No.7765は仙台のだい久製麺、牛たんラーメンカップ。レトルトの牛たんが付属する高級カップ麺。同社製品は2008〜2013年にかけて四回試食したが、それ以降12年の空白期間を置き、今回は久々の試食となる。
▲左:仙台屋台ラーメン醤油味(2008年)
中:ふかひれラーメン醤油味(2013年)599円
右:仙台発祥冷やし中華醤油味(2013年)
全てレトルト具付きのノンフライ麺
だい久製麺によるカップ麺の特徴はレトルト具とノンフライ麺、更に高額であり滅多に見かけない希少性といったところ。今回もその基本線は変わっていないだろう、と思ったのだが・・・
ええええ!?麺がノンフライから油揚げ麺に替わっている!いつ切り替わった?単にノンフライだから偉いと言う訳ではないが、麺の乾燥法は製品の根幹に関わる事項。♪コストダウン〜という悪魔の囁きが聞こえてくるようだ。
食べてみて、レトルトの牛タンが凄い!と思うのと同時に、具に麺が見合っていないなあと感じてしまった。スープは大容量かつ低濃縮の液体で、雑味が少なく大らかな性格だが、ここに麺の油っぽさがノイズ成分として常に重畳している。この牛タンやスープの潜在能力を思う存分発揮させるには、やはり良質のノンフライ麺が必要であると思う。
一方でレトルトの牛タンは量が多く、肉の塊がこれだけの質量や体積を占めるカップ麺というのは滅多にないものだ。肉質は少々粉っぽさを感じ、もうちょっと弾力性が欲しい気もするが、長期保存が可能な即席麺にこれ以上を望むのも酷と言うものだろう。牛タンに同梱されるメンマもみずみずしい食感で有難味が大。
なのでやっぱり麺を良質のノンフライにしてほしいなあ。安さが売りの製品ではないだろうから、あと五十〜百円程度価格が高くなっても私は許容する。
まあ実のところ、ノンフライ麺だった頃の同社製品は、その麺が痩せていてもう少しふくよかさが欲しいと思っていた(とかち麺工房の麺みたいと形容していた)。天は二物を与えずというか、なかなか全ての要素が思い通りには揃わないものだなあ。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | カップラーメン |
| EANコード | 4 901999 100541 |
| 会社名 | だい久製麺 |
| 製品名 | 牛たんラーメンカップ |
| 謳い文句 | 醤油味 仙台名物 牛たんの発祥地、宮城県仙台から本場の味をお届けします。 |
| 調理方法 | 熱湯3分 |
| 質量 | 内容量138g/麺65g |
| 熱量 | 421kcal(1,768kJ) |
| Na | 〜g(食塩相当量7.3g) |
| 付属品 | 液体スープ、レトルト具(牛たん・メンマ)、かやく(ねぎ) |
| ノンフライ麺 | × |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 麺は幅2mmの扁平断面で、ヒラヒラした舌触りで軽い食感です。少し気泡感があり、また僅かに油臭さを感じます。昔だい久製麺のカップはノンフライだったのが、今回油揚げ麺に替わっていたので驚きました。ただノンフライ麺の時も軽くて痩せた感じだったので、これが同社の狙いなのでしょう。 |
| 汁・ソース | スープは透明感のある濃い茶色で、醤油の香りや酸味をストレートに感じます。小細工の無い素直な味で、雑味が少ない感じです。突出する辛さや匂いはありませんが、麺の油臭さを常に意識してしまいます。 |
| 具・その他 | レトルトの牛たんは5x2cm、厚さ6mm程度のが6枚ほどで、量は多いです。。柔らかくて、少し粉っぽさも感じますが、塩胡椒で味付され、食感はリアルです。メンマもみずみずしいです。麺がノンフライから油揚げ麺になったことで全体の雰囲気が少し安っぽくなってしまった反面、レトルトの肉の存在感が相対的に高まりました。 |
| 総合評価 | ★★★3 |
| 試食日 | 2025/08/21 |
| 賞味期限 | 2025/10/08 |
| 入手方法 | 2025/07/12 道の駅三本木やまなみ |
| 税込購入価格 | 594 JPY |


