No.6905 日清食品 日清のラーメン屋さん 北海道函館しお

No.6905は日清食品、日清のラーメン屋さん 北海道函館しお。パッケージの目立つ位置に「北海道」と書かれているが、この言葉は製品名に含まれない。一方で北海道限定の「日清北海道のラーメン屋さん」という製品も存在し、殆ど同じデザインなのでひと目見ただけで見分けることはほぼ不可能だろう。

▲五個パック外装袋の一部

五個パックの外装袋には「北海道民もうなったこの一杯!※/※当社調べ(北海道民100人による喫食評価)」と書かれている。「うなった」というのがどのような状態を指すのか判らないが、100人が集まった会場でラーメンを試食し、みんなが「う〜〜」とか「ぐぬぬ・・・」とか唸った状況を想像すると可笑しいものがあるな。

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No.6904 あいさと オリーブしょう油ラーメン

No.6904は愛媛県のあいさと、オリーブしょう油ラーメン。最近この会社の製品を何度か採り上げているが、いつもと同様に製造は埼玉の高橋製麺、スープは福岡の一番食品という組み合わせ。今回の製品は愛媛ではなく香川県小豆島の名産であるオリーブに焦点を当てたもの。

オリーブなので液体スープか調味油が付いているものだと勝手に思っていたが、開封すると意外にも粉末スープのみ。裏面の説明書きによると「粉末加工を行ったオリーブオイルを加えました」とある。さらに「オリーブオイルのオリーブの産地は外国産を使用しています」ともあり、小豆島との直接の関連は無いみたい。「麺に香川県産塩を使用しています」とあるのが救いか。

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No.6903 ハマカゼプロジェクト 宮津カレー焼きそば

No.6903はハマカゼプロジェクト、宮津カレー焼きそば。宮津は京都府の北部、日本海に面する市であり会社もここにある。製造は福岡県の栗木商店。昔から宮津市の中華料理店で出されていたカレー焼きそばを近年ご当地グルメ化し「宮津カレー焼きそば」として盛り上げている、らしい。(私は行ったこと・食べたことが無い)

今回の品名は「焼そば」で平仮名の「き」が入る。即席麺においてこの表記はとても珍しく、ウチのデータベースでは過去に4例しかない(うち2例は海外絡み)。「焼そば」は282例で圧倒的、平仮名の「やきそば」は109例、片仮名の「ヤキソバ」が7例。少し記憶に引っ掛からせる効果があるな。

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No.6902 テーブルマーク ホームラン軒 信州みそ仕立て辛みそラーメン

No.6902はテーブルマーク、ホームラン軒 信州みそ仕立て辛みそラーメン。No.6882で姉妹品で緑色パッケージの(辛くない)みそラーメンを紹介している。どちらも長野県限定販売。

▲(ただの)信州みそ仕立てみそラーメン

緑色は今までに何度か食べたことがあるのだが、赤いパッケージの辛味噌は今回が初めてで何時から存在していたのかも判っていない。調べてみると2018年頃には存在していた痕跡が伺われるのだが、それ以上のことは判らなかった。極端に情報量が乏しいということは、生産数量もごく僅かなのだろう。私が関東圏の文具屋で今回の品を見掛けた際に、最近では殆ど無くなった「未知の即席麺との衝撃的な出会い」の喜びで胸がいっぱいになったよ。

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No.6901 サンヨー食品 創味シャンタン 四川花椒香る担々麺

No.6901はサンヨー食品、創味シャンタン 四川花椒香る担々麺。この一月に発売されたものだが既に終売扱いになっており、現在市中在庫が若干残る程度の模様。

前回味覇拉麺を紹介して今回は創味シャンタンなのだが、袋麺とカップ麺、棒状ノンフライ麺と油揚げ麺という違いがあり、今回の品は担々風味が付加されている。かように製品の根幹がまるで違う製品なので、売り場でどちらを買うか比較されたり競合関係にあるとは考え難い。中華風調味料とのタイアップ即席麺として双方出るべくして出たものだと考える。私は最近味の素Cook Do香味ペーストを使っているが、これも即席麺化されないかな?

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No.6900 岡本製麺 味覇拉麺

No.6900は徳島県の岡本製麺、味覇拉麺。同社はそうめんや蕎麦と共に棒状の中華麺を作っており、自前の製品として徳島ラーメンを販売する他、徳島製粉の「金ちゃん棒状ラーメン」の製造も行っている。

味覇といえば中華料理店殺しと言われ、何に使ってもそれなりの味に出来てしまう魔法の調味料として私もだいぶ昔に使った経験がある。しかしいつの間に似た形態の創味シャンタンという製品が登場、昔の味覇の味はこれに引き継がれ、最近の味覇は別物だという話を聞き混乱したよ。私の生活スタイルでは気軽に一缶を買うには敷居が高く、現在のそれぞれの味については把握していない。(簡便なチューブタイプは味が少し違うらしい)

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No.6899 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 函館塩ラーメン

No.6899はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 函館塩ラーメン。凄麺で函館の地名を冠する製品は前々からあり、既に何度か食べたことがあると勘違いしていたのだが、改めて凄麺試食リストを作って調べたところ未試食であることが判明。緊急試食を敢行することとした。もっとも昔は函館海鮮塩だったり函館旨塩だったりと多少の変遷はあった様子。

フタの右側にある『函』の字を人の顔に見立てたピンク色の印は函館市が制定したイメージアップ用のロゴマーク。その「使用に関する要綱」によると承認を受ければ無料で使うことができるらしく、なかなかの太っ腹!ただ昔あった日清麺ニッポンの函館塩ラーメンにも同じマークが付いてたな。

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No.6898 マルタイ 味よか隊とんこつラーメン熊本

No.6898はマルタイ、味よか隊とんこつラーメン熊本。姉妹品の鹿児島をNo.6878で紹介しており、他に博多と長崎(とんこつではなく醤油味)が存在する。

このシリーズはフタの注意書きが方言で書かれていいる。例えばベロの部分の「ここから開ける」は今回の熊本では「ここから開けなっせ」、鹿児島は「ここから開けやんせ」、博多は「ここからあけんね」、長崎は「ここからあけんね」。
同様に「この矢印まではがす」は熊「こん矢印まじはがしなっせ」、鹿「この矢印まではがしやんせ」、博「この矢印まではがしんしゃい」、長「こん矢印まではがさんね」となる。どうでもいいことではあるが、見ていてちょっと楽しい。

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No.6897 藤原製麺 北海道山わさび醤油まぜそば

No.6897は藤原製麺、北海道山わさび醤油まぜそば。山わさびを主題とする即席麺はセコマのプライベートブラント品でいくつか存在し、ウチでも塩ラーメン(No.6382、現在復活販売中)とおろし風そば(No.6712、終売)を紹介した。それらを食べた際にはケミカルっぽくて激しい刺激にビックリ、ネタとしては面白いけれども正直な感想としてまた食べたいとは思わなかった。

▲セコマの山わさび即席麺

今回は藤原製麺が袋麺のまぜそばとして山わさびをテーマに選んだ製品。過去体験した刺激がここでまた繰り返されるのは勘弁してほしいなあという心配と、藤原製麺ならば全く違う山わさびの経験が出来るのではという期待が複雑に入り混じる。

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No.6896 東洋水産 マルちゃん バリうま 宮崎風旨辛麺

No.6896は東洋水産、マルちゃん バリうま 宮崎風旨辛麺。東日本に強く専売品をたくさん持つ東洋水産の中では数少ない西日本向け製品。本来は九州限定品だが年末年始には関東圏のあちこちのスーパーで遭遇した。バリうまシリーズはウチでは2002年に初試食をしている。

宮崎風旨辛麺という名前や黒赤黄橙というどぎついパッケージの色使いからして、明星チャルメラの宮崎辛麺を強く意識した製品に見える。でもあちらは全国区で実績を重ねているのにこちらは九州限定品ということで、少し及び腰のように感じてしまうよ。まあチャルメラと比べて麺づくり・正麺・ごつ盛り・でかまるはそれぞれ少しづつターゲットが違いそうだからなあ。

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