カテゴリー別アーカイブ: 10日本のカップ麺

No.6906 マルちゃん 今どきのにんにく豚骨醤油味焼そば

No.6906は東洋水産、マルちゃん 今どきのにんにく豚骨醤油味焼そば。同社の定番「昔ながらのソース焼そば」発売25周年記念として企画された製品で、これと今回の「今どきの」が対になっている。この2月に出た数量限定品で、現在はもう入手困難。

昔ながらの~はソースや青のりの香ばしさが漂う古風なカップ焼そばであり、私のようなジジイでも安心して食べられる製品だ。一方対になる「今どきの」はネーミングにジジイをブロックするフィルターの役割を与え、ターゲットを若年層に絞ったものだと理解する。私自身二十歳近辺の知合いは全然いないので、この製品を食べて今どきの若者を理解してやろうじゃないか(←ジジ臭いな)。

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No.6902 テーブルマーク ホームラン軒 信州みそ仕立て辛みそラーメン

No.6902はテーブルマーク、ホームラン軒 信州みそ仕立て辛みそラーメン。No.6882で姉妹品で緑色パッケージの(辛くない)みそラーメンを紹介している。どちらも長野県限定販売。

▲(ただの)信州みそ仕立てみそラーメン

緑色は今までに何度か食べたことがあるのだが、赤いパッケージの辛味噌は今回が初めてで何時から存在していたのかも判っていない。調べてみると2018年頃には存在していた痕跡が伺われるのだが、それ以上のことは判らなかった。極端に情報量が乏しいということは、生産数量もごく僅かなのだろう。私が関東圏の文具屋で今回の品を見掛けた際に、最近では殆ど無くなった「未知の即席麺との衝撃的な出会い」の喜びで胸がいっぱいになったよ。

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No.6901 サンヨー食品 創味シャンタン 四川花椒香る担々麺

No.6901はサンヨー食品、創味シャンタン 四川花椒香る担々麺。この一月に発売されたものだが既に終売扱いになっており、現在市中在庫が若干残る程度の模様。

前回味覇拉麺を紹介して今回は創味シャンタンなのだが、袋麺とカップ麺、棒状ノンフライ麺と油揚げ麺という違いがあり、今回の品は担々風味が付加されている。かように製品の根幹がまるで違う製品なので、売り場でどちらを買うか比較されたり競合関係にあるとは考え難い。中華風調味料とのタイアップ即席麺として双方出るべくして出たものだと考える。私は最近味の素Cook Do香味ペーストを使っているが、これも即席麺化されないかな?

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No.6899 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 函館塩ラーメン

No.6899はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 函館塩ラーメン。凄麺で函館の地名を冠する製品は前々からあり、既に何度か食べたことがあると勘違いしていたのだが、改めて凄麺試食リストを作って調べたところ未試食であることが判明。緊急試食を敢行することとした。もっとも昔は函館海鮮塩だったり函館旨塩だったりと多少の変遷はあった様子。

フタの右側にある『函』の字を人の顔に見立てたピンク色の印は函館市が制定したイメージアップ用のロゴマーク。その「使用に関する要綱」によると承認を受ければ無料で使うことができるらしく、なかなかの太っ腹!ただ昔あった日清麺ニッポンの函館塩ラーメンにも同じマークが付いてたな。

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No.6898 マルタイ 味よか隊とんこつラーメン熊本

No.6898はマルタイ、味よか隊とんこつラーメン熊本。姉妹品の鹿児島をNo.6878で紹介しており、他に博多と長崎(とんこつではなく醤油味)が存在する。

このシリーズはフタの注意書きが方言で書かれていいる。例えばベロの部分の「ここから開ける」は今回の熊本では「ここから開けなっせ」、鹿児島は「ここから開けやんせ」、博多は「ここからあけんね」、長崎は「ここからあけんね」。
同様に「この矢印まではがす」は熊「こん矢印まじはがしなっせ」、鹿「この矢印まではがしやんせ」、博「この矢印まではがしんしゃい」、長「こん矢印まではがさんね」となる。どうでもいいことではあるが、見ていてちょっと楽しい。

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No.6896 東洋水産 マルちゃん バリうま 宮崎風旨辛麺

No.6896は東洋水産、マルちゃん バリうま 宮崎風旨辛麺。東日本に強く専売品をたくさん持つ東洋水産の中では数少ない西日本向け製品。本来は九州限定品だが年末年始には関東圏のあちこちのスーパーで遭遇した。バリうまシリーズはウチでは2002年に初試食をしている。

宮崎風旨辛麺という名前や黒赤黄橙というどぎついパッケージの色使いからして、明星チャルメラの宮崎辛麺を強く意識した製品に見える。でもあちらは全国区で実績を重ねているのにこちらは九州限定品ということで、少し及び腰のように感じてしまうよ。まあチャルメラと比べて麺づくり・正麺・ごつ盛り・でかまるはそれぞれ少しづつターゲットが違いそうだからなあ。

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No.6893 エースコック うまさぎっしり新潟 新潟麻婆麺

No.6893はエースコック、うまさぎっしり新潟 新潟麻婆麺。新潟県限定商品で、姉妹品として三条カレーラーメン(No.5722で紹介)、妙高とん汁ラーメン(No.5856)がある。エースコックは新潟に工場があるわけでもないのだが新潟の米粉を麺に使った製品を出し続けており、十年ほど前には新麺組という袋めんもあった。以前はキャッチコピーにみんな「コシヒカリ」という品名が入っていたが、今回の品には見当たらない。

新潟県が行う食糧自給率向上のための「R10プロジェクト」に賛同する製品であり、また売り上げの一部が「新潟県トキ保護募金」に寄付されるとのこと。こう見えても意識高めで社会派の即席麺なのだ。

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No.6892 明星食品 スターセレクト 野菜たっぷりタンメン

No.6892は明星食品、スターセレクト 野菜たっぷりタンメン。スターセレクトは小売店チェーンのライフとヤオコーが共同で設立したプライベートブランド。No.6881で紹介したスターセレクト天ぷらそばは販売者が東洋水産であったが、今回紹介する品は明星食品(実際の製造は子会社である東日本明星食品)だ。

▲◎みなさまのお墨付き たっぷり野菜の塩タンメン
(画像は西友のサイトから拝借)

この製品を買おうと思ったのは、同じプライベートブランド品で西友の◎みなさまのお墨付きに「たっぷり野菜の塩タンメン」(製造は酒悦、東洋水産系)という製品があるので対決させようと目論んだため。しかし諸般の事情で今回は単独での試食とし、後日比較した試食記をアップする予定。

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No.6889 ヤマダイ おだしの逸品 あご入りおだしの贅沢なうどん

No.6889はヤマダイ、おだしの逸品 あご入りおだしの贅沢なうどん。ヤマダイなのにニュータッチを名乗らない、ライフ専売の製品である。パッケージデザインは華やかで、フタの材質も艶があり、まるで凄麺クラスかと思ったよ。でもよ~く見るとサイズがひと回り小さめで、麺もノンフライではなく揚げ麺だ。

▲ライフプレミアム贅沢なあご入りおだし
(画像はライフのWebサイトより拝借)

だし原料中に「ライフプレミアム贅沢なあご入りおだし」を80%使用しているとのこと。これがどういう味なのかは知らねども、8g✕25袋で税抜798円ということなので一袋当たり約32円、そこそこ上質な調味料であるようだ。そんな高貴なものを税込149円のカップ麺に使って大丈夫なのか!?と少々不安を感じたな。

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No.6888 マルタイ 縦型ちゃんぽん

No.6888はマルタイ、縦型ちゃんぽん。同社には1986年に登場したどんぶり型カップの長崎ちゃんぽん存在する。今回紹介する縦型ちゃんぽん(正式名称に「長崎」は含まれない)は以前から存在していたものの、最近フタのデザインをどんぶり型と同傾向のものにして再登場。デザインを揃えるということはファミリーであることの表現でもあるので、両者の味にどれほどの関連性があるのか探ってみたい。

▲今回の縦型カップとどんぶり型カップ

製品仕様として本製品は湯戻し4分に対しどんぶり型は5分、質量は65g対93g、添付品無しに対し粉末スープ・かやく・調味油付きと結構な格差がある。まあファミリーならば上下の差があってもおかしなことではない。

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