カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.6344 JAYA (Thailand) Beef Flavour

No.6344はタイのSAHA Pathanapibul、JAYA Instant Noodles Beef Flavour。パッケージにはタイ語・アラビア語・英語による表記が書かれており国際色豊か。中東圏への輸出を考慮してあるため当然HALAL認証済み製品である。No.6339同社のカップ麺の項で述べたようにJAYAブランドの製品の製造はThe Decent Noodles Factoryであると思われる(今回の品には明記されていなかった)。

パッケージの調理例写真で人参の飾り切りが添えられている。こんなところの見た目に凝るのは日本だけかと思っていたけれど、タイにもこういうのがあるのが意外だなあと思った。

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No.6338 Samyang Foods (South Korea) Mala Buldak Bokkeum Myun

No.6338は韓国のSamyang Foods(三養食品)、Mala Buldak Bokkeum Myun(麻辣プルダックポックンミョン)。ハングルで製品名を書くと마라 불닭볶음면となる。タイで購入したものだが表記は全てハングルで韓国国内向けの個体だ。タイ市場のプルダックには韓国国内向け仕様と英文輸出仕様が混在している(日本市場も混在しているみたい)。

タイの一般的な袋の即席麺が6.0Bであるところ、今回の品は55.0B(約187円)と10倍近い高価格だったが、どこのスーパーやコンビニでもこの値段で売られていたので、これで需要と供給のバランスが取れているということであり、強いプレミアムブランドを確立したのだといえる。その反面農心の辛ラーメンはすっかり影が薄くなっていた。

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No.6337 MAMA (Thailand) Bean Vermicelli Clear Soup


No.6337はタイのThai President Foods、MAMA Bean Vermicelli Clear Soup。緑豆による春雨麺。No.6332で姉妹品のトムヤムクン味を紹介している。クリアスープというのは見た目の連想はできるけども、なんとも抽象的な味の表現であるなあ。まあ化学調味料主体の味付けであろうと想像する。

まあMAMAの春雨麺は滑らかで綺麗な無色透明なので、クリアなスープと合わさって見た目がとても清楚なものになるのだろう。爽やか路線だね。

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No.6335 Domin Mie (Indonesia) Fried Hot Chicken Lemon

No.6335はインドネシアのABC President、Domin Mie Fried Hot Chicken Lemon。No.6331で姉妹品のDumpling付き麺を紹介している。

ABC Presidentは台湾の統一企業(Uni President)とインドネシア現地企業との合弁会社であるが、即席麺の製品を見ても統一企業の影響は微塵も見られず、うまく現地化されているようだ。ABC Presidentのサイトを見てもこのDomin Mieのことは何も触れられておらず、もしかしたら販売は別会社で、ABCに製造委託しているだけなのかもしれない。

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No.6334 Nong Shim (South Korea) Mr.Bibim Korean Spicy Chicken Flavour


No.6334は韓国の農心、Mr. Bibim Korean Spicy Chicken Flavour。この製品には説明書きがハングル表示の韓国国内向け版もあるのだが、今回の品は英語・マレー語・タイ語が併記された輸出仕様。中国では拌拌先生という製品名で出ている様子。仕向け地に応じて味を作り分けているかどうかは不明だが、どうも総質量が126gのもの(今回のはこれ)と116gのバージョンがあるみたいなんだよね。

辛い汁なし麺ということから製品の成り立ちとしては、打倒!必殺!三養食品プルダックポックンミョン(炒め麺)!としての使命を課されているように感じるな。

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No.6332 MAMA (Thailand) Bean Vermicelli Tom Yum Koong Flavour


No.6332はタイのThai President Foods、MAMA Bean Vermicelli Tom Yum Koong Flavour。緑豆の澱粉で作った透明な春雨麺。タイではこの春雨や米粉で作ったビーフンの需要が一定量あるようで、即席麺売り場の一角を占めている。油で揚げた即席麺を好まない人に対する受け皿になっているようであるし、これがノンフライの中華麺がまだ市民権を得にくい要因かもしれない。ただし価格は高めで一般的な即席麺が6.0Bのところを12.0B(約41円)もして、丁度二倍だな。

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No.6331 Domin Mie (Indonesia) Special Fried Noodle with Dumpling


No.6331はインドネシアのABC President、Domin Mie Special Fried Noodle with Dumpling。ABC Presidentは自国で袋麺のフルラインナップを展開しているが、この品はそれとは別ブランドによる輸出専用品らしく、英語とタイ語の説明書きがある一方でインドネシア語は無い。ミーゴレンという表記も取っ払っちゃってフライドヌードルなんて言っているけど、インドネシアの名物料理なんだからもっと自信を持ってMie Gorengと名乗ればいいのに、と思う。

Dumplingとは小麦粉を練って焼いたり茹でたりするもので、今回の品は焼き上げてカリカリした歯ごたえでフレーク状のものが付いている。

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No.6329 Peacock (Singapore) Rice Vermicelli Bihun Goreng Spicy Chicken


No.6329はシンガポールのChye Choon Foods、Peacock Singapore Rice Vermicelli Bihun Goreng Spicy Chicken。漢字で星州炒米と書かれている。米粉で作られたビーフン麺で、コレステロールFree、グルテンFree、トランス脂肪酸Freeといいことだらけのようで、なんでもZeroを標榜する発泡酒みたいだな。英語で書くと今回のビーフンも春雨もみんなVermicelliになっちゃうんだ。

Bihun Gorengという名から、インドネシアのミーゴレン風味付けであることが推測できる。まあシンガポールから距離も近いし、食文化もお互い影響を及ぼし合うんだろうな。

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No.6325 MAMA (Thailand) Non Fried Ramen Spicy Miso Flavour

No.6325はタイのThai President Foods、MAMA Non Fried Ramen Spicy Miso Flavour。MAMAのRamenシリーズはノンフライ麺を使った日本風高級志向ラーメンの製品群で、袋の表面にも日本語で「ラーメン」と書いてある。但し裏面の説明書きはタイ語オンリーで日本を含む外国人を対象とする製品ではない。

過去姉妹品をNo.6301(Original Flavour)、6306(Duck)で紹介して今回の品が最後となる。調べてみたらDuck味のみ英文バージョンが存在して輸出をしているらしいが、きっと規模としては細々としているのだろう。

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No.6323 Sue Sat (Thailand) Garlic Chicken Flavour

No.6323はタイのThe Decent Noodles Factory、Sue Sat Garlic Chicken Flavour。ブランドネームのSue Satはタイ語の「ซื่อสัตย์(正直、honest)」という言葉の読みをアルファベットに当てはめたもの。

The Decent Noodles Factoryという会社はタイの即席麺業界の中では中堅に当たり、国内よりも海外の方が知名度が高いのではないかと思われる。日本でも業務スーパーで「iMee」ブランドの安い袋麺を見掛けるが、これの製造元だ。そしてiMee(やiDles)といったブランドはベトナム等東南アジアの国々では結構ポピュラーな存在なのだ。んで今回のSue Satはあまり輸出はしていない模様。

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