No.7811は北海道の田中商店、酒蔵ラーメン みそ味。No.7801で姉妹品の醤油味を紹介している。製造は札幌麺匠。醤油味と同じくスープに国稀(増毛町にある酒蔵)の酒粕を使用している。
この製品、醤油味の時もそうだったが、作り方説明の文章と挿絵が合っていない。文章では「麺とは別の小さな鍋にスープと水約350ccを入れ、よくかき混ぜて火にかけます・・・」とあるが、挿絵は丼に液体スープと熱湯を注いでいるので鍋は不要。
醤油味では文章に従い作ったが、今回の味噌味では挿絵に倣うこととした。まあどちらの方法で作っても味に顕著な差が出るとは思えないし、後者ではスープを温めた鍋を洗う手間が省略できるな。
食べてみて、麺もスープも上質で、それに加えてそれぞれ主張がとても強い。だがその主張が衝突するような箇所もあり、相性という点では若干の難ありという印象を持った。
あともう一つ特筆することは、豆板醤の香りと刺激が結構強く出ているので札幌の味噌ラーメンという印象は弱く、むしろ中華風担々麺っぽさがある。これは食べる前に知っておいた方がいいだろう。
酒粕の香りは直接的ではなく、福神漬けのような匂いを伴ってやってくる(これは醤油味の時にはなかったこと)。食べはじめは少なからぬ違和感を持ったが、食べ進むうちに慣れてきた。
素性は良いけれども結構癖の強い製品である。食べた誰もが満足するものではないように思うが、ゆで時間やスープの濃さ・入れる具によって癖を消したり、むしろ尖らせたりすることができ、いくらでもコントロールことができるだろうと思う。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | 袋ラーメン |
| EANコード | 4 962741 370919 |
| 会社名 | 田中商店 |
| 製品名 | 酒蔵ラーメン みそ味 (製造は札幌麺匠) |
| 謳い文句 | 日本最北の酒蔵 国稀の酒粕使用 北海道・増毛 酒粕と相性の良い白みそをブレンドし、旨味とコクが充分に味わえる・・・ |
| 調理方法 | ゆで5分分離調理 |
| 質量 | 内容量147g/麺90g |
| 熱量 | 592kcal (2,486kJ) |
| Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量13.7g) |
| 付属品 | 液体スープ |
| ノンフライ麺 | ○ |
| 湯切り | 要 |
| 麺 | 麺は幅2.5mmの正方断面で、角は丸められています。表面に硬いバリアを纏ったような印象があり、滑らかな反面、これがスープとの親和性を妨げている印象があります。また食べ始めは結構こわばった印象がありますが、食べ終わる頃にはだいぶ穏やかになっています。どっしりした重量感があり、一本一本に生命が宿っているような、存在を強く主張をする麺です。 |
| 汁・ソース | スープは濁りのある濃い茶色で、橙色の油が浮いています。豆板醤の匂いが前面に出ているため、札幌風の味噌味ではなく、中華風の担々麺っぽさを感じます。ピリ辛程度の刺激やニンニクの香りがして、退屈しない味になっています。酒粕自体の匂いはあまり目立たず、むしろ酒粕ベースの奈良漬けっぽい匂いを感じます。幸いうま味が抑制的なので、いろいろな味や香りの要素が分かりやすいです。 |
| 具・その他 | 麺もスープも存在感が強いので、下手な具を入れても埋もれてしまい、質の良いものを入れたいです。麺の自己主張が強すぎると感じるため、ゆで時間を少し長めにする方がいいと思いました。 |
| 総合評価 | ★★★3 |
| 試食日 | 2025/10/30 |
| 賞味期限 | 2025/12/18 |
| 入手方法 | 2025/07/02 国稀酒造 |
| 税込購入価格 | 432 JPY |


