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No.6062 Ajinomoto (Poland) Oyakata 親方 Japońska Wołowina Smak Wasabi

No.6062はポーランドの味の素、Oyakata 親方 Japońska Wołowina Smak Wasabi。英文の解説ではBeef Wasabi (Japanese horseradish) Flavour、となっている。

日本のカップ焼そばでも最近はワサビをアクセントとして使う製品をしばしば見かけるが、大抵の場合はマヨネーズとの併用によるものだ。一方今回の品はマヨ抜きで、ベースとなる味も牛肉であることから独自性の強いものなのであろう。

しかしヨーロッパでのWasabiの認知度ってそんなにあんのかな?「東洋の不思議調味料」程度の扱いではないかと推測する。 続きを読む No.6062 Ajinomoto (Poland) Oyakata 親方 Japońska Wołowina Smak Wasabi

No.6059 Nissin Foods Gmbh (Germany) Soba 日清焼そば Teriyaki

No.6059はドイツ日清、Soba 日清焼そば Teriyaki。ドイツにあるのは販売拠点であり製造はハンガリー。でも製品の企画は多分ドイツ側だろうから国籍はドイツとした。パッケージには生産国が明記されていない(Made in EU.だよ)が、EU圏内だと流通が自由で関税も無いからどこの国で生産したのかは殆ど問われない。

Teriyakiはもちろん日本の照り焼き。ドロッとした甘ったるい醤油味の図が即座に頭に浮かび上がる。まあ日本でもお好み焼きっぽい即席焼そばがあるから、その類だと想像する。しかしまあ、わざわざヨーロッパでテリヤキかあ。 続きを読む No.6059 Nissin Foods Gmbh (Germany) Soba 日清焼そば Teriyaki

No.6057 Nong Shim (South Korea) Chicken Kuksu

No.6057は韓国の農心、Chicken Kuksu。ハングルで書けば농심、치킨국수。パッケージに書かれているハングル치킨はChickenの読みを当てはめたもので、Kuksuは韓国語で麺のこと。今回の品は韓国製でポーランドへの輸出仕様。

カップのフタと側面に書かれる文言はポーランド語のみ。欧州向け即席麺の場合、複数言語を併記することによりいくつもの仕向地を同一仕様で賄うケースが多いのだが、ポーランドのためだけに印刷を起こしているのは芸が細かいというかこの市場を重視している証だと思われる。(ただし粉末スープの小袋への印刷はフランス語とスペイン語だった) 続きを読む No.6057 Nong Shim (South Korea) Chicken Kuksu

No.6054 Ajinomoto (Poland) Sam Smak Serowa 4 Sery

No.6054はポーランドの味の素、Sam Smak Serowa 4 Sery。四種のチーズ(camembert, havarti, blue-white cheese and maasdam)によるチーズ味スープ、といったところか。英文の解説ではFour Cheese Soup in Bagと書かれている。

ポーランド味の素の即席麺は三種類のブランドで製品展開しており、先日No.6051でも紹介したOyakata(親方)=日本風、YumYum=東南アジア風、そしてこのSam Smak=欧風である。ちなみにYumYumはタイが発祥のブランド。 続きを読む No.6054 Ajinomoto (Poland) Sam Smak Serowa 4 Sery

No.6051 Ajinomoto (Poland) Oyakata 親方 Japoński Klasyczny

No.6051はポーランドの味の素、Oyakata(親方) Japoński Klasyczny。英語表記ではJapanese Classic。カップ焼そばなのだがそれらしい語句の表示は無い。カップ側面の小さな写真を見て、湯切りをする製品だとすぐに分かるヨーロッパ人はあんまりいないんじゃないだろうか?

欧州圏での焼そばはハンガリー日清の「Soba」(袋版もある)が先行しており、今回の親方は追いかける立場。どちらも穴が開いた樹脂製のごっつい湯切りフタが付いているのが特徴的。そうか、かの地ではこのフタが湯切りが必要な焼そばであることの象徴なんだ! 続きを読む No.6051 Ajinomoto (Poland) Oyakata 親方 Japoński Klasyczny

No.6048 Nong Shim (South Korea) Matchampong

No.6048は韓国の農心、マッチャンポン。ハングル表記では농심、맛짬뽕。「マッ(맛)」は「味(flavor)」の意味でちゃんぽん味、美味いちゃんぽんみたいな感じの意味かな。英文の製品紹介では「Spicy Seafood Flavor」との説明が付く。

外観は同社のNo.5983チャワン(짜왕)とよく似た感じのパッケージデザインで、この装いが農心のちと高い新世代製品群のようだ。現地価格は単品だと1,500KRWぐらい(競合もみんな似たような価格帯らしい)。日本と同じで従来からの製品が価格競争に明け暮れて疲弊すると、収益性を上げるためにプレミアム路線へ傾倒するんだなあ。 続きを読む No.6048 Nong Shim (South Korea) Matchampong

No.6043 GreeNoodle (USA) Tomyum Flavour

No.6043は米国のEon Foods International、GreeNoodle Tomyum Flavour。No.5978で姉妹品のSiitake & Soy Sauceを試食しておりそのときの感想は、健康には良いんだろうけどねぇ・・・(1.5点だよ、あとは察してくれ)。

まあ健康と美味しさを両立させることは、学業とクラブ活動を両立させるぐらいに難しいもの。でも学業優秀で部活もそこそこ活躍していた奴はいた筈で、日本風の椎茸醤油からタイのトムヤムに選手交代してどのように変貌するか、たいして変わらないのかを診てみよう。 続きを読む No.6043 GreeNoodle (USA) Tomyum Flavour

No.6038 統一企業 (Taiwan) 滿漢大餐 蔥燒牛肉麵

No.6038は台湾の統一企業、滿漢大餐 蔥燒牛肉麵。No.6003で紹介した珍味牛肉麵の姉妹品。レトルトの肉塊が付属する高級即席麺で、袋版では他に麻辣鍋牛肉麵と蔥燒猪肉(豚肉)麵が存在し、カップ版ではさらにいろいろな種類がある。

漢字を見てもピンとこないが、英語の製品名は
●珍味牛肉麵=Beef Flavor
蔥燒牛肉麵=Chilli Beef Flavor
麻辣鍋牛肉麵=Super Hot Pot Beef Flavor
であり、辛さの順位が推測できる。麻辣鍋牛肉麵は2009年3月にNo.4071として試食紹介済み。 続きを読む No.6038 統一企業 (Taiwan) 滿漢大餐 蔥燒牛肉麵

No.6036 Nissin Foods (Thailand) Cup Noodles Moo Manao

No.6036はタイの日清、Cup Noodles Moo Manao。タイ語で書くとนิสชิน、คัพนูดเดิล รสหมูมะนาว。ムーマナオ味とはレモン風味豚肉のこと。 イオン系列が独自に輸入したものらしく、カップ本体はタイ語と英語の表記のみだがフタは日本語で、日本の流儀に合った表示をしている。とはいえEANコードの国籍部はタイ(冒頭が8 85)のままであり、中身はタイ仕様のままであろうと思われる。

日本の日清食品が最近「世界のカップヌードル総選挙」や「世界のカップヌードルサミット2017」などと称して海外の味を売っているのはあくまで日本製だからね。裏面を見ると「滋賀工場製」などと書かれている。 続きを読む No.6036 Nissin Foods (Thailand) Cup Noodles Moo Manao

No.6033 WaiWai (India) 1-2-3 Noodles Chicken Flavoured

No.6033はインドのCG Foods、WaiWai 1-2-3 Noodles Chicken Flavoured。この会社やブランドについては姉妹品No.5968、Veg Masala Flavourの試食記を参照してね。

右上に正方形の赤い日の丸みたいなマークがあるのはインドやネパール、スリランカ等における非ベジタリアン向け食品の識別記号。上記のNo.5968 Veg Masala Flavourはこのマークが緑色で、ベジタリアンは専らこちらを選んで食べる。主に宗教上の理由からであり、ムスリムのHALALもそうだが教義によって食べるものが制約されるのは辛いだろうな・・・って、当の本人たちは生まれた時からの常識だから苦でもなんでもないのかな。 続きを読む No.6033 WaiWai (India) 1-2-3 Noodles Chicken Flavoured