No.7905は福岡県の江崎製麺、福島ラーメン しょうゆ味。元々は福岡県の福島町(現在の八女市)にある福島製麺製粉所という会社が1960年に発売した製品で、東北の福島県とは無関係。これを江崎製麺が引き継いで現在に至るが、事業継承の時期は不明。私のコレクションには江崎製麺による1984年1月製造の袋が残っている。
▲昔の福島ラーメン(1984年1月製造、製造は江崎製麺)
現在に至るまで基本レイアウトは不変
誇らしげに上部を飾る「INSTANT COOK」が泣かせるねえ
「煮込み三分味自慢」はどこかで聞いた言葉だな
1984年のパッケージも今回の品も袋の上部に「Instant Cook」と記されており、これは日清食品チキンラーメンが世に出た際にも書かれていた言葉。即席麺黎明期の息吹が感じられるね。
その後2000年に食べて以来、今回は26年ぶりの試食となる。以前食べた記憶は殆どふっ飛んでしまったよ。
食べてみて、外観と同様に派手さは全然ないが、軽々しさがなくしっかりした存在感がある製品だと思った。同じ福岡発祥で棒状麺という構成を持つマルタイラーメンと比べて、麺もスープも骨太な印象を受けた。まあその反面繊細さに欠けて、人に例えるとやや不器用な性格のようにも感じる。
(良い意味でも悪い意味でもなく)昭和の中旬頃、という感覚の強い製品である。それは原材料や香辛料に何が入っているのかを大体推測できることによる「手の内感」とでも言えるようなものなのだ。これが昭和の終盤になると味香りが厚くなる反面、何がなんだか分からん添加物漬けになって煙に巻かれたような気分にさせられる製品が増えてくるのだが、今回の品にはそれがない。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | 袋ラーメン |
| EANコード | 4 970065 347463 |
| 会社名 | 江崎製麺 |
| 製品名 | 福島ラーメン しょうゆ味 |
| 謳い文句 | うまかラーメン九州味 二食分 スープ付 Instant Cook Fukushima Ramen |
| 調理方法 | ゆで3分 |
| 質量 | 内容量170g/麺140g |
| 熱量 | 315kcal (1,323kJ) |
| Na | 〜g(食塩相当量5.7g) |
| 付属品 | 液体スープ |
| ノンフライ麺 | ○ (棒状麺) |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 麺は幅2mm強の角断面で、輪郭はやや曖昧で、太さの割に存在感とか力強さが大きいです。歯応えはグニャっとした感じで、良く言えば重厚、悪く言うと鈍重な印象です。あと、良い意味で時間の経過に対し、鈍感な麺だなあと思いました。 |
| 汁・ソース | スープは豆の粉が混ざっているような、ゴモゴモした濁りがある淡い黄土色です。醤油濃度はかなり薄く、ごま油の香りが漂い、ラードっぽい力強さが出ています。ポーク主体の味ですが、鶏や鰹っぽい和風だしも感じられ、うま味は複雑です。軽い胡椒の刺激があり、弱々しい味ではなく、退屈さは感じません。 |
| 具・その他 | 素で食べるとやや単調なので、具や薬味を入れたいです。同じような形態を採るマルタイと比べ、骨太の印象を受けました。ガンガン自己主張をする製品ではありませんが、決して軽々しさはなく、存在感の高い製品です。 |
| 総合評価 | ★★☆2.5 |
| 試食日 | 2026/03/26 |
| 賞味期限 | 2026/08/31 |
| 入手方法 | 2026/01/30 有隣堂 |
| 税込購入価格 | 250 JPY /2s |




