カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6853 麺のスナオシ 麺’s味工房 旨辛ラーメン

No.6853は麺のスナオシ、麺’s味工房 旨辛ラーメン。購入価格はなんと税込59円!そしてこれは特売で運のいい人だけが買う品ではなく、TRIALへ行けば(たぶん)常にこの値段で買えるもの。まさに日本の底辺を支える領域のカップ麺だ。

こうした安価な製品は味のバリエーションがせいぜい醤油みそ塩とんこつの基本四種類に限られるのが通常なのに、今回の品は「辛さ」を全面に打ち出した、万人受けではない特殊用途向けの味でありながらも税込59円を実現したことが画期的で意義深いといえる。即席麺の価格が安いタイでもカップ麺は円換算50円程度が相場なので同等レベル。絶えまぬ企業努力の賜物なんだろうなあ。

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No.6851 西友 ◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 グリーンカレー味まぜそば

No.6851は西友、◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 グリーンカレー味まぜそば。テーブルマークとの共同開発品で、製造は加ト吉水産、数量限定商品。

本製品は◎みなさまのお墨付きシリーズで定番のレトルトカレー「青唐辛子の爽快な辛み グリーンカレー」を汁なしカップ麺へ展開したコラボ製品。といっても同じ社内の中での話だから内輪受けというか楽屋落ちという感じがしないでもない。

レトルト版のグリーンカレーは最近食べて、爽やかな青唐辛子の香りがありタイではなく日本人好みの味付けで結構良い印象を持った。これをラーメンではなく汁なし麺で仕上げるというのは結構挑戦的であると思えるな。

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No.6850 サンヨー食品 やまとの味カレー味焼そば

No.6850はサンヨー食品、やまとの味カレー味焼そば。2020年11月の発売なのに、既にもう終売となっているようだ。調べた限り通販も全滅で、ごく限られた短期間での販売であった様子。巡り会えたのはラッキーといえよう。

▲やまとの味カレー
(画像は同社Webサイトより拝借)

やまとの味カレーは長崎県佐世保市の大和製菓による1960年に発売されたスナック菓子で、関東圏ではあまり見ることが無い製品である(お菓子の世界には疎いので、実はあるところにはあるのかもしれない)。私も大昔に何かの機会で食べた記憶があるのだが、殆ど忘却の彼方に消える寸前の存在であった。

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No.6849 ヤマダイ ニュータッチ ねぎみそラーメン

No.6849はヤマダイ、ニュータッチ ねぎみそラーメン。ニュータッチのカップ麺で「ねぎ」を売りとするものは、有名どころで凄麺ねぎみその逸品とねぎラーメン(醤油味)、あと強いて言えば野菜盛りのねぎ醤油ラーメンぐらいしか同社Webサイトには載っておらず、今回の(非凄麺)ねぎみそラーメンは情報が無い。

▲昔のねぎみそラーメン
(2000年2月に試食、コンビニで購入)

過去の試食記を紐解くと2000年頃に同名の製品があったのだが、パッケージの雰囲気からすると今回の品とは路線が違うように思われる。JANコードも別物だし。とすると、購入店であるBig-Aの専売商品なのかもしれない。特定販路向け製品の特長である地味なデザインという点では確かに符合する。

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No.6847 サンポー食品 九州地獄豚骨ラーメン

No.6847はサンポー食品、九州地獄豚骨ラーメン。販売は北海道を除くトライアル向けの専用製品であり、サンポーのWebサイトには製品情報が載っていない。ウチの近所では滅多に見ることが出来ないサンポー製品だが、トライアルへ行けば今回の品を入手できるというのはありがたいことでもあるな。

地獄豚骨ということで、パッケージには炎を背景におどろおどろしい豚の頭が描かれている。同社の焼豚ラーメンを知っている人なら中身をおおよそ推測できようが、そうではない一般人だとちょっと腰が引けてしまいそう。まあ買う前に激辛製品であることを認知してもらうことは、後々の悲劇を予防するという意味では正しい情報発信であると思う。

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No.6845 信陽食品 ポンちゃん豆カップラーメン みそ

No.6845は長野の信陽食品、ポンちゃん豆カップラーメン みそ。姉妹品のしょうゆをNo.6835で紹介しており、製造は共に東洋水産系のユタカフーズ。ポンちゃんは流行りに乗じることもなく、また安売り合戦に身を投じて疲弊することもなく、極めて堅実な即席麺ビジネスをしていると感じている。(まあその分飛躍的発展も無いのだが)

▲ポンちゃんはみんなJASマーク付き
(中央が今回の品)

堅実さの象徴としてローカル即席麺としては珍しくJASマークが付いていることが挙げられる。ウチが1991年に初めて食べた袋のポンちゃんから現在に至るまで知る限り全製品がJASマーク付であり、これを取得するためには若干の負担が生じると思われるけれども、それを受け容れているということだ。

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No.6844 藤原製麺 かに味ラーメン みそ味

No.6844は藤原製麺、かに味ラーメン みそ味。パッケージの調理例写真にはズワイガニの脚が二本ど~んと乗っており食欲を誘うのだが、これはもちろんイメージ画像であり具としてのかに肉は入っていない。

さらに一杯につきグルコサミンを350mg含有とのことで、関節の痛みに効きそうなアピールをしている。でもグルコサミンが多いのってかにの肉ではなく殻のはずだが?と思い裏面の原材料名を確認すると、ちゃんと「かに殻パウダー」なるものが含まれていた。「かに」を高級食材としてだけでなく健康食品としても訴求しているようだが、かえってどっちつかずのような印象を受けてしまったな。

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No.6843 大黒食品工業 ビッグやきそば ソース味

No.6843は大黒食品工業、ビッやきそば ソース味。No.6833で同社のビッ担担麺を紹介している。大黒にはマイフレンドビッ(Bic、濁点なし)シリーズがあるのに、なぜ担担麺や今回の品はビッ(Big、濁点あり)なのだろう?とず~っと悩んでいた。このビッシリーズは同社のWebサイトにも情報が載っていないし・・・

しかしある瞬間、漆黒の雲の間から一筋の光が射し込み閃いた!どちらの品もディスカウントストア「ビッ・エー(Big-A)」で購入したものだ。ちゅーことは、ビッシリーズはビッ・エー専売製品なのではないか!?この件はネットで調べても確証を得られていないので、今後も継続調査します。

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No.6842 IKEA (Japan) プラントラーメン(野菜ベースの塩味)

No.6842はイケア・ジャパン、 プラントラーメン(野菜ベースの塩味)。No.6832で姉妹品のカレー味を紹介しており、共に製造はヤマダイ。植物由来100%でパーム油・化学調味料は不使用。

カレー味が税込250円に対して今回の塩味は190円と60円の差が付いているが、それでも結構な高額カップ麺であり、ラ王や正麺などプレミアムクラスの製品が安売りされる値段に匹敵しようとするもの。一方でこの品はIKEAの店舗またはオンラインストアのみで販売される(JANコードは無くIKEA内でのみ通用するインストアコードが付いている)ため、他製品と価格を比較して選ばれることはなく、閉じた世界でのカップ麺といえる。

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No.6841 西友 ◎みなさまのお墨付き たっぷり野菜の醤油豚骨

No.6841は西友、◎みなさまのお墨付き たっぷり野菜の醤油豚骨。製造は酒悦。酒悦といえば福神漬等ご飯のお伴というイメージが強いのだが、ライバル桃屋の攻勢に敗れ1977年に一度倒産、その後東洋水産グループの一員として更生した。

▲酒悦のコロッケラーメン(1990前半~中盤頃)

カップ麺のフタを集め始めて間もない頃、どうしても製造元が判らない製品があった。カップには記載があったのかもしれないが捨ててしまったし、ブランドを匂わせる記述もなにも無し。十年以上悩んでいたが、Web検索が一般化しバーコードから業者名を簡単に捜せるようになり、フタに記された「01783」は酒悦であることが判明。遂に長年の謎が解けたぞ!でも何故酒悦が?・・なんてことがあったなあ。

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