カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6620 ひかり味噌 麺楽 らーめん みそ味(輸出専用品)

No.6620はひかり味噌、麺楽 らーめん みそ味。ひかり味噌は長野にある会社だが、即席麺は輸出のみで国内販売はしていない。今まで天ぷらそば(No.6594)と天ぷらうどん(No.6604)を紹介してきた。そして確固たる証拠はないものの、たぶんこれは自社生産ではなくどこか(愛知の山本製粉かな・・・?)に生産委託をしているのだろうと睨んでいる。

輸出専用とはいえ、店頭展示で一番目立つパッケージのフタには平仮名や漢字が大きく書かれていて英文は添え物のようだ。このことから本製品は不特定多数の外国人をターゲットとしたものではなく、日本人もしくは日本が好きな人に的を絞った製品企画なのだろうと推測する。

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No.6604 ひかり味噌 麺楽 天ぷらうどん(輸出専用品)

No.6604はひかり味噌、麺楽 天ぷらうどん。輸出専用品。ひかり味噌は長野の会社で、背景に関する詳細は姉妹品天ぷらそばの試食記(No.6594)をご参照下さい。今回の品はそばがうどんに代わったことの他、つゆが関東風から関西風になったことがパッケージに書かれた文言からわかる相違点。調理例写真を見る限りは天ぷらは同じものを使いまわしているようだな。

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No.6594 ひかり味噌 麺楽 天ぷらそば(輸出専用品)

No.6594はひかり味噌、麺楽 天ぷらそば。輸出専用品である。ひかり味噌は長野県の会社で、味噌を扱う会社として知ってる!という人は多いだろう。一方で「ひかりみそぉ~?」と頭の上で疑問符が三個ぐらい点滅している人もいるはずだ。なにせ国内では即席麺を販売していないのだから。Webサイトを見ても即席麺に関することは何も語られていない。と思ったら英文ページには製品の紹介がされていた。

諸々の状況証拠から見て生産量は少なそうであり、味噌を本業とする同社が即席麺の生産ラインを所有しているとは考えにくい。製品企画や味決めはともかく、製造は他所へ委託していると考えるのが妥当だろう。とすると何処が作ったのか?

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No.6585 マルちゃん 緑のたぬき天そば 輸出仕様

No.6585は東洋水産、マルちゃん 緑のたぬき天そば 輸出仕様。前回のNo.6584で緑のたぬき東版を紹介し、その際地域に応じて四種類の味を作り分けている旨説明したが、実はさらにもう一種類、輸出版が存在する。

右は現行国内版(東)形状は同じ▲

フタのグラフィックは現行の国内版とはやや異なり、外周の縁の部分が白い。これは1980年に緑のたぬきが登場してからの様式であったが、1999年版以降外周の白帯は廃止された。一方1994年版から調理例写真が載るようになり、1997年版では調理例写真に箸が添えられてサイズが大きくなった。

今回の輸出仕様版のフタは、1994年版の小さな写真サイズに1997年版の箸が添えられた写真を適用し、英文を添えたものだといえる。フタの表面は現行国内版と比べてツヤがないが、昔の国内版もこうだった。

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No.6584 マルちゃん 緑のたぬき天そば 東

No.6584は東洋水産、マルちゃん 緑のたぬき天そば 東。説明不要のど定番製品だが、ウチの試食記では2007年7月のNo.3643以降掲載が無い。この間何度も食べてはいるんだけれど、外出先だったり撮影が出来ない状況だったりで、またいつでも食べれるという安心感から試食スケジュールに上がってこなかった。

緑のたぬきといっても国内の販売地域別に東・西・関西・北海道の四種類があってそれぞれ味が違う。私は一応全部食べてはいるのだが、時期がバラバラなこともあり西(北陸・中国・四国・九州・沖縄)と関西(近畿)を判別する自信は無い。なお栄養成分表のエネルギー量や塩分量を比較すると、スープだけでなく麺・かやくも地域によって数値が異なる。

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No.6543 日清食品 カップヌードル 新元号記念パッケージ

No.6543は日清食品、カップヌードル 新元号記念パッケージ。令和に変わった5月1日の発売。当初はカレーとシーフードを含む三本立ての予定だったが、カップヌードル全体の販売が「まんぷく」効果もあって絶好調の中、需要に応えられないとの理由で今回紹介するレギュラー味一種類に絞られてしまった。売れすぎも困ったものだね。

この新元号記念パッケージの中身と価格は通常のカップヌードルと全く同じ。なのでウチとしては定番製品の定期チェックという意味合いが高い。と思ったらこの10月にカップヌードルのレギュラー品がリニューアルを行い、コロチャーを廃して謎肉に一本化したとのこと。なのでこの試食記は旧製品のものになってしまった。

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No.6525 日清食品 日清焼そば U.F.O.

No.6525は日清食品、日清焼そば U.F.O.。説明不要のど定番製品である。1976年5月に発売され(当初はピリオドが無いUFOという名前)、直径180mmの大口径で浅い形状のカップが斬新だった。宣伝も意欲的で、当時混迷していたカップ焼そばの中で、やっと大企業による本命製品が出てきたという印象を持ったもの。

現在もう一方の雄であるまるか食品ペヤングソースやきそばは、これより早い1975年3月に発売されていたが、なにせ販売力に著しく劣る小さな会社だったため近場のスーパーでは目にする機会もなく、私がハマって頻繁に食べるようになったのは70年代の末期になってからだった。(ペヤングヌードルはその前から食べていた)

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No.6517 ペヤング ソースやきそば 金粉入り

No.6517はまるか食品、ペヤング ソースやきそば 金粉入り。2019年4月の発売で限定商品と称しているからてっきり令和記念の企画モノであり、所定数を生産したらアッサリ終売になる製品だと思っていたのに現在でもまるか食品のWebサイトに製品情報が載っている。もしかしたら期待した程には売れず、在庫が溜まっているのかな?

税抜希望小売価格は標準品の193円に対して57円高の250円。やきそばの中身は同じものとして単純にこの差額を金の小売価格に換算すると、今日の相場が1g当たり5,731円(田中貴金属工業)なので約10mgとなる。これが価値あるものと思うかアホらしいと思うかは、貴方の心の持ちよう次第。

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No.6513 寿がきや食品 カップ 岐阜タンメン

No.6513は寿がきや食品、カップ 岐阜タンメン。寿がきや食品はこの岐阜タンメンにかなり入れ込んでいるようで、今回のカップ版の他に袋版、汁無しカップ、チルド麺、鍋つゆ、旨塩炒めの素といった関連製品をゾロっと揃えている。しかし恥ずかしながら今まで私はこの岐阜タンメンを食べた経験が無いどころか存在すら知らなかった。なので先入観や予備知識ゼロで試食に臨むこととしよう。

カップの側面に「製造所:加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場」と記されていた。ということはテーブルマークやペヤングのノンフライカップ麺と同じところで作られる訳で、みんな兄弟みたいなものなんだな。

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No.6509 サンポー食品 焼豚ラーメン ねぎとんこつ味

No.6509はサンポー食品、焼豚ラーメン ねぎとんこつ味。今年の三月にNo.6498で紹介した焼豚ラーメン にんにくとんこつ味と同時発売された姉妹品である。後入れニンニクが後入れネギに代わっただけかな、と思ったが、よく見ると湯戻し時間が三分から二分へ短縮されていて、にんにくには無かった調味油が付いている等の相違点がある。

海外製品の在庫が膨らんでいる中、本来ならばこのような同時発売の姉妹品はどちらか片方だけ購入するようにしているのだが、関東圏では入手し難いサンポーの製品だからついつい両方買ってしまったよ。

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