延長線上を行くのではなく、全然違う道を目指そうとしているのか?

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No.7510 日本流通産業/東洋水産 くらしモア ヌードルしょうゆ +PB品のまとめ

No.7510は日本流通産業東洋水産の共同開発、くらしモア ヌードルしょうゆ。製造は東洋水産系の酒悦。税抜購入価格は98円と類似品より安い。

日本流通産業は最近紹介した八社会(No.7501 Vマーク)、シジシージャパン(No.7509 CGC)等に近い成り立ちである、複数のスーパー系小売業が共同で設立し、製品の企画や流通等を行うもの。

10回連続でプライベートブランドの醤油味縦型カップを紹介してきたが、一応今回がラスト。まだ他にオール日本スーパーマーケット協会のくらし良好とかセコマ等があるが、前者は製品入手の目途が付かず、後者は最近試食を行った(No.7330)ため今回の企画では見送った。

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No.7509 シジシージャパン CGC 旨みの一杯 醤油らーめん (製造は日清食品)

No.7509はシジシージャパン、CGC 旨みの一杯 醤油らーめん。製造は日清食品で、JANコードの業者項はシジシージャパンのもの。「シジシー」はあくまで会社の商号の読みであり、ブランド名は「シージーシー」と読むのが正しいらしい。なお税抜購入価格は109円。

▲シージーシーしょうゆラーメン(1982年)

シジシージャパンは地方に散在する小規模スーパー達が共同で出資し、仕入れや流通・製品開発を行うための企業。CGCブランドの即席麺はかなり昔から存在し、私が学生の頃ここの袋麺と遭遇した際に「これはいったい何者なんだ?」と首をひねったもの。ウチの試食記でCGCブランド製品を採り上げるのは19年ぶりで、感動の再会を果たしたよ。

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No.7508 イオン トップバリュ ベストプライス コクとキレのしょうゆヌードル

No.7508はイオン、トップバリュ ベストプライス コクとキレのしょうゆヌードル 。製造は東日本明星で、JANコード業者項はイオンのもの。税抜価格は108円で、値段から見てもスーパー系のプライベートブランド商品だね。イオンはこの製品よりも更に廉価版としてオールタイムヌードルという税抜88円の製品があるが(それも縦型カップと丼型の二種)、それは最底辺製品対決として別途紹介する、かもしれない。

安い製品ながらも外装のデザインは良い。ソフトな手触りの容器で、朱色地に黒い器に入った中身はカラフルな具が乗っている。素っ気なく事務的なデザインが多いプライベートブランド商品の中では食欲を喚起させる方だ。

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No.7507 セブン&アイグループ/サンヨー食品 セブンプレミアム 醤油ヌードル

No.7507はセブン&アイグループ、セブンプレミアム 醤油ヌードル。製造およびJANコードはサンヨー食品のもの。税込価格が170円なので税抜だと約157円。ローソンやファミマとほぼ同価格だね。セブン&アイHDはイトーヨーカ堂系のスーパーも含むが、同社サイトの説明を見る限り今回の品はコンビニ限定であり(実体は未調査)、コンビニ系の製品と位置付けられる。

No.7501以降プライベートブランドの縦型カップ醤油味、という括りで試食を行い、それは税抜108円近辺のスーパー系と160円弱のコンビニ系に大別される。そしてこの二群間には明白な質感差があることを体感してきた。なので今回の品も当然コンビニ系の内容を期待する。

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No.7506 西友/東洋水産 ◎みなさまのお墨付き しょうゆヌードル (製造は酒悦)

No.7506は西友東洋水産の共同開発品、◎みなさまのお墨付き  しょうゆヌードル。製造は東洋水産系列の酒悦で、JANコードの業者項は西友のもの。税抜購入価格は109円、西友では常時この金額で販売されている。ここ数年の間で即席麺の価格が軒並み上昇しているので、(たまたま特売の現場に遭遇するのでなく)いつ行っても百円近辺で購入できるというのは強い安心感がある。

◎みなさまのお墨付きシリーズは即席麺に限らず定期的に消費者テストを実施し、80%以上の支持率を得られなければ終売または改良させる仕組みになっているらしい。美味しくないままで放置されることのないシステムが構築されているというのは心強い。

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