No.6544はポーランドのUnilever、Amino Jarzynowa。野菜味。製品名の下にもポーランド語の文字が並んでいるが、Googleで翻訳したらmarchewkaは人参、pietruszkiはパセリ、そしてkoperkiemはディル(dill)だそうな。
えっ、ディルって何?調べてみたら蒔蘿とかイノンドとも呼ばれるセリ科の一年草で、種や葉が香辛料や薬草として使われるらしい。う~ん残念ながら私はこのディルの香りがあったとしても、検知することが出来ないかもしれない。
No.6544はポーランドのUnilever、Amino Jarzynowa。野菜味。製品名の下にもポーランド語の文字が並んでいるが、Googleで翻訳したらmarchewkaは人参、pietruszkiはパセリ、そしてkoperkiemはディル(dill)だそうな。
えっ、ディルって何?調べてみたら蒔蘿とかイノンドとも呼ばれるセリ科の一年草で、種や葉が香辛料や薬草として使われるらしい。う~ん残念ながら私はこのディルの香りがあったとしても、検知することが出来ないかもしれない。
No.6543は日清食品、カップヌードル 新元号記念パッケージ。令和に変わった5月1日の発売。当初はカレーとシーフードを含む三本立ての予定だったが、カップヌードル全体の販売が「まんぷく」効果もあって絶好調の中、需要に応えられないとの理由で今回紹介するレギュラー味一種類に絞られてしまった。売れすぎも困ったものだね。
この新元号記念パッケージの中身と価格は通常のカップヌードルと全く同じ。なのでウチとしては定番製品の定期チェックという意味合いが高い。と思ったらこの10月にカップヌードルのレギュラー品がリニューアルを行い、コロチャーを廃して謎肉に一本化したとのこと。なのでこの試食記は旧製品のものになってしまった。
No.6542はフランスのDistriborg、楽 Tanoshi Japon Nouilles Japonaises Saveur Poulet Shiitake。椎茸と鷄味の和風麺。この楽ブランドは即席麺以外にも広く日本食材を扱うもので、JETROのレポートをみてもフランスに定着しつつあるらしい。
ウチでは以前2016年に姉妹品の牛鉄板焼味(No.5793)と鷄テリヤキ味(No.5833)を紹介している。このときの試食記では原産国の記載は無いものの多分ベトナムだろうと推測した。で、今回の品はパッケージのデザインが少し変更されており、小さくFabriqué au Viet Namと書かれていた。当たりだね!
続きを読む No.6542 楽 (France) Tanoshi Japon Nouilles Japonaises Saveur Poulet Shiitake
No.6541は香港の日清食品、合味道 黒胡椒蟹味。英語表記だとCup Noodles Black Pepper Crab Flavourとなる。
少し前まで中国版カップヌードルには二通りの漢字表記があり、上海日清製では「开杯乐(開杯楽)」、広東および香港製では今回の品と同じ「合味道」という書き方をしていた。それぞれが中国語の標準読み(北京語)および広東語で「かっぷぬーどる」に近い読みなのだと聞いたのだが、私にはそれが正しいのかどうかは判断できない。んで、二種類の表記があるとブランドイメージが分散してしまうので2013年に「合味道」に統一された。なお、香港版と中国大陸版では製品ラインナップが異なる。
No.6540はポーランドのUnilever、Amino Grochówka。このシリーズは今回の品が12種類目の紹介となる(全て同じ方からの頂きもの)。Webサイトを見ると全部で30種類ぐらいあるようで、凄いバリエーションだ。
Grochówkaは英訳するとSplit pea soup、半分に割ったえんどう豆を使ったスープのことであり、ポーランドに限らず欧米全般で食される家庭の味のようなものなのだろう。製品名の下に添えられる「z boczkiem i majerankiem」はベーコンとマジョラム(ハーブの一種)入り、という意味らしい。なるほどパッケージを見ると食器の周りをこれらの材料が取り囲んでいるね。
No.6539は米国のNongshim America、Spicy Seafood Flavor Noodle Soup。漢字表記は海鮮湯麵、ハングル表記だと해물탕면となる。
Nongshim Americaは韓国農心(농심)の現地法人で、2005年にLAで工場を立上げ現地生産を開始、米国内およびカナダやメキシコへの製品供給を行う。現在米国の即席麺市場ではMaruchanとNissinに次いで、少し離されてはいるがシェア第三位の位置を得ている。最初は本国からの輸出を行い、ある程度の評価を得ると現地生産に切り替えるのは日本の即席麺企業のやり方をソックリ倣っているね。まあ家電や自動車もそうなんだけど。
続きを読む No.6539 Nongshim America (USA) Spicy Seafood Flavor Noodle Soup
No.6538はドイツの日清食品、Soba Curry。フライパン調理を要求するカレー味の袋焼そばで、No.6533で姉妹品のテリヤキ味を紹介している(販社はスペインのGallo)。
日本でカレー味の焼そばというと、カップ版なら過去にいろいろな例があるものの、夏季限定品やイベント企画物だったり終売になったりで、現在一年を通じたレギュラー製品としては存在していないと認識している。まして袋版のカレー焼そばは私の試食記録で過去一回も登場したことが無い。嗚呼それなのに欧州日清のこのSobaや競合Maggiでは袋のカレー焼そばを常時揃えているのだ(勿論カップ版も)。日本は焼そば=ソース味という認識が固定化されているからかな?
No.6537は香港の永南食品、公仔 炒麵王 避風塘口味。英語表記はWinner Foods、Doll Fried Noodle Deep Fried Garlic & Chilli Flavourとなる。永南食品は日清食品HDの傘下。炒麵ということで湯切りをする焼そばで、ニンニクと唐辛子味。
避風塘というのは初めて聞く言葉なので調べてみたところ、香港にある台風が来た際に船が避難する港のことで、そこへ元船員が海鮮料理店を出したところたいそう賑わったところから由来したレストランの名前で、今や中国本土でも人気だそうな。しかし今回の品は海鮮とはどこにも書かれておらず、どのような関連があるのかは不明である。
No.6536はドイツの日清食品、Soba Sukiyaki Beef (Cup)。牛すき焼き味焼そば、である。先日No.6532でフランス向けカップヌードルでも牛すき焼きヌードルを紹介したばかりだが、日清食品の欧州部門はすき焼きにご執心だなあ。手っ取り早く日本っぽさを表現するのに都合がいいからなのだろうか。しかし牛肉味の焼そばですら滅多に無いのに、すき焼き味の焼そばというのは初めて見る。まあ甘い醤油味が基調であり、味の予測は出来そうだ。
ちなみにドイツ日清のWebサイトを見るとカップ版のSobaは九種類もあり、「北京ダック」とか「タイカレー」なんてのは是非食べてみたいな。既に「やきとり」味は入手済みなので、来年早々には紹介できる予定。
続きを読む No.6536 Nissin Foods (Germany) Soba Sukiyaki Beef (Cup)
No.6535はマレーシアのSpice & Seasoning Specialities、Ibumie Always Mi Goreng Original Flavour。スパイスアンドシーズニングスペシャリティーズ、と何だか格好の良い会社名で、創業は1982年。本製品は茹でて湯切りをしてソースと絡める汁なし麺。オリジナルフレーバーのことは漢字で「原味」と書く。
マレーシアの即席麺市場は見た感じでMaggi、Cintan、Mameeが御三家ブランドとして君臨し、Ibumieはその次の第二集団の中で四~五位争いをする程度の規模である。ここは袋麺専業であり、カップ麺には手を出していない。
続きを読む No.6535 Ibumie (Malaysia) Always Mi Goreng Original Flavour