カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.6622 Knorr (Portugal) Asia Noodles Chili & Lemongrass

No.6622はポルトガルのUnilever、Knorr Asia Noodles Chili & Lemongrass。日本でクノールといえば味の素が持つブランドの一つで洋風のスープが主体。元々はドイツが発祥の食品ブランドだが親会社がいろいろ変わり、2000年にUnilever社(本社はオランダと英国)の傘下となる。日本でユニリーバといえばヘア&スキンケア・洗剤のイメージが強いけれど、欧州ではKnorrブランドによる巨大な即席麺生産企業でもある。

今回の品はポルトガルのUnilever Jerônimo Martins社が販売するので国籍も同国扱いとしたが、EU製品でよくあるように生産国は不明である。

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No.6621 永南食品 (Hong Kong) 公仔麵 重口味 赤湯牛肉味

No.6621は香港の永南食品、公仔麵 重口味 赤湯牛肉味。英文表記はWinner Food、Doll Instant Noodle Strong Flavour Red Soup Beef Flavour。「公仔(Doll)」ブランドの永南食品は日清食品グループの傘下にあり、香港の市場では永南が庶民的、日清が高級品を担当するイメージ。最近日清に吸収された「福」ブランドは永南よりもさらに庶民的なレンジを担う。

永南食品のWebサイトを見ると、重口味というのが独立したシリーズであるように思われるが、まだ今回の品だけしか製品が存在していない。昨今の袋麺としては珍しく単品販売のみで、五個パックは用意されていない様子。

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No.6618 Indomie (Egypt) Beef Flavour

No.6618はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Beef Flavour。昨年末よりエジプト製インドゥミーの試食を七回行ってきて(うちカップは二個)、八つ目の今回がラストとなる。今後はモロッコおよびトルコ製インドゥミーの試食を行う予定なのでインドゥミーの生産国による違いに興味がある方(そんな人いるのか?)は引き続き御期待ください。

エジプト製インドゥミーのまとめとして、インドネシア製および一般的な即席麺と比べて麺が水っぽいというかブヨブヨする傾向がある。これはカップ版に顕著で、オーバーに表現するならば豆腐の麺みたいだった。一方袋麺についてはゆで時間を短めにすれば気にならない程度。

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No.6617 Vifon (Vietnam) Phú Gia Miến Măng Giò Heo

No.6617はベトナムのVietnam Food Industries、Vifon Phú Gia Miến Măng Giò Heo。英文および中文表記はInstant Bean Thread Bamboo & Artificial Pork Flavor/猪腿竹筍粉絲。豚肉メンマ味の春雨麺。中文を見るとおおよその内容を想像できるね、漢字って素晴らしい。

同社は最近イメージチェンジを行い、会社のロゴや製品がスッキリしたデザインになったが、今回の品はイメチェン前のもの。日本とは違い海外の場合、ノンフライの春雨麺なら揚げ麺よりも賞味期限の設定が長めだろうから暫くは旧製品も流通しているだろう。

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No.6616 阿宽 (China) 火鸡面 甜辣鸡肉味干拌面

No.6616は中国の四川白家食品、阿宽 火鸡面 甜辣鸡肉味干拌面。英文表記はSichuan Baijia Food、Akuan Sweet & Spicy Instant Non-fried Dry Noodleとなる。チキンラーメンのような丼お湯入れ方式で湯戻しし、その後湯切りしてからソースと絡める汁なし麺。非油炸面品と書かれているがこれはノンフライ麺のこと。

黒地のパッケージに火を吹くニワトリの絵・・・う~んこれは韓国三養食品のプルダックポックンミョンに強くインスパイアされた製品のように見受けられる。激辛ブームはなにも日本だけのことではなく、今やアジア・世界中に拡散しているのだなあ。

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No.6613 Mamee Chef (Malaysia) Lontong Flavour

No.6613はマレーシアのMamee-Double Decker、Mamee Chef Lontong Flavour。ロントンとはマレーシア~インドネシア辺りのココナッツミルクを使ったスープのこと。ロントンについて調べてみると同じ地域で米を圧縮したちまきのような料理もあるようだが、相互に関連があるのかどうかは不明。

No.5913でMamee Chefのカップ版ロントン味を紹介している。このときの写真や動画を今回の品を見比べると、スープの小袋三包は色も形も中身も同一品のように見えた。但し必要とされるお湯の量はこの袋版の方が50ml多いので、同じスープなら味が薄くなってしまうかもしれない。

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No.6612 Nanning GuangXi Hantai Food (China) 康師傅 红烧牛肉面(輸出仕様)

No.6612は中国の南宁广西●●食品(●の部分は判らず)、康師傅 红烧牛肉面。輸出用パッケージであり、英文表記はNanning GuangXi Hantai Food、Kang Shi Fu Artificial Roasted Beef Flavour。

康師傅は世界最大の生産量を誇るブランドであり、殆どを中国で消費するためあまり海外では見掛けない。中国国内向けの康師傅ならば話は簡単だが、珍しい輸出仕様となると関わる会社が随分と複雑になる。今回の品に関しても製造は南宁广西Hantai食品が行い、Executive Producerは香港のHK Izgu Holding Group Ltd.・・・

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No.6610 鋒味 (Taiwan) 鋒味拌麵 三杯

No.6610は台湾の鋒味、鋒味拌麵 三杯。英文表記はChef Nic’s Noodles Three-Cup Sauce。パッケージの人物は香港のニコラス・ツェー(謝霆鋒)という俳優で、料理好きが嵩じて食品のプロデュースまでするようになったとのこと。ニコラスさんは厳しい表情をしているが、箸ですくっている麺が現実にはあり得ない図だったり、

随所にクマさんの絵が出てきてきたりで、なんだか可笑しい。

店頭ではいくつか味のバリエーションがあったのだが、「三杯」という名に惹かれてこれを選んだ。まさか、もしや台湾や香港にルーツがあるこの製品で日本の三杯酢がソースとして使われているんじゃないか?という興味があったからね。

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No.6609 Gunz (Austria) Asia Gold Huhn-Geschmack

No.6609はオーストリア(オーストリアじゃないよ)のGunz、Asia Gold Huhn-Geschmack。チキン味である。同社のカップ麺は当ブログで過去何度か取り上げている(No.6507など)。

▲今回の品を購入した店
看板の文字に味がある

ギリシャの果物屋で奥の棚に置かれていたものを発掘して購入。長いこと店晒しになっていたらしく袋の表面に埃が付着してザラザラ・ベタベタしていたので濡れタオルでゴシゴシ擦ったら、汚れが取れて綺麗になったのと一緒に賞味期限の印字まで消えてしまったよ。タオルで拭く前に記録しておくべきだった。もう一個味違い(近日紹介予定)があるのだが、こちらも同様に日付が読めなくなった。インキの耐摩耗性が低すぎるなあ。

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No.6608 Indomie (Egypt) Chicken Curry Flavour

No.6608はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Chicken Curry Flavour。エジプト版インドゥミーの紹介は今回で七回目、今まではスーパーで購入したものだが、今回の品は街のキオスクというか小さな小屋のような雑貨屋で買ったもの。

▲右にちょっとだけ見える店舗で買った

ここではスーパーのようにはクレジットカードが使えず、かといって手頃なエジプトの通貨も持っていなかったので米ドルでいいか?と聞いたら売ってくれた。でもインドゥミーの袋麺二個で1USDだったから一個当たり55円相当。スーパーで買ったヤツは一個20円以下だったから割高だったなあ。まあコレクションのためなら全然許容範囲なんだけど。

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