カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6384 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 尾道中華そば

No.6384はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 尾道中華そば。凄麺シリーズは大所帯であり、ヤマダイのWebサイトを見ると現時点で31種類を擁し、その中でのご当地シリーズだけでも20種類がある。時々品目の入れ替えもあるので正直なところ今まで自分が何を食べてきて何が未試食かをハッキリと把握しきれていない。

なので今回この尾道中華そばと遭遇した際も「あれ~、これ食べたっけなあ?」と迷ってしまったよ。調べてみたら発売は2018年6月、結構最近出た製品なんだ。以前から日清食品の麺ニッポンで尾道ラーメンがあったから、それとゴチャ混ぜになっていたみたい。

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No.6382 セコマ 山わさび塩ラーメン

No.6382は北海道で強い勢力を誇るコンビニのセイコーマートを統括するセコマ、山わさび塩ラーメン。山わさびは刺身や寿司で使うような一般的なわさび(本わさび)ではなく、ローストビーフ等に添えるホースラディッシュ、西洋わさびの北海道における呼び名のことである。

本品は先日北海道で購入したもの。十数年ぶりに渡道したのだがセイコーマートのプライベートブランド品がたくさんあり、また今回の品をはじめ結構オリジナリティのある製品が多かったので歓喜した。昔は醤油・味噌・塩といったベーシックで安価なものしかなかったように記憶している。

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No.6376 大黒食品工業 激辛味噌ラーメン

No.6376は大黒食品工業、激辛味噌ラーメン。2018年8月の販売で、製品名よりもはるかに大きく「辛さを愛する人へ。」という大層なキャッチコピーが付けられている。税込100円以下で購入したこの製品で、果たして愛を感じることができるのだろうか?

昨日TBS系で放送された「マツコの知らない世界」に同好の士たる大山即席斎さんが出演され、単なるカップ麺の紹介に留まらず意外な食べ方や昔のTVCFの紹介、市場の的確な分析などを語られていてとても見応えがあった。サンヨー食品、サッポロ一番カップスターで販売当初の味を再現したものを試食していたのは羨ましかったなあ。

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No.6373 エースコック 復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て

No.6373はエースコック、復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て。それまではどんぶり型のカップといえば麺の質量が60gというのが他社も含めておおよその相場であったのだが、1.5倍の90gに増量した製品群を1988年7月にエースコックがスーパーシリーズとして上市し、食欲旺盛な若者を中心に強い支持を得るようになる。他社も速攻でこの大盛りカップに追従するようになり、一つのジャンルを形成して現在に至る。

▲発売当初のフタ

最近ウチは在庫過多が続いて日本のカップ麺の入手は控えているのだが、スーパーカップの復刻版が出ると聞き例外扱いとして購入。私は1988年の発売時に食べており、当時のことを知る者として比較報告する責務があると感じたからだ。

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No.6336 まるか食品 ペヤング 回鍋肉風やきそば


No.6336はまるか食品、ペヤング 回鍋肉風やきそば。五月末の発売だったのに先月の時点でもうまるか食品のWebサイトからは消えていたが、まだ通販等の市中在庫はある様子。製品サイクルが短く、所定の数量を作ったらサッサと生産を切り上げてしまうんだろう。

確かにゲテ物や問題作を発売して大バッシングを受けたとしてもある程度以上に傷は拡がらないし、好評だったらリニューアル新製品と称して再販すればいいワケで、新製品を連発すればその都度メディアが採り上げてくれるから最近のペヤングにはイケイケ感に満ちている。まあ中で企画を立てる人は大変だろうなあ。

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No.6333 マルちゃん でかまる 生姜焼き風 甘辛醬油ラーメン


No.6333は東洋水産、マルちゃん でかまる 生姜焼き風 甘辛醬油ラーメン。でかまるの誕生はエースコックがスーパーカップを発売したのと同じ1989年で、半年ほど遅れて登場した。なのでもう29年の歴史を持つ伝統のブランドなのだが、現有製品は極端に少なくなんだか最近あまりパッとしないなあ。大盛りカップはオープンプライスのごつ盛りシリーズに需要が集中しているからかな?まあブランドは存続しているし、五月雨式に新製品も出ているようだから、まだ当面は消滅しないんだろうな。

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No.6322 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 THE・まぜそば


No.6322はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 THE・まぜそば。魚粉×醬油ダレという中身の解説が書かれている。THEシリーズは今年の3月からスタートした汁なし麺のサブブランドでこの製品が第一号。追って5月に「THE・汁なし担々麺」が追加された。そういえば凄麺って焼そばなら何度か出しているけど、それ以外で湯切りをする製品はこれが初めてかな?

外観で良い点はフタの表面に作り方の説明がイラスト入りで載っていること。老眼が進むとカップの側面にぼやけた印刷で細かな文字がグジャッと書かれても読みずらいんだよね。即席麺の世界に高齢者を呼び戻すには大きく判りやすい表示、ユニバーサルデザインへの配慮が必要だと思うのだ。

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No.6319 日清食品 カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺

No.6319は日清食品、カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺。カップヌードルのリッチシリーズは今までスッポンだのフカヒレだの松茸だの具材の高級さを誇ってきたのだが、今回の品は「贅沢」という抽象的な表現に留まり、何が凄いのか全然判らない。おまけにリッチの前に「肉食」なんて言葉が入っているものだから、高級さというよりは人間の欲望を下品に刺激する成金趣味的な「リッチ」ではないかと身構えてしまうよ。

カップヌードルは代々CUP NOODLEロゴの下にある長円の中に味の種類が書かれているのだが、通常は太丸ゴシック体みたいな書体であるのに対し今回の品は筆文字。この辺からも何か異端児というか、やくざ者っぽい印象を受けてしまうな。

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No.6313 マルちゃん 俺の塩 トリュフ香る塩焼そば

No.6313は東洋水産、マルちゃん 俺の塩 トリュフ香る塩焼そば。俺の塩が登場したのは1997年7月、もう20年以上前のこと。当時ソース味ではない焼そばは珍しかったが、中華風焼そばは各種存在していたし、今のような待ち時間の短さを誇るものではなく3分待ちだったので際立った個性は無かった。この製品が長く続いてこられたのはひとえに本宮ひろし「俺の空」を彷彿させるネーミングの妙があったからだろう。

▼発売以降10年間の変遷

少し遅れて姉妹品に「俺の味噌」が出たけどすぐに消えた。その後待ち時間が90→80→60秒にどんどん短縮され、すぐ食べられるのも特徴の一つとなる。2007年には本宮先生のイラスト入りパッケージが出て、積年の胸のつかえがとれたような気分になったもの。

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No.6312 イオン トップバリュ World Dining ミーゴレン

No.6313はイオン、トップバリュ World Dining ミーゴレン。インドネシア風焼そばである。販売者情報の脇にJ930と記されており、これを調べると西日本明星株式会社の神戸工場で製造されてるものらしい。即席麺はある程度地産地消の性質があるが、巨人イオンの物流網に乗っければ東日本への長距離輸送など屁でもないわということだろう。

スーパーのプライベートブランド即席麺といえば醬油味噌塩といった基本的な味を無個性なパッケージで包んだ、安いだけが取り柄の製品が多かったが、少し前から7&i系を含めて高品質系のものが出てきて、このWorld Diningシリーズのような個性派系も登場した。結構なことである。

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