No.7986は東洋水産、マルちゃん 焼そばやきっぺ。1977年の発売当初から北海道限定の製品である。九年ぶりの試食で、ウチの基準ではもう一年間隔を空けるべきなのだが、来年は北海道へ行く予定がないため前倒しで試食する。
▲昭和の時代の焼そばやきっぺ(1983年製造)
ウチに1983年版のパッケージが残っていたが、43年前と比べても基本デザインは変わっていないね。調理例写真も手持ちの2003年版以降は同じものを使い続けているようだし。これは維持管理のコストを掛けていないことの表れだろう。
但しエネルギーとか食塩相当量等のデータは微妙に異なり、その時々の状況に合わせて微調整を行っているようだ。まあ原材料の調達先変更や規制対応があるから仕方がないか。
食べてみて、ジェントルマンの焼そばという印象を持った。即席焼そばはどちらかというと屋台の焼そばをイメージさせるような威勢がよく大雑把でジャンキーな雰囲気を装ったものが多い中、この製品は大声で怒鳴ることもなく、乱暴に麺をかき混ぜることもなく、家庭で丁寧かつ慎ましく作り上げたような印象がある。
麺は細めでダラ〜ンとした伸びとペタペタ引っ付くような感覚があり力強さに欠けまだらっこしく、ソースは液体らしくしっとりして緻密だが、結構甘くてスパイシーさに欠ける。焦げ臭い匂いの演出もない。なのでお祭りの屋台のような威勢のいい焼そばを期待すると、少々物足りなさを感じるかもしれない。
まあそんな人は違う製品を選べばいいわけで、カップ麺を含んだ即席焼そばの潮流から少し外れたところに、しっかり定番製品が置かれているということに、日本の即席麺の層の厚さを感じるのである。(但し北海道限定製品だけど)
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | 袋焼そば |
| EANコード | 4 901990 010238 (5p:012805) |
| 会社名 | 東洋水産 |
| 製品名 | マルちゃん 焼そばやきっぺ |
| 謳い文句 | 北海道限定 液体ソース付ふりかけ付 北海道工場からお届けします |
| 調理方法 | 水気がなくなるまで炒める |
| 質量 | 内容量114g/麺93g |
| 熱量 | 482kcal (2,024kJ) |
| たんぱく質 | 12.2g |
| 脂質 | 20.0g |
| 炭水化物 | 63.3g |
| Na | ~g(食塩相当量4.1g) |
| 付属品 | 液体ソース、ふりかけ(あおさ・紅生姜) |
| ノンフライ麺 | × |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 麺は幅2mm強の角断面で、ボリューム感は弱く、表面がベトつく感覚があります。また軸方向にダラーンと伸びやすく、麺同士がひっつき合う傾向があります。このへんの性格は、水の量を少なくすることで調整できると思います。基本的に力強さよりも繊細さが際立つ麺です。 |
| 汁・ソース | ソースは茶色く、液体らしいしっとりした舌触りです。甘めですが、ソースが焦げた匂いのような演出はなく、麺と同様にジャンキーさが少ない上品な印象です。液体ソースに油が含まれているので、ある程度の力強さは備えています。うま味は強く、食欲を刺激する匂いが漂います。ただあまり深みはありません。辛さも控えめです。 |
| 具・その他 | 味そのものは濃いので、野菜をたくさん入れたいです。ふりかけはあおさも紅生姜も効きが弱く、この倍ぐらいの量が欲しいです。屋台をイメージさせるような威勢の良さはなく、家庭料理か食堂の焼そばに近い印象を受けました。 |
| 総合評価 | ★★☆2.5 |
| 試食日 | |
| 賞味期限 | |
| 入手方法 | |
| 税込購入価格 |




