カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.7079 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 徳島ラーメン醤油とんこつ味

No.7079はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 徳島ラーメン醤油とんこつ味。昨年の初夏にスーパーで何度か遭遇し、次に来た際に買おうと思っていたその直後、私の周辺からサーっとブツが引いてしまって購入不能となってしまった。即席麺あるある話ではあるものの、海よりも深く反省。一期一会精神を深く胸に刻んだものである。

▲すだちくん各種ポーズ(徳島県のサイトから拝借)
なお今回の製品にすだちは不使用

ところが年明け頃から再び出回るようになる。神が与えしこのリトライのチャンス、決して無駄には致しません。パッケージの右上には徳島県マスコットの「すだちくん」が私を呼んでいる。このキャラクターは承認申請を行なえば無償で製品に表示できるのね。(予備知識無しで見たらすだちには見えないかも)

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No.7077 サンヨー食品 舞妓はんひぃーひぃー 狂辛豚汁風うどん

No.7077はサンヨー食品、舞妓はんひぃーひぃー 狂辛豚汁風うどん。昨年11月に発売され、短期での売切品のようで現在はもう入手不能。姉妹品で狂辛味噌ラーメンもあった。

京都の「おちゃのこさいさい」による一味唐辛子「舞妓はんひぃーひぃー」を使用した製品。私はこの名前を知ったのは結構最近のことであり、唐辛子そのものも味わったことがない。古くからの伝統がある唐辛子がやっとメジャーになれた!という感じではなく、ブランディングのコンサルを入れて綿密に計算した企画の産物という匂いがするな。しかし伝統があるものは無条件に善で新興勢力は全て悪だとは考えないので、結果が良ければすべて良しである。

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No.7076 マルちゃん 白い力もちうどん 紅白もち入り

No.7076は東洋水産、マルちゃん 白い力もちうどん 紅白もち入り。年始のおめでたい席に向けて紅白の餅が入っている期間限定商品。前年も同じ企画があった。白い力もちうどんを食べるのは16年ぶり。

▲マルちゃん 力一杯(1980年、販路限定製品)
高級化の先駆け、明星中華飯店・中華三昧よりも先

白い力もちうどんは1981年に出たエースコックの力うどんに遅れること15年の1996年に登場。これだけを見ると東洋水産は餅入りカップ麺で随分と出遅れたように思えるが、1980年に「マルちゃん 力一杯」という餅入り担々麺を出している。これは定価300円という当時としては非常識な高額製品であり、レトルトの具が豪華だった反面、麺は普通の揚げ麺なのでアンバランスな印象があった。話題性はあったが短命だったと記憶する。

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No.7075 日清食品 カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質

No.7075は日清食品、カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質。この製品の名前を聞いた時、玄人や専門家向けの製品かと早とちりした。これは即席麺に関する情報発信者が試されているのではないか?嫌な製品だなあと。

▲ハナマサのプロ仕様ラーメン(2002年と2008年)

というのもPROはプロフェッショナルのことだと思ったから。かつで肉のハナマサ(商号は花正)からプロ仕様ラーメンなるものが販売されていたし(※)。だがプレスリリースを見るとプロテインのプロなのであった。ハイプロテイン謎肉入りねえ。

※現在同社の即席麺は肉のハナマサブランドだけで、プロ仕様ブランドのラーメンはありません。

本品一食当たりのたんぱく質は15.2g、普通の即席麺で10gを超えるものはあまり無いので確かに多い。機能性食品も減らすだけではなく増やす方向性も選べるのはいいことだね。

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No.7073 大黒食品工業 大黒 杵もちらーめん

No.7073は大黒食品工業、大黒 杵もちらーめん。冬季のみの季節限定商品で、越後製菓製の杵つき餅が入っている。大黒で餅入りの力うどんなら食べたことがあるが、今回のラーメン版は初めてである。

▲昔の大黒力うどん(2004年版)
餅が茶色く焦げているのは今の時代だとNGか?

上図の力うどんは18年前の2004年に食べたもの。「越後きねつきもち」と説明文が添えられているが越後製菓の社名は明示されておらず、どこで作られたものはは不明。今回の品は餅の小袋にも越後製菓の社名が記されていたが、2004年頃はまだ開封写真を撮っていなかったんだよなあ。

なお大黒ビックシリーズで使われる大柄な容器を使っているが、麺の量は普通サイズの65gで、余剰空間が妙に広い。

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No.7071 エースコック 力うどん

No.7071はエースコック、力うどん。越後の杵つき餅が入っている。1981年発売の長寿製品であるが、現在東海および北陸地方の限定販売。関東圏ではあまり見かける機会がないのと、麺と餅で炭水化物が被るのであまり積極的に食べようと思わなかったこともあり、私にとって19年ぶりとなる試食。

▲昔の力うどん(2003年版)

餅入りのカップうどんはカネボウフーズが1975年に出した「もち入りきつねうどん」が最初で、この形態の製品を今でも作り続けているのは今回のエースコックの他に東洋水産と大黒食品工業だけかな?昔はどん兵衛でもあったんだけどね。エースコックには餅入りの姉妹品として「もちもちラーメン」もある。

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No.7069 ヤマダイ ニュータッチ 元祖ねぎらーめん

 

No.7069はヤマダイ、ニュータッチ 元祖ねぎらーめん。1985年に業界に先駆けて発売され、もう37歳になる長寿製品。現存する競合製品では徳島製粉の金ちゃんねぎラーメンも随分と昔からあると思っていたのだが、調べてみたら金ちゃんは1986年の発売。ちょっとだけニュータッチの方が早かったんだ。どちらもピリ辛の醤油味だが、金ちゃんにはエビが入っているのが強みである。

▲昔のねぎらーめん(「元祖」なし、Yマーク入り、
JIS標準品、PL表示無し=昭和末期~平成初期か?)

上の写真は所有するねぎらーめんの最も古いフタである。明確な日付の記録は無いのだが、記載項目からして昭和末期~平成初期のものだろう。製品名の入れ方等は現行品とよく似ているが、いつから製品名に「元祖」が追加されたのかは把握していない。

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No.7067 サンポー食品 九州だし仕立て 柚子胡椒うどん

 

No.7067はサンポー食品、九州だし仕立て柚子胡椒うどん。2021年の9月に買ったものだがWebサイトには製品情報が載っていない。更に調べてみたら同社のtwitterで今回の柚子胡椒うどんは「ヤオコー限定商品」との表示を見付けた。確かにこれはヤオコーで遭遇発見して喜び勇んで購入した品である。

ヤオコーは埼玉が発祥の地で、現在181店舗を展開する(完全子会社のエイヴィ12店舗を含む)スーパーマーケットであり、そのすべてが関東圏に集中する。なのでこれは九州の人や佐賀県民の知らないサンポーのカップうどん、ということになるのかな。ちょっとだけ関東人にも御慈悲を恵んでいただいたような気分。

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No.7065 カップヌードル ポルチーニ香るきのこポタージュ

No.7065は日清食品、カップヌードル ポルチーニ香るきのこポタージュ。現在四種類存在する「世界の」シリーズ(私が勝手に命名)のうちの一つ。No.7032でKALDIのポルチーニらぁめんを試食した際に深い感銘を受け、記事中で今回のカップヌードルのポルチーニ味を紹介するぞ!と宣言していた。

▲「カップヌードルの裏側」にアクセス

フタの下側にQRコードが印刷されているのでスマホで読み取ったら「カップヌードルの裏側」なるコンテンツに誘導された。子供向けではあるものの、Q&A等の情報が豊富で解りやすい。お湯を注いだ後の待ち時間に眺めるのには丁度いいのだが、全部読むととても三分では済まないので、麺の伸びには要注意でもある。

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No.7062 キャメル珈琲 KALDI VEGAN グリーンカレーヌードル

 

No.7062はキャメル珈琲、KALDI VEGAN グリーンカレーヌードル。製造はヤマダイ。ヤマダイは自社ブランドでも「ヴィーガンヌードル」を出しており(今回のKALDI版と味の重複は無い)、更にIKEAブランドのヴィーガン対応「PLANT Based RAMEN」を製造している(過去形かもしれない?)。これらはみんな技術的基盤を共用しているものだと思われる。

▲IKEAのPLANT Based RAMEN(左)
ヤマダイのヴィーガンヌードル(右)

この三ブランド中、今回のKALDIとヤマダイのヴィーガンヌードルは容器が同じもので、一つの開発におけるブランドの作り分けに見える一方、IKEAは一回り小柄で小袋にもヤマダイの社名表示が無く、IKEAの意向が強く反映されているのだろうと想像する。

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