カテゴリー別アーカイブ: 4海外

No.6166 四川光友薯业 (China) 紅油面皮

No.6166は中国の四川光友薯业(薯业≒お芋の仕事)、紅油面皮。英語表記だとSichuan Guangyou Sweet Potato and Food Products、Hot Dumpling Pastryとなる。英中併記だから輸出を前提としたパッケージだな。辛い油に餃子の皮みたいな麺、みたいな意味だろうか?

四川光友の製品は今まで春雨やビーフンばかり取り上げてきたので、今回が初めてジャガイモの粉で麺を作った製品の紹介になる。しかしこれ、パッケージの写真をみるとなにやら怪しいというかおどろおどろしい雰囲気を感じてしまうよ。はたしてナイーブな日本人が食べられる代物なんだろうか?

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No.6152 Mr.Lee (Norge) Koppnudler med Kjøttsmak

No.6152はノルウェーのOrkla Foods、Mr. Lee Koppnudler med Kjøttsmak。Kjøttsmakは肉味という意味だがカップの側面には牛の絵が描かれており、また何故かハングルで「소고기맛」と添えられており、これは「牛肉味」を意味するらしい。

カップ側面の半分を使っていかにも東洋人っぽい顔のイラストが大きく描かれており、(味ごとに少しずつ表情が違うのだが)遠くから見ても一目でMr. Leeだと認識できる。これは大きなブランド資産になり得ると言えよう。ただし美味しいとの評価が伴えばの話ではあるが。

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No.6138 Lorado (Germany) Mit Hühnerfleischgeschmack

No.6138はドイツのLorado、Instant Nudeln Mit Hühnerfleischgeschmack。最後の22文字にも及ぶ長い単語はチキン味の意味。読みは「ひゅなーふらっしぐしゅまっく」みたいな感じらしいけれど、これを動画のナレーションで喋るとNGを連発しそうなので省略した。

この品はベルリンに出張した方から頂いたものだが、私にとって初めて遭遇するブランドである。缶詰を中心とするドイツの食品メーカなのだが、キリル文字の資料ばかり出てくるので調べてみたら旧ソ連系の国へブランドを売ったみたい。なお乳製品事業はドイツに残っている。

といってもフタには「Hergestellt in China」とあり、中国製だね。

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No.6125 Pran (Bangladesh) Mr.Noodles Vegetable Flavour

No.6125はバングラデシュのPran Agro、Mr.Noodles Vegetable Flavour。No.6009で姉妹品のSpecian Chicken Flavourを紹介している。

今回の品は今年の三月に購入したものだが、賞味期限は来年の九月まで。バングラから日本への輸送が航空便で、通関後すぐに店頭に並んだものを私が購入したとしたら、製造から一年半は食べていいよん❤️ということになる。実際はそんなにスピーディに事が進んでいるとは考えにくいので製造後二年というところかな?バングラは気温が年中30℃ぐらいあるとこだし、相当強烈な酸化防止剤とか入っていそうだな。

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No.6120 Unilever (Germany) Knorr Asia, Rind

No.6120はドイツのUnilever、Knorr Asia, Rind。アジア風即席麺シリーズの一つで、Rindは牛肉の意味。

日本でクノールといえばスープとかポタージュだが、欧州圏ではこのように即席麺も売っている。まあKnorrというブランドはドイツが発祥ながら昔からいろんな企業に売買されて、2000年以降はUnilever社が保有することになったもの。んでUnileverはオランダと英国の二か国に拠点を置く企業。今回の品に付けられたEANコード(バーコード番号)の国籍項はオランダになっている。でも製造はどこか他所に委託しているようにも思えるな。もうEUの製品はどこで誰が作っているのか見た目には全く判別がつかないよ。

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No.6113 天津頂益食品 (China) 康師傅 黑胡椒牛排面

No.6113は中国の天津頂益食品、康師傅 黑胡椒牛排面。天津頂益食品は製造者で、販売は康師傅控股による。康師傅ブランドの即席麺は天津頂益以外の製造者が19社も存在しており、現在ウチのサイトでは原則的に販売者を表示しているのだが康師傅の場合は過去のデータの蓄積もあって製造者表示のままにしている。

今回の製品は2016年の発売で、姉妹品に白胡椒肉骨面というのもあって”Premium noodles / innovative products”というセグメントに属する(康師傅控股の資料より)らしい。伝統的な紅焼牛肉面等とは異なる路線だね。

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No.6109 Prima Taste (Singapore) Curry Wholegrain La Mian

No,6109はシンガポールのPrima Foods、Prima Taste Curry Wholegrain La Mian。漢字の表記は新加坡咖哩 全麥拉麵。Prima Tasteは突如彗星のように現れた高品質即席麺ブランドで、結構お高いにも関わらず価格に見合う価値があると評価され世界中で一気にメジャーになったし、フォロワーも出現した。

この勢いに乗ってさらに高級なWholegrain(全粒粉)シリーズを発売する。オンラインストアの価格は4個パックで11.4 SGD、現在のレートで950円、一個当たり238円程度になる。ちなみに全粒粉でないものは4個パックで10.23 SGD。今回の品はNo.6076で紹介したLaksa Wholegrainの姉妹品。

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No.6104 MyKuali (Malaysia) Penang Hokkien Prawn Noodle

No.6104はマレーシアのSky Thomas Food Industries、MyKuali Penang Hokkien Prawn Noodle。漢字で書くと檳城福建蝦面となる。ペナンもホッケン(福建)も地名であるが、中国福建省の料理人がマレーシア北西部ペナンに移り住み、そこで大受けした料理のようだ。

実は2016年4月のNo.5760で同社のPenang Hokkien Prawn Noodle Soup(檳城福建蝦面)という製品を紹介しており、パッケージは結構違うけれども中身は何が違うんだろう?と期待をしながら試食を行った。ちなみに質量や栄養成分は若干異なり、EANコードも別物。

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No.6099 中粮五谷道場食品 (China) 番茄牛腩面

No.6099は中国の中粮五谷道場食品、番茄牛腩面。この会社の英文表記はCofcoという何かの頭文字を並べたものになる。

中国市場におけるノンフライ即席麺の先駆けで、最近になってやっと競合大手が追従してきた状況であり、日本における今は亡きカネボウ食品みたいな位置付け。もっとも数年前までは麺もスープもこなれておらず即席麺としての完成度はあまり高くないと思っていた。

しかし中国でも健康志向の人は少なからず存在し、業績はグングン伸びていた・・・んだけど、国営企業ゆえのずさんな経営で近年急降下、即席麺事業を切売りすることになった。こんなところもちょっとカネボウに似ている。(カネボウは国営じゃないけど)

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No.6094 Nissin Foods (Gremany) Nissin Soba Teriyaki (Nordic Version)

No.6094はドイツの日清食品、Nissin Soba Teriyaki、北欧仕様。過去の事例からして北欧仕様といっても語句の表記がデンマーク・オランダ・スウェーデン・フィンランド語になるだけで中身はヨーロッパ圏共通だろうと推測する。この辺りの言葉は英語との関連が薄くて単語を見ても何がナンやらさっぱらんな。

No.6059で袋版のSoba Teriyaki味を試食しており、基本的な味造りはこれと同一だろうなあ。液体ソースの袋も同じものっぽいし。 続きを読む No.6094 Nissin Foods (Gremany) Nissin Soba Teriyaki (Nordic Version)