カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6835 信陽食品 ポンちゃん豆カップラーメン しょうゆ

No.6835は信陽食品、ポンちゃん豆カップラーメン しょうゆ。信陽食品は長野県の会社で、1964年に袋のポンちゃんラーメンを発売する老舗。この会社は即席麺に関してあまり拡大志向を持っていないようで、地元の顧客向けに昔ながらの製品を脈々と販売している、という印象を持っている。

今回十年以上ぶりにポンちゃんを食べるのだが、カップの側面を見て「製造所:ユタカフーズ株式会社」とあるのを発見。ここは東洋水産グループで、知らないうちにポンちゃんはマルちゃんの親戚になっていたのであった。まあ今の時代、稼働率の悪そうなラインを維持するよりも、他所へ製造をアウトソースする方が合理的なんだろうなあ。

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No.6833 大黒食品工業 ビッグ担担麺

No.6833は大黒食品工業、ビッグ担担麺。この製品に遭遇した瞬間私は混乱した。二年前のNo.6299で同じ大黒食品工業のマイフレンドビックシリーズの担々麺を食べたのに、何か微妙に違っているではないか。

▲マイフレンドビッの担

帰ってからよ~く見てみると今回の品はマイフレンドの冠が付いておらず、ビッ(Bic、濁点なし)ではなくビッ(Big、濁点あり)であり、担麺ではなく担麺になっている!JANコードのITEM項は00434が10339。完全な別モノだった!

その一方で製品の質量をはじめ栄養成分、原材料名などは完全に一致しており中身は同じ製品のようだ。流通経路違いで外装だけを別仕立てにしたように思われる。

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No.6832 IKEA (Japan) プラントラーメン(カレー味)

No.6832はイケア、プラントラーメン(カレー味)。英文表記はPlant Based Curry Ramenであり、植物由来100%の製品。ノンフライ麺でパーム油や化学調味料等も不使用。ライフスタイル提案型のカップ麺だね。

IKEAの故郷スウェーデンから輸入したものではなく日本独自の企画。勿論この製品のため日本のイケアが工場を建てた訳でもなくヤマダイに製造委託したもので、同社のヴィーガンヌードルと関連性があるように思われる。

本来このカレー味は税込定価が250円、後日No.6842で紹介する塩味は190円なのだが、たまたま二個まとめて410円の特売セールに遭遇したため少し得をした気分である。

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No.6829 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン

No.6829はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン。No.6809で同じ凄麺の信州味噌®ラーメンを紹介している。あと他に仙台辛味噌ってのもあるし、凄麺の味噌味はみんな寒さが厳しそうな地域の冠を付けているね(ねぎみその逸品は除く)。まあ味噌味で西日本の地名が付いた即席ラーメンってのは殆ど記憶にないんだけど。強いて言えばラーメンじゃないけど名古屋のみそ煮込みうどんがあるか。

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No.6828 東洋水産 Maruchan QTTA トマトクリーム味

No.6828は東洋水産、Maruchan QTTA トマトクリーム味。このQTTAに限ってはマルちゃんではなくMaruchanである。

QTTAは2017年3月の登場。ブランド名を敢えてローマ字で記載すること、高度な製造技術を要するであろう射出成型樹脂2個を接着したカップの採用など、大胆なブランドイメージの転換や膨大な投資のリスクを覚悟したものだと想像する。打倒カップヌードルに懸ける東洋水産の不退転の決意をヒシヒシと感じた。

▲2ピース構造による複雑な形状のカップ
この手の容器としては寸法精度がかなりシビアに思えるし、
それを安価に一日数十万個作るのは想像を絶する凄い技術。

現在五種類の味を揃えており、市中で見る機会を勘案すると、もうちょい弾けてくれなきゃいけない製品のように感じてしまう。まあ部外者が傍から見ての話で実際のところは全く判らんが。

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No.6827 イトメン カップしょうがスープ味ラーメン

No.6827はイトメン、カップしょうがスープ味ラーメン。東日本では見かける機会が殆ど無いであろう一品。同社の「素材の風味シリーズ」に属す製品であり、他にしじみとたまねぎ風味(リニューアル前の品をそれぞれNo.4912、5838で試食済)がある。

袋版があるわけでもないのに、正式な製品名は先頭に「カップ」が付いている。何だか冗長だし必要があるのかな?と思ったが、同社の製品情報一覧を見ると、あのチャンポンめんを含む全てのカップ麺の名称の冒頭に「カップ」が付いていた。イトメンの命名規則なんだね。

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No.6826 エースコック すこやか和膳 もち麦めん 鰹と昆布だし

No.6826はエースコック、すこやか和膳 もち麦めん 鰹と昆布だし。一般的なラーメンやうどんは小麦粉から作られるが、このもち麦は大麦に分類されるもの。はくばくが昔からもち麦で作ったうどんを販売していたが、私自身は大麦で出来た麺なんて初めて食べるなあ。

もち麦には水溶性の植物繊維がタップリ入っており、善玉菌が増えて腸内環境が良くなり、糖質の吸収を抑え、食後の血糖値上昇を抑える、コレステロールを吸着し体外への排出を助ける。いいことずくめだねえ。でも、健康に良いといわれる即席麺は得てして味は二の次三の次であるものだけど、この製品はどうだろう?

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No.6824 日清のどん兵衛 鴨だしそば

No.6824は日清食品、日清のどん兵衛 鴨だしそば。前回のマルちゃんに続く、宿命のライバル対決である。マルちゃんは2013年の登場だったがどん兵衛は不明。ただウチの試食履歴には2009年のNo.4092で食べたことになっており、結構古くからある様子。この時の記録を見ると買ったのは会社の売店とあり、ああ自分にもサラリーマンをやっていた頃があったんだなあ、とちょっぴり感慨にふけてしまったよ。

▲どちらも似たような色使い

一般的に鴨=茶色、という認識が強いのだろうか?カップやフタが茶色基調なのはマルちゃんとも一致しており、よく似た印象。一般の人が店舗で見掛けても、どちらがどちらか瞬時に見分けるのは難しいだろうと思う。

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No.6823 マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば

No.6823は東洋水産、マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば。2013年の発売で決して新しい製品ではないし(リニューアルは随時行なわれている)、何度も店頭で見掛けたことはあるのだが巡り合わせがよくなかったのか購入には至らず、今回が初めての試食となる。なおプロダクト的にはあまり関連が無さそうだが、同社の袋版鴨だし蕎麦をNo.6458で紹介している。

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No.6821 西友 ◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 にんにく醤油

No.6821は西友、◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 にんにく醤油。もっちりは登録商標で、製造は加ト吉水産。数量限定商品ではあるが、この文章を書いた時点ではまだ取り扱っていた。

西友のWebサイトで◎みなさまのお墨付きブランドの製品紹介を見ると、製品毎に「支持率」という指標が載っている。これは一般の消費者によるテストで、80%以上得ることが製品化への関門であり、製品化後も定期的に再評価を行い80%を切ると改良または終売になるというシステムだ。

今回の品は支持率94.5%であり、インスタント食品の中でも最高クラスの評価を得ていた。これなら定番製品化も夢じゃない!?

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