カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.6477 Nestlé (Ukraine) Maggi Noodles Mushroom

No.6477はウクライナのNestlé、Maggi Noodles Mushroom。ギリシャで購入したもので、こことその北方のボスニア・ヘルツェゴヴィナ、アルバニア、モンテネグロ、ブルガリア辺りの国々に向けた輸出仕様。No.6473ビーフ味の姉妹品。

パッケージには0.88(Euro)という値札が貼ってあるが、レシートを確認したら0.80Euro扱いになっていた、ラッキー!とはいえ買った時点のレートで換算すると約100円、一個の袋麺としては決して安くない。まあ今回の品は観光地の果物屋で買ったから割高だったという理由があって、普通のスーパーへ行けば70~80円相当で入手できた模様。

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No.6476 福 (Hong Kong) 非油炸包裝麵 上湯拉麵

No.6476は香港の日清食品、福 非油炸包裝麵 上湯拉麵。英文表記はFuku Non-fried Noodle (Pack) Superior Soup Flavour。このシリーズでは初めてのノンフライ麺。

従来「福」ブランドの即席麺は香港の統一食品(台湾の統一企業とも関係あり)がタイに設けた工場で作っていたが、2013年にこの「福」の使用権を香港日清食品が買い取り、日清の品揃えの一つとなる。香港の即席麺企業はシェアNo.2の永南食品(公仔麺、Dollブランド)も日清傘下になっていたので今や日清グループの独占状態となっており、独立系の企業は今や新順福(寿桃ブランド)だけになってしまった。

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No.6474 Amanhecer (Portugal) Noodles Camarão (=Shrimp)

No.6474 はポルトガルのRecheio Cash & Carry、Amanhecer Noodles Camarão。海老味である。ポルトガルでは即席麺が十分な市民権を得ておらず、世界ラーメン協会 (WINA)の統計資料を見ても国別総需要の上位55傑に出てこない(推定年間1000万食以下、日本は年間56億食、2018年)。

同国のスーパーを巡ると主に輸入品の即席麺をチラホラ見掛けるので、全く普及していない訳ではないが、売り場面積は小さい。そんな中で遂にポルトガル籍の即席麺に遭遇したのが今回の品。だが需要の少ない国で生産を行っているとは思えないので、他国に製造を委託したものであろう(生産国の記載は無かった)。

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No.6473 Nestlé (Ukraine) Maggi Noodles Beef

No.6473No.はウクライナのNestlé、Maggi Noodles Beef。ギリシャ及び西バルカン半島市場向けの製品である。裏面の説明書きはギリシャ語とボスニア語の併記であり解読するのが困難だ。ウクライナにはNestléの大きな工場があるらしく、Maggiの欧州各地域向け仕様の即席麺がここで集中生産されている。

しかしまあ全然飾りっ気のないパッケージだねえ。どうだ凄いだろう美味しいぞ!という訴えかけが皆無で調理例写真を見ても全然食欲を喚起しない。右上の背景にはアジア風の景色が描かれており、遠景の多重塔は日本っぽいけど手前の建物は中国っぽいな。まあ欧州人が考えるアジアなんて日本も中国も似たようなものか。

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No.6471 Mamy (Thailand) Chand Clear Soup

No.6471はタイのPresident Rice Products、Mamy Chand Clear Soup。”Chand”とは何ぞや?と思っていろいろ調べてみたけれど確かな答えは見つからなかった。タイ東部のチャンタブリー州(Chantaburi)の俗称かと思える情報があったけど、それが指すのが麺のことなのかスープのことか料理全体なのかも判断しかねたし。

製品としては米粉によるちょっと幅広(2~3mm)のノンフライ麺であり、タイではセンレックと呼ばれるもの。ベトナムのフォーとほぼ同じ形態。Mamyというブランドは初めて紹介するが、作っているのはMAMAで有名なPresident Rice Products。

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No.6469 Agro-Industrias (Panamá) La Parmigiana Sopa Instantánea sabor a Camarón

No.6469はパナマのAgro-Industrias Alimenticias de Veragues、La Parmigiana Sopa Instantánea sabor a Camarón。La Parmigianaはパスタやソース、オリーブ油などを扱う食料品のブランドで、Webサイトを見る限りでは即席麺に関する情報は無い。

パナマといえば北米と南米を結ぶ部分に位置し、また太平洋とカリブ海を運河でつなぐ交通の要所である。しかし国土は狭く人口も400万人程度の小さな国であり、即席麺があること自体が意外に思えた程だが、パッケージの裏面には小さく”Hecho en China”と書かれていた。

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No.6461 Flavour Factry (Greece) Oriental Express Noodles Barbeque Pork

No.6461はギリシャのFlavour Factry、Oriental Express Noodles Barbeque Pork。私はギリシャで購入した即席麺ならば過去に頂いたことがあるのだが、ギリシャ国籍(EANコードの冒頭が520)の即席麺は今回が初めて食べるものである。

ギリシャ語というのは英仏独伊語あたりとはまたちょっと違った視覚的テイストを持っていて、説明書きを読む、というより見ているとΔとかΘ、Π、ξなんて文字がゴロゴロ出てきて異次元空間の浮遊を楽しめる。今回の品は英文の記載もあるので作り方は迷わなくて済むのが幸い。

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No.6457 Lee Fah (Malaysia) Sarawak Laksa

No.6457はマレーシアのLee Fah、Sarawak Laksa。No.6434で同社のWhite Laksaを紹介している。今回の品はこれからWhiteを取っただけ?脱脂粉乳の乳臭さとココナッツミルクの香りが売りの製品だったけど、これが無くなるとすっぴんのラクサが顔を出してくるのだろうか。

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No.6438 Knorr (Hungary) Noodles Cheese & Herbs

No.6438はハンガリーのUnilever Magyarország、Knorr Noodles Cheese & Herbs。社名のMagyarorszáはハンガリー語で自国を表すハンガリーという意味。

過去に姉妹品のチキン味やトマト味を紹介しているが、丼から麺がウネウネと伸びてゆくような、あまり食欲を誘わないパッケージのイラストは全種類同じものを使いまわしていることに気が付いた。違うのはスープの色と薬味ぐらい。う~ん、手間暇を掛けていないというかヤル気が感じられないなあ。そもそもデザインに凝って競合に打ち勝つ、という発想が無いみたい。

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No.6434 Lee Fah (Malaysia) Sarawak White Laksa

No.6434はマレーシアのLee Fah Mee、Sarawak White Laksa。初めて食べるブランドの製品で、会社名には漢字表記が添えられており「利華麵」と書く。しかし作り方の説明は英語とマレー語、アラビア語であり中国語は含まれていない。これらより、華僑の作った会社がムスリム向けに作った即席麺、という構図が推測できる。当然HALAL認証品。

Sarawak(サラワク)はマレーシアのボルネオ島にある州であり、会社もここにある。創立は1955年で即席麺の製造は1980年頃の開始。あまり手広く営業をしていないのか、日本で見掛けたことはもちろん私が2012年にクアラルンプールへ行った時もこのブランドの製品を見た覚えは無い。

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